2011年7月31日日曜日

伯耆古代の丘公園

今朝は鳥取県淀江にある、伯耆古代の丘公園の古代ハスを見に行きました。
時間は午前6時半の早朝です。

島根県簸川郡斐川町にある荒神谷遺跡は入場無料でしたが、伯耆古代の丘公園は大人300円の入場料が必要です。そのため入り口には建物が建っています。ここでお金を払って入ります。

中に入ってすぐの所に「古代ハスの園」がありました。
ここは40種の古代ハスが楽しめるそうです。

蓮の池です。ここは蓮の花を上から見られるようになっています。あれ?時期が遅いのか、咲いている蓮は少なく、咲いていても汚れた蓮の花です。せっかく開いている蓮の花を撮影するべく、早朝に行ったのに残念です。う~ん、蓮の花は7月上旬でしょうかねぇ。

それでもと、写真写りの良さそうな蓮の花を見つけて撮影をしました。私以外に来られている人は少なく、ちょっと残念な古代ハスの園でした。

撮影:Canon EOS 7D TAMRON SP 17-35mm F2.8-F4,EF300mm F2.8L USM

2011年7月18日月曜日

定年後の仕事

私の知り合いの知り合いに、福島原発へ行く人がいる。定年後の仕事として行くらしい。日当は2万円で、後の面倒も見てくれるとのこと。本人は、もし十数年後に何かがあっても悔いはないらしい。私は身近なところでこんな話を聞くとは考えなかった。凄いショックだ。

確かに若いと、十数年後に何かがあった時は、一生を棒に振るほどの事になるが、定年後ならばその影響も低い。しかも、日本国に対して忠義を尽くしている気持ちにさえなる。

今後は定年がいつになるのか、それは65歳なのか、70歳なのか、自分の親を見ているとかなり頑張らないと年金支給までかなり遠く感じる。しかも、年金支給まで今の所得の保障はない。また、福島原発の事故が収束しなければ、いや、何十年も放射性物質が放射線を出し続けるならば、そこで従事する人たちは被爆を伴うので人員の交代は避けては通れない。

そんな事を考え始めると、徴兵制度みたいに70歳になったらお国のために福島原発へ行ってくれと、赤紙が、いやエコのイメージで緑紙が来るのを想像してしまった。そして緑紙を受け取って万歳三唱で公共職業能力開発施設経由で福島原発へ。この費用は消費税を増税して捻出か。

放射線は直ちに影響はないから、日本人の平均寿命が少し短くなるかも知れないけれど、年金制度の負担も少なくなる。胸に付けた線量計が200マイクロシーベルトと表示したらお役目が終わる。これで日本国が綺麗になるならば、そして次の世代のために貢献できると頑張ることができる。私はそんな定年後の仕事をイメージしてしまう。

それにしても、あと何年で被爆を伴う作業は終わるのだろうか。それまでに何人の人が被爆をしないといけないのだろう。

荒神谷遺跡の2000年ハス

撮影:Canon EOS 7D EF300mm F2.8L USM

2011年7月16日土曜日

二千年の時を超えた蓮の花

島根県簸川郡斐川町にある荒神谷遺跡(こうじんだにいせきあと)には2000年の時を超えて咲いている蓮があります。今日はその蓮を見に行きました。

荒神谷遺跡公園に入ると、ありました二千年ハスの案内文字が!右側の方向ですね。

少し歩くと、いきなり目の前にいっぱいの蓮が飛び込んできました。

こんなに多くの蓮の花を見るのは初めてです。ちょっと感動を押さえつつ、蓮の花をよく見ると蕾と花びらが落ちてしまった花ばかり。来た時期が遅かったのか、ちょっと残念です。

野鳥撮影で使うレンズに変えて蓮の花を撮影してみました。

あとで、管理されている人に話を伺うことができたのですが、蓮の花は日の出に咲き始めて、午前10時ぐらいになると蕾に戻るそうです。咲き方は朝顔と似てますね。それを4日間繰り返して、蕾に戻ることができなくなると、花びらが散ってしまうそうです。

この時は既に夕方でしたので、綺麗に咲いている蓮の花は無かったのです。咲いていても花びらが半分ぐらい散っていました。

この2000年ハスは、1951年に千葉県検見川で3粒の蓮の種発見されました。その同じ地層から発見された丸木舟が約2000年前だと分かり、同じ2000年前の種だと判断されました。そして1965年に蓮の花が咲き始めたそうです。今ではこんなにたくさんの蓮の花が咲いています。

