2010年7月29日木曜日

OSS次世代図書館システムセミナーに参加して

昨夜は遅くまで呑んでいましたから、ブログを書きそびれてしまいました。さて、OSS次世代図書館システムセミナーはどうだったか、kechinekoの感想を書きます。

今回の会場である松江オープンソースラボはよく利用させていただくのですが、あんなに人が集まったのは初めての経験でした。用意されていた机とペアのイスでは足らず、予備のパイプイスも使っても足らず、立っている人も居られました。

そんな大勢の中でOSS次世代図書館システムセミナーが始まりました。

最初に島根県書店商業組合の今井理事長さんが挨拶をされ、慶應義塾大学 文学部 図書館情報学専攻の原田先生の話が始まりました。私なりに解釈した内容を三つあげると・・・。

  • お金をかけて従来と同じでは後退したと言える
  • 利用者が驚かないことが重要(いつも使っているGoogleなどと違うと驚く)
  • 発言を求めるために図書館システムenjuを開発して公開

原田先生の話が終わり、次は田辺さんからenjuの説明です。実際にえんじゅ図書館を表示して画面を操作しながら特徴を説明されました。そして私なりに解釈した内容を三つあげると・・・。

  • えんじゅ図書館はGoogleやAmazonみたいで私としては驚いた。
  • 従来の図書館システムと違って新しい技術が使われている。APIも公開。まさにWeb2.0。
  • enjuからイメージできる次世代図書館システムの可能性とその姿勢。
 そして、しずくラボの小野社長さんからの話です。最初に会社や自己紹介から始まってプレゼンの流れはOSS的でしたね。2009年9月に起業した22歳の若い社長さんです。さて私なりに解釈した思われる内容を三つあげると・・・。

  • しずくとは映画「耳をすませば」の主人公の名前から。図書の貸出カードから出会い
  • コンピュータ処理でも貸出履歴を使って未知の書籍との楽しい出会い(貸出履歴活用サービス)
  • 後から分かる公共図書は貸出履歴を持たない。でも諦めない。

#上記はあくまでも私が解釈して心に残った内容です。
#セミナーで話された目的や内容と違うかも知れません。

全般的に業界を引っ張っていく人たちって、こんな感じの人たちだろうと思いました。その姿勢を見ても勉強になるし、話される内容を伺っても勉強になりました。う?ん、実に熱い日でしたね。主催していただいた島根県書店商業組合の皆様に感謝です。

図書館システム
http://lens.typepad.jp/blog/2010/07/post-fb7f.html
OSS次世代図書館システムセミナー
http://lens.typepad.jp/blog/2010/07/post-160b.html
オープンソースの図書館システム koha
http://lens.typepad.jp/blog/2009/02/koha-2a97.html

2010年7月27日火曜日

図書館システム

明日は「OSS次世代図書館システムセミナー」が開催される。会場は島根県松江市内にある松江テルサ別館2階。松江駅の北口を出てすぐに左だ。ローソンの上と言っても良い。

セミナー講師である原田先生は、私に図書館システムはこうあるべしと教えてくれた偉い先生だ。そして今回セミナーの案内をいただいた今井書店さんにもお世話になっている。私としてはその他の要因もあって、かなり外せないセミナーになった。

実際に松江で原田先生とお会いできるのはとても嬉しいことだし、田辺さん、小野さんにもお会いできる機会でもある。何度も書いてしまうが本当に外せない。

さて、「OSS次世代図書館システムセミナー」の開催前に図書館システムについても少し書いておきたい。

図書館システムは読んでそのまま図書館にある蔵書を管理するシステムだ。それは蔵書検索から始まり、貸出と返却とその利用者管理、書籍の発注まで行う。一般的に図書館を利用する立場ではOPAC(オーパック)と言う蔵書検索システムが開放されており、図書館内でパソコンを使って書籍を検索したり、自宅からインターネットを使って検索できたりする。

昔は図書目録カードや貸出カードを使って管理していた部分が、コンピュータ画面に向かって行うことができる。ちなみに私が小学校の頃は図書館委員をしていたので、図書目録カードと貸出カードには思い出がある。思わず「遠い目」になってしまう。

う~ん、話はそれてしまうが週に何回ぐらいだったろう。小学校の小さな図書室で図書目録カードの整理をしたり、本を並び替えたり、貸出カードの整理をしてみたり、そして貸出返却処理もした。その時は本の管理は全てカードに手書きをして管理をしていた。コンピュータなんか存在していない。本に囲まれ、本と図書目録カードを照らし合わす。そこには棚番号もある。

本を整理していると面白そうな本に出会う。今度この本を借りて読もうとか、貸出カードを見ていると自分と同じ傾向の本を借りている人が気になったりした。だから図書室は私の好きな場所の一つになった。

しかし、今の時代はインターネット。インターネットを使って大変な事がすぐにできてしまう。本で言えば、そう、Amazonだ。

私のブログを読んでくれている人はAmazonを知らないことはないだろう。少し使ってみるとサービス満点。特に「この商品を買った人はこんな商品も買っています」と教えてくれる。この感覚は貸出カードで同じ人を見つけた感じに近い。それ以外にもかなり機能を持っているAmazon。ついつい本を購入してしまう。

先ずはこのAmazon的なサービスを図書館システムが持ち始めるとどうだろう。自宅から図書館の本を検索して、「この本を借りた人はこんな本も借りています」とか教えてくれるとどうだろう。今まで以上に図書館が近く感じないだろうか。

今までの図書館システムはここ何年も大きな変化はない。だからAmazonみたいな機能も持っていない。利用者からすると徐々に不満な点につながってくるのではないだろうか。

