小さくても大きくする

OM-2の惚れている点はいっぱいありますが、まずこれが凄いです。

鯉のぼりのように大きな口を開いているレンズとのマウント部分です。
カメラが小型なのでマウントの口の大きさが目立ちます。

まずこの部分が OM-SYSTEM の特徴の一つだと思います。

バクテリアから宇宙まで撮影ができると云うことはカメラ用のレンズだけに留まらず、顕微鏡や天体望遠鏡まで範囲が広がることを意味します。どんなレンズでも大丈夫にするにはマウントの口は大きくなくてはならない。小型軽量を目指すカメラにとっては辛いことです。しかし、大きくした。そして接触する面積も大きいです。ガチリとレンズがマウントできる。また材質も耐摩耗性を考え18.8ステンレス鋼です。それをカタログに謳った。

そんなカタログを読むと心が燃えますね。
お客さんが新たな価値を理解することができます。

#私のカタログ収集癖はここから始まった気がします(笑)

撮影：Canon EOS10D EF100mmF2.8マクロ

オリンパスOM-2　<-　小さくても大きくする　->　オリンパスの人間工学