撮影:Canon EOS 7D TAMRON SP 17-35mm F2.8-F4,EF300mm F2.8L USM

2011年7月14日木曜日

国の暫定規制値を考える

放射性セシウムについて国の暫定規制値は・・・・
  • お茶1Kgあたり500ベクレル
  • さくらんぼ1Kgあたり500ベクレル
  • 牛肉1Kgあたり500ベクレル
  • 大根、里芋、白菜、レタス、ネギ、水菜も1Kgあたり500ベクレル
となっている。

食品から放射性セシウムが発見される度に1Kgあたり500ベクレルを下回るから安全とか、上回るから出荷を自粛しなさいとか、茶葉は食べないから数値が高くても大丈夫だとか、多くの物議を醸し出している。

さて、本当のところ何ベクレルまで安全なのだろうか。

先日、山形産のサクランボについてブログに書いたが、山形県の発表によると1Kgあたり10ベクレル前後。常識的に考えてさくらんぼを何十キロも食べる人はいない。しかも出荷時期は限られているから年間ではない。さくらんぼを1Kg食べる人は希であろうが、1Kg食べたとして10ベクレル体内被曝する覚悟が必要だ。それは体内から排出されるまで続く。

10ベクレルは1秒間あたりに放出される放射線数。先ずは胃や腸、血液に入り込んで1日あたり86,400回放射線を体内から直接受ける。でも、あまり心配することはない。全ての放射線が遺伝子を傷つけることがないからだ。それは矢で的を射るのと同じ。遺伝子に当たり傷つけなければ大丈夫だからだ。仮に傷つけたとしても少々の傷は怪我と同じく修復をする。

ただ、修復力は人によって異なる。花粉症で悩む人が全てでないように、人によって大きく異なる。特に細胞分裂の多い人は遺伝子に傷が付いていると危険だ。がん細胞になりやすい。それは妊婦や成長期の子どもたち。

だから、一律1Kgあたり500ベクレルと暫定規制値を設定するのはどうだろうと考えてしまう。また、それを下回るとか、上回るとかは意味がないと思えてしまう。10ベクレルでも、全てが的に当たってしまい、たまたま修復力が低下していたり、成長期の子どもであれば問題になるのではないだろうか。これは、どちらかというと確率の問題だと思う。

だから説明では1億人に何百人ぐらいしか、死なないから安全だという説明になる。これは誰が決めたのだろう。家族や友人がたまたま死ぬ側の方だったら許せるのか。

もっと考えると、我々はさくらんぼばかりを食べる訳ではなく、牛肉を食べたり、野菜も食べたり、お茶を飲んだりする。だから個々に1Kgでは変だ。全ての和でなければならない。

例えば夕食で牛肉を200g、野菜を100g、さくらんぼを200g、お茶を湯飲みで2杯。これを毎晩続けていると、総和で何ベクレル体内被曝するかが問題になる。そのあたりの説明が抜けているので、どれぐらい安全なのかがさっぱり分からなくなっている。

貴方は野菜や肉を1ヶ月あたりKg以上は食べないでください。年齢や性別などを考慮して癌になる確率は何パーセントを前提に暫定基準値はこれですとか。ここまで提示されると安心して食べることができる。

幸い、私の住んでいる地域は土壌が汚染をされてないみたいだ。だから、土壌からの外部被曝は考えないで済む。もし、土壌も汚染されているのであれば、体内被曝との足し算になって、5年先や10年先が心配になってしまう。年数は被曝量ではかけ算で、がん細胞が成長して発見されるのはまだ先になる。今はこれら全てに対して説明がないから、とても心配になるのだ。


撮影:Canon EOS 7D TAMRON SP 17-35mm F2.8-F4

2011年7月12日火曜日

燕の子

アスファルト道路に燕の子(ツバメ科ツバメ)たち。私が車で近づいても逃げません。このままでは燕の子を轢いてしまいそう。私は車を停めてすかさず燕の子にレンズを向けました。

燕の子はレンズにビックリしたのでしょう。私がレンズを向けると三羽いた燕の子は一羽になりました。一羽だけでもとシャッターを切りました。

この子も私が気になったみたいで、ちらっと私の方を見てパッと飛び立ちました。青く澄んだ空には三羽の燕の子が鳴きながら飛び回っていました。

撮影:Canon EOS 7D EF300mm F2.8L USM,EXTENDER EF2X

2011年7月11日月曜日

山形産のサクランボ

私はサクランボが好きである。この時期になるとお店には沢山のサクランボがならぶ。それは山形産のサクランボやアメリカ産のサクランボなどだ。

毎年、私はお店でサクランボの入っているパッケージを手に取るのだが、その値段に躊躇をしてしまって、結局は買うことにはならない。昔、少し安いアメリカ産のサクランボを買ったことがあるのだが、私の記憶にあるサクランボの味ではなく、それからは買ったことがない。だから、いつもお店で見るだけなのだ。