これからは電子書籍の時代が到来する。図書館が電子書籍に対してどう対応するのか。これも考えていかないといけない。あとDVDなどのマルチメディアも一元で管理できるとよい。そろそろ、次世代の図書館システムが求められる時代がやってきたと言えよう。

いま開発するのならばOSSも面白い。OSSとは開発したプログラムを無償で公開すること。もちろん、無償で使える。

今までのソフトは開発を委託して、または開発されたソフトを買った。これは中身が公開されていないから、ちょっとした手直しなどはできない。できたとしても開発したところにお金を払わないといけない。

インターネットが普及して、パソコンが家電商品と同じ扱いになると、ソフトは特別なモノではなく、分かる人が少し手直しをして使えた方が良い。それに答えることができるのがOSSだ。OSSはオープンソースソフトウェアという。

インターネットを使って、プログラムが分かる人が機能を追加や修正をする。そのためには無償で公開されてないといけない。最初作る人は大変だが、できて評価が上がると、地球レベルで機能追加や変更がなされる。無限の可能性を感じさせる。

さて、「OSS次世代図書館システムセミナー」。このタイトルは私の希望を多く答えてくれそうな予感をさせる。私もこれから聞く立場なので、どこまでがどうだとか、これはこうだとかを言える立場ではないが、公立図書館を箱物の立場からではなく、ソフト面から機能アップしてくれそうだ。

コミュニティのProject Next-Lとオープンソース統合図書館システムEnju。私の期待はとても大である。

OSS次世代図書館システムセミナー
http://lens.typepad.jp/blog/2010/07/post-160b.html

オープンソースの図書館システム koha
http://lens.typepad.jp/blog/2009/02/koha-2a97.html

撮影:LUMIX DMC-FX01

2010年7月26日月曜日

日野川の鷺たち

先日は鳥取県米子市を流れる日野川へ行きました。当然、野鳥の写真も撮影しましたのでご紹介。

遡上する魚を狙って鷺たちが集まります。でも去年よりは数が少ない感じがします。

足が黄色いのでコサギです。人が来ると鷺たちは飛んで逃げますが、小さなコサギは早めに戻ってきます。

綺麗な囀りが聞こえてきました。ホオジロです。

私の足下にも赤とんぼが飛んできました。どうやら私を観察しているようですね。

撮影:Canon EOS50D EF300mm F2.8L USM,EXTENDER EF2X

2010年7月25日日曜日

本日の日野川

今日も暑い日でした。本日も鳥取県米子市の日野川に行ってみました。

日野川の関です。近くには王子製紙があります。

こちらは関の上流側になります。今年のこの関は野鳥の姿が減った感じがします。

撮影:Canon EOS50D TAMRON SP 17-35mm F2.8-F4

2010年7月23日金曜日

高齢化社会

先日は町内の回覧板に「この地区は3人に1人は高齢者です。地域で一番です」とか書いてあった。

だからかどうかは分からないが、私の住んでいる町内ではお亡くなりになる人が多い。だいたい月におひとりは亡くなられるのだが、気温が上がった今月は5人もお亡くなりになられた。今月は毎週葬式がある。

それに比べて「赤ちゃんが生まれました」は聞かない。若い人は仕事などを求めて町内に定着しない。いや、できないと言うべきか。だからだと思うが、目に見えて人が減っている。空き家も増える。

このまま10年、20年と経つとどうなるだろう。

あまり考えたくはないが、空き家がもっと増えると思う。また、相続人がいないところは行政が不動産を引き取って売却する。実際、正面の家は行政がもらって売却した。いまは駐車場になっている。

私は野鳥が好きで、時々は野鳥に関する本を図書館から借りて読む。その本の中には絶滅危惧種について述べている本もある。それには環境が変わって食べるものが現象したり、天敵となる生物が増えると絶滅の恐れがあると書いてある。

朱鷺などもそうだろう。環境変化に弱い雁も実は貴重な野鳥だ。

人間も同じで、食べるもの(仕事)が減少すると人口が減少していると思える。だから、それは自然の摂理かと思ったりする。そして、その過程で高齢化社会があると思う。これは地域だけの話ではないが、一足早く住んでいる町内が地域で一番だ。

さて、どうすればこの絶滅危惧種の状態から脱出できるのだろう。

食べ物が豊富なところに渡り鳥は集まる。人間も同じく鉱山などが栄えた時期はそこに人が集まったものだ。そして自然とその地域に子供が増える。野鳥と比較して良いのか迷うところだが、やはり私は食べ物(仕事)が一番だと思う。

だから、もし政治の課題に優先順位が付けることが可能であれば、「仕事を増やすこと」を一番にしたい。それは税金がそのまま給与になる仕組みではなく、田んぼに農薬を控えるように環境と価値観を変えていく思想や努力だと思う。

きっと大量消費時代のアプローチではなく、もっと自然に歩み寄る感じで、それは大量消費を前提とした「エコ」という言葉ではなく、生きものを大切にする心からのアプローチがいい。そこには大量消費を求めない。だから、いまの価値観である所得は下がるかも知れない。でも使うお金が減るとバランスはとれる。それを前提とした価値観だ。

既にある借金(国債)を返すためには増税が必要だと言われているが、私の考えでは消費を減らすことがメインとなる。だから消費税を増やしても意味がない。そればかりか、今までの増税をする発想だと大量消費の考えから脱却できないのではないだろうか。いつまでたってもイタチごっこだと思える気がする。

高齢化社会を受け、その中で何ができるのかを考える時代が既に来ていると思う。ある意味、日本人も絶滅危惧種と言えよう。だから他国を手本にするのではなく、手本になるような自らの考え方を作る作業が必要だと考える。それは数値化したデータを元に論理展開された内容だと思える。そして、それをゆっくりと実践していく。そんな社会はダメだろうか。

