私はEOS 10Dの時代からDPPを使っているが、このところAppleのAperture3の評価版やiPhotoを試してみている。そして久しぶりにDPPを使って見ると「リニア設定」という項目に目が止まった。きっと前からある機能だろうけれど使ったことがなかった。今までは撮影中心で画像編集する時間がもったいないと感じていたから気にもしなかった。
さて、DPPのリニア設定にチェックを付ける。写真データが暗くなる。全く露出不足の状態だ。そこでツールパレットの明るさ調整をしてみる。まだ明るさが足らない状態で色が変だ。RGBでトーンカーブを調整する。「おっ」と声が出る感じの写真になってきた。特に白鳥の写真にビックリだ。
今まで白鳥の写真を撮っていたが、羽のトーンが白飛びしてみたり、ノイズがのってみたりと、満足する質感を得られなかった。それがリニア設定をすることで、ハイライトの調整範囲が不思議なぐらいに広がった。これはいい。(2011年2月23日水曜日ブログの写真)
全ての写真がリニア設定で「おっ」とはならないし、逆に調整が難しい写真もある。あとは編集にどれぐらい時間をかけるかだろうか。何れにしても選択肢が増えるのはありがたい。
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