2009年1月7日水曜日

オリンパスOM-2

私はカメラというと一番にフイルムカメラをイメージします。
だってメカありきで、時計に並ぶ精密機器だと思えるからです。

私がフイルムカメラの中で一番よく使っていたのはオリンパスOM-2です。

このカメラは思想が凄くて気に入ったカメラになります。
きっとカタログや雑誌などを通して設計に携わった米谷さんを好きになったのが影響大だと思えます。

レンズにも書いてありますが、 OM-SYSTEM と称して宇宙からバクテリアまで撮影できる小型カメラとして登場しました。顕微鏡や天体望遠鏡にも取り付けられるカメラです。

カメラのサイズも小さいですし、レンズも小型軽量で、持ち運びが楽なカメラとしても重宝されていたと思います。また、OM-2はダイレクト測光という新しい発想でフイルムに写りつつある光を元に露出を決めていました。これは長時間露光がオートでできたり、複数ストロボのバウンス撮影の自動化ができます。

それにしても当時は特別なレンズだけマルチコートだったので、ZUIKO50mmF1.4でも単層コートで時代を感じさせますね。シャッターはフォーカルプレーンの布引です。

撮影:Canon EOS10D EF100mmF2.8マクロ

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