撮影:Canon EOS50D EF300mm F2.8L USM,EXTENDER EF2X

2010年7月22日木曜日

変わらないこと

変わらないこと。少しこの言葉について考えてみました。

とは言っても何をテーマに「変わらないこと」が先になりますが、生活や仕事をテーマに考えてみたいと思います。

私は初めて就職をした頃、それまでのバイト経験から「日々成長する」を意識していました。だから就職して仕事に慣れてくると「これではダメだ」と思うようになりました。そう、絶えず新しい技術をキャッチして使ってみるためには時間が足らない。そんな生活に焦るようになりました。

ある日、人から「晩酌しているの?」と聞かれたときは「呑んでいる時間はもったいないので晩酌はしていません」と答えていた時期があります。いま考えると凄い話をしていました。

昔、アルバイトをしていた時のように絶えず技術力を高めていきたい。そのためには時間がいくらあっても良い。しかし、一番多くの時間を費やす仕事では新しい技術は求められません。

その時は「変わらないこと」が嫌でした。それは向上心だったと思いますが、いま思い返すと「変わらないこと」が嫌いではなく、「変わらないこと」が好きだったと思います。そう、私も含めて多くの人は「変わること」よりも「変わらないこと」が好きなんだと。

技術力を高めて「変わっていく」ではなく、技術力を高める努力が「変わらないこと」だと思えるようになったからです。

でも技術力を高める努力は好きで始まった訳ではなく、アルバイト先の社長や専務が求めたから。そしてアルバイトを始めるきっかけは友達が作ってくれた。変化が起きる時は必ず人が干渉して、その結果として変化を受け入れているのではないかと。

そう考えると本人の意志で「変わっていく」訳ではなく、「変えられていく」が正しい。そして本人は新しい環境でも「変わらないこと」を望んで生活を営む。
「変わらないこと」への意志が強くて人との出会いが多い人は、周りの人から見ると「大きく変わっていく」感じを受けたりするのかなと。

#実は保守的な人ほど革新的な人に見えたりする。

さて、そう考えると「変化が欲しい」と思っている人は人との出会いが少ないかも知れないですね。あと出会いがあっても同じ思考の人たちばかりで、似たような思考から抜け出ることがない。でも、そこには「変わらないこと」があるのだから、居心地は良いハズだけれど、「変わらないこと」への努力がないので物足りなさがあるのでしょう。人は努力をしたいのですね。きっと。

撮影:docomo SO905iCS

2010年7月21日水曜日

アオサギも暑い

このところ暑い日が続いていますね。やはり野鳥たちも暑いみたいで、どのように暑さを凌ぐか頑張っています。先日の写真からご紹介。

田んぼの中に案山子?
よく見るとアオサギです。でも姿が変です。

斜め後方から見るとこんな格好。
なるほど、あまりにも暑いので翼を広げて凌いでいる感じです。

撮影:Canon EOS50D EF300mm F2.8L USM,EXTENDER EF2X

2010年7月19日月曜日

ダイサギのビックリ!

偶に私が撮影しているのを気がつかない時があります。今回はそんな時の写真を紹介します。

このダイサギは田にいる虫を探しているのか、一生懸命に下を見ながら徐々にこちらに向かっています。

ふと、私に気がつきました。ビックリするダイサギ。首を伸ばして羽が鳥肌?

ダイサギは状況が理解出来たみたいで、もっとビックリ。さて、どうなるでしょう。(ダイサギと私)

撮影:Canon EOS50D EF300mm F2.8L USM,EXTENDER EF2X

今週の安来の鷺

土曜日は島根県安来市にも行きました。山陰道ですぐに到着です。

田んぼは風の道を教えてくれます。

ここはフォトコンテストで一席をもらった時の学生たちが自転車で走っていた道です。あの時は雪が降っていましたから雪の白から稲の緑へと景色が変わっています。

そんな田んぼには白鷺たちが「ひょ」と頭を出したり引っ込めたりと、なんか面白いです。

撮影:Canon EOS 50D TAMRON SP 17-35mm F2.8-F4,EF300mm F2.8L USM,EXTENDER EF2X

2010年7月18日日曜日

日野川の鷺

本日は日野川に行きました。当然、野鳥も撮影しています。そこで少し紹介。

激流のところにダイサギ。魚を狙っているのでしょうが、よく流されないで立っています。足が吸盤のようになっているのでしょうか。はは、それは無いでしょうけれど、きっと爪で引っ掛けているのでしょうね(笑)

橋から見下ろすように同じダイサギを撮影。私が気になるようです。

飛び立ちました。

激流の上を飛行して、私から離れていきます。食事を邪魔してしまいました(汗)

撮影:Canon EOS 50D EF300mm F2.8L USM,EXTENDER EF2X

本日の日野川

去年はよく撮影していた鳥取県米子市に流れる日野川。本日、久しぶりに撮影をしました。

右に見える山は大山です。関はまん中がオープンになって水を流していました。だから川の中央部は流れが速いです。

一枚目と同じ場所で下流側を撮影しました。

ここには東西をつなぐ橋があります。その橋の中央から上流側(南)を撮影しました。見えている橋は山陰道です。雲の形が色々ですね。

同じ場所から下流側。王子製紙の工場が右上に写っています。

撮影:Canon EOS50D TAMRON SP 17-35mm F2.8-F4

2010年7月16日金曜日

OSS次世代図書館システムセミナー

以前、kohaというオープンソースの図書館システムを評価する機会がありました。とブログに書きましたが、その時にお世話になった慶應義塾大学の原田先生がセミナーの講師で島根県松江市に来られます。ので、今回はそのセミナーについてご案内をさせていただきます。

