オリンパスOM-2のカタログには「価値の創造」と「人間工学」。
昔のことなので曖昧ですが、確かこのような言葉がカタログに書いてあったと思います。
OM-2で実現されている人間工学とは…
先ずは絞りとシャッターダイアルが左手で操作できる点にあると思います。当時の他メーカーではシャッターダイアルはフイルムの巻き上げレバーの近くで、それはカメラのファインダーを覗いた状態で右上にあり、操作時はシャッターボタンから指が離れます。OM-2ではシャッターボタンに指がかかったままでシャッターダイアルを操作できるのです。
また露出補正ダイアルを大きくしてその中にメータを入れる。小型化の工夫ですが、露出補正ダイアルが大きくなるので手袋をしていても簡単に操作ができる。この限られたスペースの中でどのように工夫するか、まさに人間工学を優先しての小型化です。
かっこいいなオリンパス。
撮影:Canon EOS10D EF100mmF2.8マクロ
<小さくても大きくする オリンパスの人間工学 OM-2の世界初ダイレクト測光>
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