2011年2月28日月曜日

auもテザリング

このところドコモとauからもテザリング可能な機種(htc EVO WiMAX ISW11HT)の発表がありました。しかもauは別途契約することなくテザリングし放題。また追加契約すると月額525円でWiMAXでもし放題。使わなかった月は費用が発生しないと使いやすい。

テザリングはパソコンやiPadなど無線LANの親機になって、携帯のエリア内であればインターネットをすることができる機能。携帯を使って外出先でも自宅でも無線LAN経由でパソコンやiPadからインターネットができる。しかも、今回発表のあったauのテザリングは最大8台までの無線LANの親機として使えるそうだ。

この勢いでソフトバンクもiPhoneの新しくリリースされるiOS4.3のテザリング(パーソナル・ホットスポット)を使って、auみたいな価格設定でサービスを始めてくれれば嬉しいのだが。iPhoneでMacBook Proがもっと使いやすく便利になる。

行くの?

撮影:Canon EOS 7D EF300mm F2.8L USM

2011年2月27日日曜日

そろそろ旧ブログの方は閉鎖ですよ!

やっと写真データもこのブログに引越できたと思います。
それにしてもブログの引越は思っていた以上に大変手間がかかりました。

振り返ると、最初に利用していたジャストシステムのJustBlogが閉鎖されて、自動的にシックス・アパートへ引越。この時はJustBlogを管理していた?シックス・アパートへ引越だったので手間はなかったのですが、ブログのアドレスが変わってしまったのでアクセスは激減です。

今度はシックス・アパートの有料化のためにこのブログへ引越。シックス・アパートでやっと増えたアクセス数は、またしても激減です。アクセス数は最近になって増え始めていますが、何度もブログを始める感じがして疲れました。でも、閲覧してくれる人がいるので続けられています。

これからも、このアドレスの「けち猫のレンズが好き」をよろしくお願いいたします。

夕焼けと飛行機雲

撮影:Canon EOS 7D TAMRON SP 17-35mm F2.8-F4

2011年2月25日金曜日

本日発売、新MacBook Pro

いよいよ、新しいMacBook Proが発売になった。

今回の新MacBook Proは外見のデザインは従来と同じで、Blu-rayドライブになることもなく、一見大きな変化はない感じだったが、特長にThunderboltがあった。

このThunderboltはApple社とインテル社が協力して開発したテクノロジィで、USBなどの外部機器に接続するための新しい規格。最大10Gbpsのフル帯域幅でデータ転送できる。これはUSB 2.0に比べて20倍、USB 3.0で2倍の速さで、5GB程度のファイルであれば数秒で転送できる速さだ。

私はキャノン EOS 7Dなどのデジタルカメラで撮影したRAWデータをパソコンに保管して編集しているが、そろそろMacBook Proで編集を行いたいと思っていた。その時に問題になるのが、MacBook Proのハードディスク容量。そう、全ての写真データを保管しておくほど容量はないのだ。今では2TB以上の容量がないと使えない。

そうなると、パソコンの方で写真データを保管しておいて、必要に応じてMacBook Proへ転送して使うことになる。編集が終わるとパソコンへ転送だ。この転送をネットワーク経由で行うと転送に時間がかかって実用的でない。それならばMacBook Proに直接外付けドライブを付けてと考えると、USB2.0では遅すぎるし、FireWire 800だとパソコンの方にインターフェイスがない。

将来はディスクトップもMacへと考えると、やはり外付けドライブでつなぎ替えて使えるのが現実的。でも、高速なインターフェイスがなかった。

だから、新しい規格のThunderboltを採用したMacBook Proは実に魅力的だ。これで、Mac miniやiMacにもThunderboltが採用されると、かなりイイ環境を揃えることができる。そんな可能性が考えられるようになってきた。だってMac Proはでか過ぎだから。

今すぐには揃えることはないけれど、この新製品にワクワクしている写真好きな人は多いのではないだろうか。

「あっちいけ」と「え、おれ?」

撮影:Canon EOS 7D EF300mm F2.8L USM

2011年2月24日木曜日

リニア設定

キャノンの一眼レフのEOSを買うと付いてくるDigital Photo Professional(DPP)。画像編集ソフトだ。主にRAWで撮影した写真データを編集して、TIFFやJPEGなどのファイル形式に変換するソフト。