「OSS次世代図書館システムセミナー」のご案内
~ 電子図書館の時代にむけ,次世代図書館システムに求められるもの ~

・ Library2.0 : 利用者指向の図書館サービスを実現するために何をすべきか
・ 来るべき電子図書館の時代に図書館システムはどのようが役割を期待されているのか
・ 次世代図書館システムが持つべき要件とProject Next-L の活動
・ オープンソース統合図書館システムEnju では何ができるのか
・ 利用者指向の図書館システムと読書支援システム Shizuku について

日 程    平成22年7月27日(火)PM 2:00~5:00
会 場    松江オープンソースラボ (松江テルサ別館2F/JR 松江駅前)

講 師    原田 隆史(慶應義塾大学 文学部 図書館情報学専攻 准教授 / Project Next-L 発起人)
         田辺 浩介(慶應義塾大学非常勤講師 / Project Next-L プロトタイプEnju 開発者)
         小野 永貴((株)しずくラボ代表取締役 / 筑波大学大学院)

対 象    組合員書店,公共図書館・学校図書館・大学図書館関係者,教育委員会,産業振興課,システム開発者,図書館ボランティア など幅広い方の参加を期待しています。

参加費 無料(終了後に懇親会2千円程度で計画中)

主 催 島根県書店商業組合 後 援 島根県教育委員会 松江市教育委員会

2010年7月15日木曜日

やはりMacでもATOK

私は初代一太郎からATOKを使っていた。しかし、主に使うコンピュータをMacBookProに変えてからATOKを使うことを止めた。日本語変換は頑張ってMac OS Xのことえりを使った。でも、ことえりでは満足できなかった。

そこでATOK 2009 for Macの評価版をダウンロードして使ってみることにした。
や、やはり使いやすい。この操作性と期待通りの日本語変換。Macでも健在だ。もう、私はATOKから離れることはできないと再認識をした。

そして2010年07月16日には新しいATOK 2010 for Macが発売だ。私にとってはMacで初の有料ソフト購入になりそうだ。たぶんダウンロード版の購入となるだろう。

そう考えているとATOK 2009 for Macの評価版が自動的にアップグレードをした。ATOK 2010 for Macの評価版になったのだ。どうやら正式な製品よりも先にATOK 2010 for Mac評価版の配布が始まったらしい。

これから、新たに1ヶ月間は評価版を使うことができるのかが分からないが、たぶんそうだろう。ならば評価期限いっぱいまで使ってみようか。その後に購入を検討してみよう。
う~ん、それにしても少し使ったぐらいでは、私にはATOK 2009とATOK 2010の違いは分からない。それだけ、昔からATOKの完成度が高いと言える。素晴らしい日本語変換ソフトだ。

2010年7月14日水曜日

2TBのハードディスク

半年前は2TBのハードディスクは15,000円ぐらいだった。最近は9,000円前後に値が落ちてきた。

野鳥などのデジタル写真はハードディスクに保存している。それもRAWと呼ばれるファイル形式で保存している。このRAWは撮影した情報をそのままファイルにしているのでファイルサイズが大きい。それに比べJPEG形式のファイルだと圧縮されてファイルサイズは小さい。

私がJPEG形式で保存をしないのは、JPEG形式だと画質が劣化していることと非可逆性圧縮方式だからだ。そして一番の理由はRAW形式だと画質調整のできる範囲が広い。カメラの受光素子に写った情報をそのままファイル保存する。だから少し暗めに写ったり、色が変であっても、かなり調整ができたりする。

メインで使っているカメラ Canon EOS 50D のRAW形式のファイルサイズは一枚20MBぐらい。

去年は連写で野鳥の写真をよく撮った。だから、どんどんハードディスクの容量が減ってくる。そろそろバックアップのことも含めてハードディスクを購入した方が良さそうだ。と思って半年が経った。

そこで冒頭に書いた2TBのハードディスクを購入することにした。モノはWESTERN DIGITAL WD20EARSだ。ただ、Big Sectorと言われる4KBセクタのため、古いOSでは使えない。主にWindows 7やWindows Vista向けとして販売している。Windows XPはユーティリティソフトを使って対応できるそうだ。

さて、実のところ写真編集用として使っているパソコンはWindows XPだ。Mac版の写真編集ソフトは持っていない。だから、WESTERN DIGITAL WD20EARSの購入にあたり、少し躊躇したが値段が安いので購入することにした。

ハードディスクが届くまで、Windows XPで使うユーティリティソフトについてネットで調べてみた。

分かってきたことはWindows XPで使うためにはWD Align UtilityというソフトをWESTERN DIGITAL社のサイトからダウンロードして使うか、ジャンパピンをショートして使う必要があるらしい。しかし、具体的な作業手順については情報が分かれており判断ができない。

そこで一番確かなWESTERN DIGITAL社のサイト情報を頼りに考えてみることにする。
英文なので読み間違えを起こしそうだ。

私なりの作業手順の解釈。
1.WESTERN DIGITAL WD20EARSをパソコンに組み込む。
2.Windows XPで1拡張パーティション、1論理区画でフォーマット(約6時間)
3.WD Align Utilityでパーティションを最適化する(約19秒)
以上。

ポイントはフォーマットしてからWD Align Utilityを使う点。今までの経験ではWD Align Utilityを使ってからフォーマットしたくなるが、私の解釈ではフォーマットの内容を変更(最適化)するソフトなのでフォーマットしてから使う。この点が重要だ。