ところが今年は山形産のサクランボが安い。近所のどの店でも200gのパッケージで298円で売っているのだ。そしてその横にはアメリカ産のアメリカチェリーが500円ぐらいで売っている。アメリカンチェリーの方が安いのだ。これにはビックリだ。

私はいつも中国産のサクランボの缶詰で我慢している。だから「これはチャンスだ」と思って買い、量を気にすることなく食べた。

実際、山形県のホームページでは県産農畜産物等の放射性物質検査について掲載されており、サクランボには放射性セシウムが10ベクレル/Kg検出などと記載されている。だから私は放射性セシウムをいくらか摂取しているかも知れない。

それにしても、この価格で放射性セシウムを気にしなければ、もっと何Kgも食べていると思う。ある意味、山形県のホームページに放射性セシウムが幾ら検出と書いてあるから、覚悟をして食べることができる。もし何も書いてなかったら、山形産のサクランボが安くなっていても買ってなかっただろう。

あとは、どこまで食べる量を抑えることができるかが問題だ。私は愛煙家ではないが、これは愛煙家の悩みに似ているかも知れない。

※1ベクレルは1秒間に1回原子核が崩壊して放射線を放つ。単位はBqで示す。セシウム134なら2年間で半分の放射線量に、セシウム137なら30年で半分の放射線量に半減する。食べ残したサクランボの種にセシウムがあると、生ゴミで燃やして空気中に拡散か汚泥として近くに埋められる。食べても捨てても生活環境にも影響を与える。

山形県(県産農畜産物等の放射性物質検査について)

洗ったサクランボ、左手に持って撮影。だからピントが甘い!

撮影:Canon EOS 7D EF100mmF2.8マクロ

2011年7月10日日曜日

アオサギも暑い!

気温は30度越えの日々。野鳥も暑くて堪りません。今年もアオサギの「暑くてやってられないよ!」の姿を見ることができました。

田んぼで汗をかくアオサギ。正確には犬と同じで、口を開けてハアハアしています。見ている私も暑さが増します。

私がもう少し離れると、田んぼの中の案山子みたいに手(羽)を広げて暑さを凌ぎ始めました。サラリーマンなら、上着を少しでも広げて暑さを我慢する感じでしょうか。

去年、この姿を初めて見つけた時はビックリしましたが、今年も見ることができて何だか嬉しいです。この姿は私の風物詩のひとつになりそうです。

撮影:Canon EOS 7D EF300mm F2.8L USM,EXTENDER EF2X

2011年7月9日土曜日

安来から見る夏の大山

島根県安来市。今日は夕方でも暑かったですね。

安来から鳥取県の大山が見えます。 大山は写真中央です。

 
レンズでズームアップしてみると、大山が分かりましたでしょうか(笑)
安来のこの場所は冬になると数多くの白鳥が飛来します。

撮影:Canon EOS 7D TAMRON SP 17-35mm F2.8-F4

境港から見た大山

鳥取県境港市から見た本日の大山です。

梅雨も終わり、空はすっかり夏模様。

同じ日の「安来から見る夏の大山」はこちら

撮影:Canon EOS 7D TAMRON SP 17-35mm F2.8-F4

2011年7月4日月曜日

経島の海猫

島根県出雲市の経島(ふみしま)はウミネコの繁殖地で有名です。前回は2010年3月末に行きました。一年と3ヶ月ぶりの経島です。経島の近くには日御碕灯台があります。

経島に行くと、空いっぱいに海猫が飛んでいました。今年生まれた幼鳥もいます。幼鳥は色が茶色なので一目瞭然です。

望遠レンズで撮影すると過密に飛んでるように映ります。空中衝突しないのが不思議なぐらいですね。

飛んでいない海猫も密集度が高いです。

日御碕はこの撮影位置からは経島の右側に見えます。この写真の中央右に日御碕灯台のレンズ部分が見えます。

撮影:Canon EOS 7D TAMRON SP 17-35mm F2.8-F4,EF300mm F2.8L USM,EXTENDER EF2X