私はEOS 10Dの時代からDPPを使っているが、このところAppleのAperture3の評価版やiPhotoを試してみている。そして久しぶりにDPPを使って見ると「リニア設定」という項目に目が止まった。きっと前からある機能だろうけれど使ったことがなかった。今までは撮影中心で画像編集する時間がもったいないと感じていたから気にもしなかった。

さて、DPPのリニア設定にチェックを付ける。写真データが暗くなる。全く露出不足の状態だ。そこでツールパレットの明るさ調整をしてみる。まだ明るさが足らない状態で色が変だ。RGBでトーンカーブを調整する。「おっ」と声が出る感じの写真になってきた。特に白鳥の写真にビックリだ。

今まで白鳥の写真を撮っていたが、羽のトーンが白飛びしてみたり、ノイズがのってみたりと、満足する質感を得られなかった。それがリニア設定をすることで、ハイライトの調整範囲が不思議なぐらいに広がった。これはいい。(2011年2月23日水曜日ブログの写真

全ての写真がリニア設定で「おっ」とはならないし、逆に調整が難しい写真もある。あとは編集にどれぐらい時間をかけるかだろうか。何れにしても選択肢が増えるのはありがたい。

キヤノン:Digital Photo Professional Special site
http://cweb.canon.jp/camera/dpp/

水滴が落ちる

撮影:Canon EOS 7D EF300mm F2.8L USM

2011年2月23日水曜日

動画配信サービスをリストアップ

先日、米国で最大手のビデオレンタルチェーンBlockbusterが破綻したとニュースに流れた。原因はオンラインDVD配信やネット配信に押されたとか。米国では日本よりも早くインターネットにおける産業革命の波が形になって現れ始めている。きっと日本も遅れてこの波が押し寄せてくるだろう。

ここまで書くと、日本国内の現状はどうなんだろうと気になってくる。そこで日本国内の動画配信サービスをリストアップしてみることに。

フジテレビ On Demand(月額1,050円で番組見放題)
http://fod.fujitv.co.jp/

NHKオンデマンド(見逃し見放題パック月額945円)
http://www.nhk-ondemand.jp/

楽天ShowTime(会費月額294円)
http://www.showtime.jp/

GyaO!ストア(Yahoo!プレミアム会員なら対象番組が無料で見放題!)
http://streaming.yahoo.co.jp/

TSUTAYA TV(ネットを使ったレンタルと販売)
http://tsutaya-tv.jp/

まだまだある。これ以上リストアップするのは断念。それにしても、こんなに動画コンテンツがネット上にあると、動画コンテンツそのものが軽く感じてしまって見る気がなくなる。

AppleTVやGoogleTV、アクトビラなど、ネット上にある動画コンテンツをテレビに表示する装置や仕組みを使えば、パソコンがなくてもテレビで動画を見ることができる。日本国内のレンタルショップもこの新しい波に押されそうな勢いを感じる。ふ〜む、ケーブルテレビはどうだろう。

う〜ん、地デジはリアルタイムのニュースぐらいで良いのではとも思ってしまうが、その情報もネットで知ることができるか(汗)何だか10年ぐらい先には地デジもBlu-rayレコーダも使わなくなりそうな波を感じる。

冬空の中

撮影:Canon EOS 7D EF300mm F2.8L USM

2011年2月21日月曜日

ボクはここだよ

先日、ハクチョウを見ていて感動することがあったのでブログに書きます。

場所は島根県安来市の白鳥ロード。そこにはハクチョウが集まります。既にシベリアへの北帰行が始まっているのか、前に来た時よりもハクチョウの数は少なくなっていました。ハクチョウは落ち穂拾などで食事をします。この時期のハクチョウは陽が落ちるまで一生懸命に食べます。きっと北帰行に備えてお腹いっぱい食べて、体に脂肪として蓄えているのですね。