これをWD Align Utilityを使ってからフォーマットすると初期化されてしまって、WD Align Utilityを使っていないことと同じ状態になる。

実際、上記の手順を行いアクセススピードをテストした結果は下記の通り。
(WD20EARSのアクセススピードは早い)

なお、1.5TBのデータをコピーしてからテストすると結果は下記の通り。
(空き容量が少なくなるとスピードは遅くなる)

1プラッタあたり667GB。かなり高密度。そのため2TBの容量でも3枚のプラッタで済んでいる。他のメーカーは500MBなので4枚のプラッターになる。あと、このドライブの回転スピードは公開されていない。5,000回転ぐらいという噂があるが、プラッターの密度が高いのでアクセススピードには遜色がない。その分、発熱量と消費電力が低くなる。エコの時代にあったハードディスクだ。

撮影:docomo SO905iCS

CD-R寿命

コンピュータの再インストールのために、バックアッププログラムの入ったCD-Rをコンピュータに入れた。どうしたことだろう、CD-Rを認識しない。

それでCD-Rを取り出して見てみると読み取り面(光を反射する面)に黒いシミがある。表面ではなく内部が黒い。どうやらレーベル面が経年変化をしてCD-Rの読み込み面に影響を与えてしまっている感じだ。外周と内周の部分がギザギザに黒くなって、中面も黒いシミができている。なるほど、これでCD-Rを認識できない訳だ。

CD-Rの寿命は短いと聞いていたが、このCD-Rは10年ぐらい前に購入して書き込んだ。MacBook Proを購入した時は使えていたが、この数ヶ月のうちに急に読めなくなった。いや、症状としては徐々に進んでいたのだろうけれど、読めない限界点に達したのだろう。

このCD-Rは大切な内容をバックアップしていた。さすがに困ったが、CD-Rのバックアップを作成していたことを思い出した。探すこと少々。CD-RのバックアップCD-Rを見つけた。ドキドキしながらコンピュータに入れると認識した。ホットする。

CD-Rが販売され始めた頃は永遠のバックアップメディアの印象があった。とりあえずCD-Rにバックアップすれば安心だった。しかし、数年経って「実は寿命が短い」ことを知らされる。

そして目の前には10年で読めなくなったCD-R。

永遠とは言わなくても100年ぐらい先に残すためのメディアはいったい何を使えば良いのだろう。今は容量比較するとハードディスクが安い。だから大容量のハードディスクに重要なプログラムやデータを保存するのが手軽だけれど、ハードディスクは精密機器だ。何らかの要因で動かなくなってしまうと読み出す事ができなくなる。

やはり、定期的に新しいメディアに移していくしかないのだろうか。CD-RもDVD-RもハードディスクもUSBメモリも。あ、私はBlu-rayは持っていない。

そう言えばビデオテープも寿命がある。経年変化でテープが伸びる、カビが生える、それより先に再生する装置が壊れてしまう。このためDVD-Rへコピーした人は多いだろう。でも、それだけでは危ない。重要な内容のモノは定期的にコピーを繰り返した方が良い。

コピーの手間を考えると、バックアップはその本人しかできないだろう。国宝級になると別だが、他人は価値を見いだせない。持っているモノはその世代で消えていく運命なのかと感じてしまう。ひょっとするともっと短くて、野鳥の巣と同じかも知れない。

撮影:docomo SO905iCS

2010年7月12日月曜日

田んぼのアオサギ

先日は白鷺だけではなくアオサギも撮影していたので掲載します。それにしても今夜は大雨です。この雨量だと災害が心配です。

田んぼのアオサギです。

こちらはアオサギと自由に飛んでいるカルガモです。そして背後にはトンボも飛んでいます。

アオサギは大抵単独でいますから兄弟か姉妹と思われます。

田んぼの中のアオサギ。実は民家が近いです。サギたちは人の生活と共存していると言えますね。昔は農薬の影響で数が減少した時があったそうですが、その時は人にも害があったのではないかと思ったりします。

今年は去年よりもサギが多く感じます。これは農家の方の努力があってのことだと思います。ありがたいですね。

撮影:Canon EOS50D EF300mm F2.8L USM,EXTENDER EF2X

白鷺の羽

選挙速報を見ながらブログを書いています。けち猫(kechineko)のブログは引き続き、先日の島根県安来市の田んぼでの写真です。

私がサギに近づくと飛んで離れます。その時の写真。これは着地の瞬間ですね。

同じ場所でジッとしているとサギは戻ってきます。ここから撮影の本番になります。

もっと同じ場所にいると喧嘩も撮影することができます。あまり私の存在を意識していません(笑)

撮影:Canon EOS50D EF300mm F2.8L USM,EXTENDER EF2X

白鷺の隠れんぼ

先日、「アマサギが一列」とブログを書きました。その時に撮影した、他の写真もご紹介します。

この田の中に白鷺がいます。少し白い頭が見えました。

時々頭を上げて周囲を確認します。あ、右側はアマサギですね。左側はチュウサギでしょうか。

撮影していると、今度は三羽頭を上げました。

少し離れた場所では六羽のサギが頭を上げて周囲を警戒しています。どうやら近くにダンプが来たみたいです。アマサギとチュウサギですかねぇ。

撮影:Canon EOS50D EF300mm F2.8L USM,EXTENDER EF2X

2010年7月11日日曜日

アマサギが一列

先日は通勤路の畦道にアマサギが一列に並んでいるのを目撃しました。その写真を撮影したくて本日撮影に出ましたが、出かけたのは午後から。そこにはサギの姿はなかったです。

