そして一年前にMacBook Proを買った。これは仕事にも趣味にでも使うノート型のMacだ。だから私はいつも持ち歩いている。
MacBook Proに仮想化ソフトのVirtualBoxをインストールして、Mac OSもWindowsもLinuxも使えるようにしているが、やはりホストOSとなるMac OSでMacBook Proを使うのが気持ちが良い。徐々にMac OSで使える画像編集ソフトが欲しくなってくる。無償のInkscapeなど編集ソフトをいくつか試してみるが、今までWindowsで使っている画像編集ソフトと比べるとあまり使いたいとは思えない。
そう思っていると、今年になってMac版のAppStoreがオープン。ダウンロード版のAperture 3というApple社製の画像編集ソフトが19,780円から9,000円にプライスダウンして販売していた。他の画像編集ソフトに比べて安い。思わずクリックしてAperture 3を買いそうになったが、評価版があったので先にダウンロードして使って見ることにした。
Aperture 3をMacBook Proにダウンロードしてインストール、起動をしてみると「30日間限定で評価できます」とメッセージを表示して編集画面に。試しにデジタルカメラのEOS 7Dで撮影したRAWデータをオープンすると、その機能の豊富さにビックリした。「これはマスターするのに時間がかかりそうだ」と思った。
十分なマニュアルがないので、Appleのサイトにチュートリアルを参照しながら使って見た。ほぼ、写真編集はAperture 3だけで使えそうな雰囲気がした。ただ、プロジェクトを作成するとか、写真のファイルの管理については、今までと違いすぎるので馴染めない。
もう少し使い込んでから購入するかを判断しようと思いつつ、気がついたら評価期間の30日間が過ぎってしまった。もう少し判断材料が欲しいと思いつつ、MacBook Proに添付されていたiPhoto'09という画像編集ソフトがあることに気がついた。
Aperture 3のチュートリアルで勉強をしている時に、私はiPhotoのプロフェッショナル版がApertureだと理解していた。特に検討となっている写真のファイル管理の操作が似ている感じだ。実際には両方のソフトを使いこなしていないから、判断はできないがそんな印象があったので、iPhoto'09を使い込んでみることにした。
iPhoto'09を使って見ると確かに写真ファイル管理はAperture 3と似ていると思える。EOS 7DのRAWデータも開く。ただ、Aperture 3と比べると画像編集機能は恐ろしくない。ほとんどオートで露出やシャープなどを任せる感じだ。こんなんでは使えそうもないなと思いつつ、ブログの写真をオートで編集することに。
2011年2月14日月曜日からのブログで使っている写真が、iPhoto'09のオート機能で編集した写真になる。若干、手動で追加の編集はしたが、割り切ればiPhoto'09だけでも十分に使えそう。これにはビックリした。だってMacBook Proにおまけで付いていたソフトで、Mac版のAppStoreでは最新のiPhoto'11は1,700円で売っているからだ。あまり期待をしていない分、驚いてしまった。Windowsではこんな驚きはなかった。
そしてiPhoto'09には画像編集機能以外に、Aperture 3と同じようなフォトブック機能がある。撮影した写真をほぼ自動でフォトブックにしてしまう。あと注文する機能もあって、ネットを使ってクリック注文すると、本当に本になって手元に届くらしい。最初は余計な機能だと無視をしていたが、ちょっと使って見るとこれがかなり楽しい。そのうち注文をしてしまいそうだ。
iPhotoとAperture。どちらも使えそうなソフトだ。Macを使っているならば使わないと損をしているような気持ちにさせる。だから私はもう少しiPhoto'09で遊んでみようと思う。
撮影:Canon EOS 7D EF300mm F2.8L USM
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