少し空が赤く染まってきた頃、東の空からハクチョウの鳴き声が聞こえてきました。何羽が飛んで来たのでしょうか。きっと十数羽ほどの集まりだったと思います。食事中のハクチョウの上をクルッと鳴きながら旋回したかと思えば、どこかへ飛んで行ってしまいました。

その旋回したハクチョウたちの姿が見えなくなるかのタイミングで、食事をしていたハクチョウの群れにいた一羽の幼鳥が、何かに気がついたように叫び始めました。そして食事をしている群れから飛び出すように、飛んでいったハクチョウたちの空の方向へ慌てて走り出します。


グレー色の幼鳥は不安そうに空を見ながら鳴きます。

そうすると、どうでしょう。飛んでいったハクチョウたちが鳴きながら戻ってきました。鳴き叫んでいた幼鳥は戻ってくるハクチョウたちと鳴き声のリズムを合わせます。戻ってくるハクチョウたちも、さっきよりも鳴き声が大きくなりました。

私には幼鳥が「ボクはここだよ。置いていかないで」と言っている様に聞こえます。そして戻ってくるハクチョウたちからは「ここに居たのか。北帰行の前に見つかって良かった」と言っている感じがします。

戻ってきたハクチョウたちが幼鳥の頭上で旋回を始めると、幼鳥は慌てて飛び立ちました。そして幼鳥は旋回しているハクチョウたちに囲まれ、嬉しそうな鳴き声を残して赤く染まった空へ消えていきました。


う〜ん、ハクチョウたちに感動です。

撮影:Canon EOS 7D EF300mm F2.8L USM

2011年2月20日日曜日

2011年2月白鳥の北帰行

島根県安来市の白鳥ロードへ行きました。

安来からも鳥取県の大山が綺麗に見えます。白い山が雪の残っている大山です。

白鳥を探すのですが、なかなか見つからない。あ、やっと発見。

既に北帰行が始まっている感じです。前回に来た時と比べて白鳥の数が激減しています。私の感じでは去年に比べて、今年は北帰行が早いと思います。私には他の渡り鳥も見つけることができませんでした。

この調子だと次回は白鳥たちに会えないかも知れませんね。また次の冬に会いましょう。

撮影:Canon EOS 7D TAMRON SP 17-35mm F2.8-F4,EF50mm F1.4 USM

2011年2月19日土曜日

iPhotoとAperture

私はWindows上で使える画像編集ソフトしか持っていない。いや、そう思っていた。だから、デジタルカメラで撮影をした写真は全てWindows上で編集と保存をしていた。

そして一年前にMacBook Proを買った。これは仕事にも趣味にでも使うノート型のMacだ。だから私はいつも持ち歩いている。

MacBook Proに仮想化ソフトのVirtualBoxをインストールして、Mac OSもWindowsもLinuxも使えるようにしているが、やはりホストOSとなるMac OSでMacBook Proを使うのが気持ちが良い。徐々にMac OSで使える画像編集ソフトが欲しくなってくる。無償のInkscapeなど編集ソフトをいくつか試してみるが、今までWindowsで使っている画像編集ソフトと比べるとあまり使いたいとは思えない。

そう思っていると、今年になってMac版のAppStoreがオープン。ダウンロード版のAperture 3というApple社製の画像編集ソフトが19,780円から9,000円にプライスダウンして販売していた。他の画像編集ソフトに比べて安い。思わずクリックしてAperture 3を買いそうになったが、評価版があったので先にダウンロードして使って見ることにした。

Aperture 3をMacBook Proにダウンロードしてインストール、起動をしてみると「30日間限定で評価できます」とメッセージを表示して編集画面に。試しにデジタルカメラのEOS 7Dで撮影したRAWデータをオープンすると、その機能の豊富さにビックリした。「これはマスターするのに時間がかかりそうだ」と思った。

十分なマニュアルがないので、Appleのサイトにチュートリアルを参照しながら使って見た。ほぼ、写真編集はAperture 3だけで使えそうな雰囲気がした。ただ、プロジェクトを作成するとか、写真のファイルの管理については、今までと違いすぎるので馴染めない。