でも、ひょっとして島根県安来市ではどうだろうかと思って行ってみることにしました。松江から安来まで無料になった山陰道で移動です。

いました。サギが畦道に同じような感じで並んでいます。

正面から撮影がしたかったけれど、田には入れませんから横からの撮影になりました。アマサギがいっぱい並んでいます。う~ん、いい感じです。

撮影:Canon EOS50D TAMRON SP 17-35mm F2.8-F4,EF300mm F2.8L USM,EXTENDER EF2X

2010年7月9日金曜日

裁断機とスキャナ

話題として出てくることが増えてきた裁断機とスキャナ。私は初めて聞いたときは「何だ?」と思ったが、もう少しで「誰もが聞いたことはある」みたいな感じになりそう。

話はこうだ。

所有している本を電子書籍にしてコンピュータやiPadなどの端末で好きなときに読みたい。また、家にある全ての本を電子書籍しても、そんなに大きな容量にならないので、ノートパソコンやUSBに全て保存して持ち歩ける。そして電子書籍にした本は売ることで新しい本を置くスペースができる。

#う~む、一理ある。私も所有している本を電子書籍にしたくなる。

それじゃ、次にどうやって電子書籍にするかがテーマとなる。

紙の印刷物を電子化する機器はスキャナだ。スキャナは一枚ずつ読む。でも本は一ページずつ開かないとスキャナできない。何百ページもある本だとスキャナするのに大変な時間がかかってしまう。それが何冊もあると不可能だと言っても良い。

そこで裁断機の登場。

そう、裁断機でバッサリと背表紙のところを裁断してしまうのだ。そうすると本は一枚一枚の紙になる。あとはスキャナにセットしてボタンを押すだけ。あとはスキャナとコンピュータがやってくれる。

スキャナは印刷内容を一枚一枚読み込む。そしてパソコンは活字をテキストに変換。そしてpdfファイルにして保存する。一つ一つは既存の技術だが、この流れで紙の本が電子書籍となる。しかもテキストに変換されているからパソコンを使って単語検索することも可能だ。仮にテキスト変換が難しい本(特に漫画など)はイメージとしてpdfファイルにする。

pdfファイルになれば、コンピュータに保存して閲覧するのも良いし、iPadやiPhoneのiBooksへコピーして閲覧するのも良いだろう。あとは好きなようになる。

ただ、本を好きでたまらない人には本を裁断するなんて考えられないだろうけれど、利便性が増すので、そこを天秤にかけて「裁断」に気持ちが傾けばやってみたくなるだろう。まあ、全ての本は無理でも、この本ぐらいならばはありかも知れない。

分厚い本を裁断するので安い裁断機は使えない。3万円ぐらいする裁断機を買い求めないとダメだそうだ。スキャナもドキュメントシートフィーダの付いているモノが必要。予算は計5万円以上になりそう。

この裁断してスキャンして電子書籍にすることを自炊と言っているそうだが、あなたはこの自炊行為をどう思いますか。してみたくなった?それとも本が可哀想でできない?

いろいろと意見が分かれそうな気がしますね。

通勤路にアマサギがいっぱい

今朝の通勤路にアマサギがいっぱいいた。残念ながら写真を撮る暇と機材はなかったので証拠となる写真はない。

田んぼのあぜ道に、一直線上に10羽以上。食事の後か、くつろいだ感じで立っていた。

私は車を運転しながら、チラチラと見たが、それは満員電車でつり革で立っている人たちをホームで見るような絵だった。う?ん、あんなシーンは今まで見たことがない。島根県松江市のあの場所(ラムサール条約湿地)は渡り鳥の通り道でもある。だから「えっ」と思えるシーンはあるけれど、今朝のシーンはとても貴重な事だったと思える。

今朝も今日が休みの日ならばと思いながら出社をすることになった。

2010年7月8日木曜日

電子書籍の出版

iPadの登場で電子書籍が活気づいてきた。そこで気になる流れを自分勝手に妄想してみる。

仮に電子書籍の市場が広がるとどうなるだろう。紙の書籍は特別な存在となり、コンビニで扱っているような雑誌は電子書籍で十分な存在となる。欲しいときにダウンロードして好きなときに読む。

それは既にダウンロードして音楽を聞いているシーンと同じと思う。特にお気に入りの音楽はCDで購入するけれど、そうでない音楽はダウンロードでOKな感じだ。これと書籍が同じ感じになるのではないだろうか。

そして、本を書いてみたいと思う人は少なくはないと考える。

今までは本を書いてみたくても印刷や物流にかかるコストを考えると、気軽に本を執筆して世の中に送り出すことはできなかった。電子書籍ではその部分にコストがかからない。ならば、本を書きたい人は書いて出してみることができる。また、コストがかからない分だけ趣味の範疇であれば無料や格安で出すことができそうだ。

こうなると、出版会社の役割はどうなるだろう。

きっと、注目度の高い作家となる人をグッとつかまえて、多くの電子書籍をネット上に提供することで価値を見出すのに違いない。広告が取れればGoogleやAppleみたいに格安や無料で提供する電子書籍も出てくるかも知れない。

そんな世界を妄想する訳だが、当然それに答えるサイトのサービスが必要になる。

世の中にはそんなサイトが既にいくつか存在している訳だが、実は最近気になったサイトがある。それはブクログのパブーだ。これは私の妄想にちゃんと答えてくれている(笑)

ブクログのパブー
http://p.booklog.jp/

このようなサイトがこれから増えてくるかも知れない。そしてこの考え方は他の市場でも活用できそうな気がする。電子書籍により、書籍の市場が多面化して広がっていく気配を感じる。

2010年7月7日水曜日

新型日産マーチが3気筒エンジン

今月発売されるフルモデルチェンジの日産マーチ。なんと3気筒エンジンを積んだモデルがあるそうだ。狙いは低燃費。1200ccエンジンでリッター26Kmぐらいになるとか。

エンジンは多気筒ほど静かで低振動だ。それは一回あたりの爆発力が小さくなるのと、回転する時の回転バランス。だから軽自動車も2気筒から3気筒、そして4気筒に変わった時代があった。

しかし、時代はエコ。多気筒化すると部品点数も増えてエンジンは重くなる。ましてピストンが動くための抵抗がある。フリクションロスという。だから、軽自動車は4気筒から3気筒へ戻り始めている。エンジンの振動や騒音よりも燃費なのだ。

そしてエンジンの電子制御の進化によりアイドルストップもできるようになった。その他の多くのエコ技術を採用した新型マーチはリッター26Km。いつの間にか軽自動車よりも燃費が良くなっている。

#そろそろ軽自動車にもアイドルストップが必要かも知れない。

こうなると軽自動車の枠とは何かと考えてしまいそう。これからは車体の大きさや重量、排気量で税金のクラスを決めるのではなく、燃費で税金のクラスを決めると良さそうな感じがしてきた。エコに対して購入時の補助金よりも効果を出せそうな気がする。

エンジンやハンドリングで評価していた車の価値観が、燃費や電子制御への価値へと変わるのは寂しいが、人や物を運ぶというテーマに対しては正しいと思う。まあ、将来は電気モータで見えないレールの上を自動で走るのが究極のモバイルカーとなるのだろう。きっと、そこへ向かってテクノロジーは向かっていると思える。

ドコモSIMロック解除

国のガイドラインに従ってドコモは来年4月から出荷する携帯端末について、SIMロックを解除できるようにするらしい。これは事件です。あ、でも国のガイドラインに従う話なので事件にはなりませんねぇ(笑)

今までドコモやauやソフトバンクなどのキャリアは通信回線と携帯端末とサービスを合わせて提供していました。しかし、SIMロック解除によって携帯端末がキャリアから切り離されます。

もし、全てのキャリアがSIMロックを解除して共通のSIMで通話やデータ通信などができると、例えばドコモSIMを持っている人はiPhoneにドコモのSIMを差すとドコモの契約で通話や通信ができるようになります。

携帯端末によってはiモード(iモードメール含め)などのサービスが利用できない場合も考えられますが、iPhoneをバリバリ使っている人にはあまり影響はないと思われます。だってiPhoneはパソコンメールも使えます。だって元々iPhoneはキャリア限定のサービスは使えませんから。

ドコモの回線を使いたい人はドコモと契約してSIMをもらう。auが良い人はauと契約してauからSIMをもらう。ソフトバンクを利用したい人はソフトバンクのSIMを・・・。

そして使いたい携帯端末を家電店などで購入。それにSIMを差す。回線使用料はそのキャリアに払う。かなり自由な環境になります。

ただ、ガラパゴスと言われていた環境が壊れることになります。海外の携帯端末がドンドン入ってくるでしょう。日本の携帯端末を作っているメーカーはそれに打ち勝てば海外へ売ることができるし、負けるとその市場から撤退へと追い込まれそう。

できればSIMロック解除が始まるまでに世界に通用する携帯電話を作ってもらいたいところですが、その背景にはアップル社の携帯端末の勢いがあって、それに押される感じのSIM解除ですから、日本の携帯端末を作っているメーカーは大変厳しい状態へとなるかも知れません。また、携帯ショップもビジネスモデルを変えないといけないかも知れません。

2010年7月6日火曜日

私の舞台

今回も先日の写真からご紹介。撮影場所は島根県松江市内です。

田んぼの隅に置かれたコンテナ。その上に一羽のハクセキレイ。どうやら幼鳥です。羽を膨らませて丸くなっています。ハクセキレイの幼鳥は人に対してあまり警戒心がありません。私は近寄ってみることにしました。

逆光と背景の水田がグラデーションになって、ハクセキレイを浮かび上がらせます。ハクセキレイは楽しそうに羽の手入れを始めました。私にはその動きが踊っているように感じました。写真は踊りに入る前の緊張の瞬間です。

撮影:Canon EOS50D EF300mm F2.8L USM,EXTENDER EF2X

2010年7月5日月曜日

市役所の近くの公園にて

零時を回って日にちが変わってしまったけれど、日曜日に撮影した野鳥を少々。

このところ雨が降り、野鳥たちの生活も大変だと思います。そう、雨の中では食事が難しい。雨がやんだ夕方は多くの野鳥たちが食事に出かけます。

私はカメラを持って市役所の近くにある公園へ行ってみました。

この木の下でジッと立っていると「コツコツコツ」と木を叩く音がしてきます。ふっと、木を見上げるとそこにはコゲラ。とても小さなキツツキです。実にテンポよく木を叩いて音を刻みます。そしてスズメたちの鳴き声。

ここにはカワラヒがいます。一生懸命に地面を突いています。何が落ちているのでしょうか。

こちらはムクドリ。まだ幼鳥でしょうか。木の陰から私の方を気にして見ています。ムクドリの群れはどこかへ飛んだ後です。

スズメと同様な、私たちの身近な野鳥たちです。

撮影:Canon EOS50D EF300mm F2.8L USM,EXTENDER EF2X

2010年7月3日土曜日

Appleモバイル広告ネットワーク「iAd」

ついにAppleのモバイル広告ネットワーク「iAd」が7月1日で配信が始まった。

実際にいくつか無料アプリを使ってみると、無料アプリのひとつに広告が表示された。それは画面最下行にバナー広告を表示する。そして広告をクリックすると、画面全体が広告に切り替わる。また、広告をクリックしないでいると他の広告に順次変わる。

私は今までにあるバナー広告と同じなのでビックリした。実はもっと凄い物を期待していたからだ。

良くも悪くもiPhoneで見るiAdの広告は邪魔ではない。ごく普通のバナー広告と同じ。まあ、OSレベルで表示(サポート)される点とHTML5で実現する点。そしてApple社が広告業界へ参入する点。イノベーションとしては広告業界に参入する点だろうか。

それにしても、この動きで広告業界はIT産業に対する認識が変わったと思える。そう、IT産業はインターネットを武器にして他業種へ参入する可能性があると。事実、GoogleやAmazon、楽天、クックパットなど、生い立ちなどから考えるとIT産業から成長したと言っても良い。

でも、それらの企業はIT産業からみると、ごく一部の企業だ。マイクロソフト社も含めて多くは従来のビジネスモデルの中にいる。

今後はiPhoneやiPadなどの類似したハードだけにとどまらず、特化したハードが目白押しに出てくるだろう。そのハードと一緒にIT産業の市場は広がりそうだ。そのハードが既存の市場と被っていると、そこには新たな競争が生まれて市場が活性化すると思える。

私はどっちが勝ではなく、その市場がどうなるかの方が大事だと思う。

その市場を成長させるためには、またはその存在意義は、その人のしたいことは、などなど、多くのことを考える人ほど、今後は好きなことができそうな気がする。

さて、話を広告産業へ戻すと・・・、広告は新聞や雑誌からテレビへ移り、インターネットや携帯(モバイル)へ少し移った。これからこの流れは加速するだろうから、今まで広告で生計を立てていた企業は誰と共存するべきかを考えないといけないと思う。新しいビジネスモデルは人との組み合わせで生まれると思うから。

2010年7月2日金曜日

6月の安来白鳥ロード(2)

野鳥の写真の掲載が少ないので、6月27日に撮影した写真をご紹介。

撮影場所は島根県安来市。あの「ゲゲゲの女房」の里(大塚)の周辺です。

野鳥の写真と言うよりは水田の写真?でしょうか(汗)
でも、この景色は好きです。野鳥と水田が何かを語りかけてくれます。

撮影:Canon EOS50D EF300mm F2.8L USM

2010年7月1日木曜日

先日のある会話から(iPhoneとiPadのどっち編)

<B氏>iPhoneかiPadを買おうと思う。どっちを買ったら良いか?

<けち猫>はぃ?

<B氏>いや、そろそろ買わないと遅れそうなもので(笑)

<けち猫>そうですね。今の時代、持っていないと話について行けない(笑)

<B氏>それで、どっち?

<けち猫の心の声>今まで考えたことがなかったゾ。欲しいと思うのを買えば良いのだが、それがない人にはどっちを薦めると良いのだろう。iPhone?いやiPad?か。取りあえず説明しながら考えるか。

<けち猫>どちらもパソコンと違ってコンテンツを利用する端末です。だからコンテンツなどを作るのは苦手。利用者側として使うであって、制作者側では物足らない端末です。だからアプリをダウンロードして使ったり、それはゲームだったり、電子手帳だったり、好きなアプリをダウンロードできる端末。携帯と違って利用シーンを決めつけてない。だから最初は何もアプリがない(と言い切ろう)。

<B氏>はぃ?

<けち猫>iPhoneとiPadの違いは画面の大きさ。その画面の大きさの違いによるアプリの使い勝手。そして携帯電話としての機能。そしてApple社の売上から考えると稼ぎ頭はiPhone(と言い切ろう)。もし、携帯電話をソフトバンクへNMPできるならばiPhoneかな。使ってみるとビックリすると思う。

<けち猫の心の声>ここで、先日のA氏のことを思い出す。iPadは買っても使わない場合が考えられる。携帯電話機であるiPhoneなら、最低限度の利用目的が決まっているし、既に多くの人が使っているからどうにかなりそうだ。それに携帯でパケット通信費とiPadでもパケット通信費の両方を払うのは、明確な利用目的がないともったいない。きっと無線LAN(Wi-Fi)だけでは寝かしてしまう。

<B氏>やはりiPhoneかぁ。

<けち猫>既に携帯でパケット定額を使っているのならば、月額もあまり変わらないし、ちょっと圏外が心配だけれど、iPhoneが良いと思うよ。

<B氏>じゃ、ソフトバンクへ行くか。

<けち猫>そげそげ(無責任)あ、買うなら待つけれどiPhone 4だよ。無線LANで無料で使えるテレビ電話のFaceTimeがあるから。これはきっと流行ると思うから、納期や安いからと旧型を買ってはダメだよ。

皆さんはしっかりと目的を持ってから費用対効果を考えて、自己責任で買いに走ってくださいね。

先日のある会話から(iPad編)

<A氏>iPadを持っているけれど無線LANというのが無いので使ってない。

<けち猫>えっ?

<A氏>どうも月額315円ぐらいで機器をNTTから借りると使えるようになるらしい。

<けち猫>はぃ?

<A氏>けち猫さんはiPad使っていないの?

<けち猫>無線LANで使っていますよ。

<A氏>無線LANはどこで借りたの?

<けち猫>既にパソコンやiPhoneで使っていましたから(笑)あ、お店で買いました。

<A氏>えっ、売っている物なの?

<けち猫>はぃ。

ここで暫し会話が止まる。

<会話を終えて>
う?ん。さすがiPad。私の知り合いでMacをバリバリ使っている人がいる。その人は6月上旬にiPadを注文したそうだが、7月でないと送って来ないと嘆いていたのを思い出した。このA氏は6月中旬には持っていたが、どうやら置いたままの状態だ。まあ、これはこれとして理解をしたいし、iPadの凄さを感じた日だった。