もう少し使い込んでから購入するかを判断しようと思いつつ、気がついたら評価期間の30日間が過ぎってしまった。もう少し判断材料が欲しいと思いつつ、MacBook Proに添付されていたiPhoto'09という画像編集ソフトがあることに気がついた。

Aperture 3のチュートリアルで勉強をしている時に、私はiPhotoのプロフェッショナル版がApertureだと理解していた。特に検討となっている写真のファイル管理の操作が似ている感じだ。実際には両方のソフトを使いこなしていないから、判断はできないがそんな印象があったので、iPhoto'09を使い込んでみることにした。

iPhoto'09を使って見ると確かに写真ファイル管理はAperture 3と似ていると思える。EOS 7DのRAWデータも開く。ただ、Aperture 3と比べると画像編集機能は恐ろしくない。ほとんどオートで露出やシャープなどを任せる感じだ。こんなんでは使えそうもないなと思いつつ、ブログの写真をオートで編集することに。

2011年2月14日月曜日からのブログで使っている写真が、iPhoto'09のオート機能で編集した写真になる。若干、手動で追加の編集はしたが、割り切ればiPhoto'09だけでも十分に使えそう。これにはビックリした。だってMacBook Proにおまけで付いていたソフトで、Mac版のAppStoreでは最新のiPhoto'11は1,700円で売っているからだ。あまり期待をしていない分、驚いてしまった。Windowsではこんな驚きはなかった。

そしてiPhoto'09には画像編集機能以外に、Aperture 3と同じようなフォトブック機能がある。撮影した写真をほぼ自動でフォトブックにしてしまう。あと注文する機能もあって、ネットを使ってクリック注文すると、本当に本になって手元に届くらしい。最初は余計な機能だと無視をしていたが、ちょっと使って見るとこれがかなり楽しい。そのうち注文をしてしまいそうだ。

iPhotoとAperture。どちらも使えそうなソフトだ。Macを使っているならば使わないと損をしているような気持ちにさせる。だから私はもう少しiPhoto'09で遊んでみようと思う。

ん?

撮影:Canon EOS 7D EF300mm F2.8L USM

2011年2月18日金曜日

企業の老化を考える

よく企業には人間と同じように寿命があると言われる。成長していく段階も赤ちゃんから大人に例えられる。ただ、いつ寿命が尽きるのかは企業によって違う。何代も続けてきた企業もあれば、短命で消えていく企業もある。

生まれた時の環境もそれぞれある。個人でベンチャーとして起業する場合もあれば、大企業のグループ会社として誕生する時もある。消えていく姿もひっそりと消えていく場合もあれば、大きな赤字を出して大騒ぎになって消えていったり、国などに支援をしてもらって再復活する場合もある。正に人生に似ている。

さて、そんな企業たちの老化を少し考えてみたいと思う。

例えば生い立ちとしてベンチャー。きっと経営者となる人が強い思いや夢を描いて起業する。必然的にお金になりそうな仕事と常に向き合って、「はらはらどきどき」しながら日々を暮らす。生活は一喜一憂。

当然、お金儲けをしなければ企業として生き残っていけない。だから上手くお金を出してくれるお客さんとコミュニケーションを取る必要がある。ある意味、お客さんがその企業の先生だ。多くの場合は起業したばかりの企業が赤ちゃん。お金を出す価値を知っているお客さんが成人と言っても良いだろう。このやり取りの中でお客さんから生きていくための知恵とお金を貰う。ありがたいことだ。

さて、事業が軌道に乗り始めると少し余裕ができる。社員も増える。そうなると社内の文化を再検討して整備しなければならない。これは対外的にも求められたりする。

私はこの社内の文化のあり方で企業が老化すると考える。そこには社員の平均年齢の高齢化ではなく、その業界の平均的な文化が考えもなく導入されてしまうと、その企業の特色がなくなって成長が止まるような気がしている。ベンチャーであれば、その業界の異端児でないといけないと考えるからだ。絶えずあり得ない社内文化を作って次を超えないとダメだと思う。

きっとベンチャーで大きくなった企業は「あり得ない社内文化」で成長を続けていたと思う。そこにはSONYタイマーがあったり、安くて壊れにくい車があったのではないだろうか。企業を人生に例えるならば個性が強ければ強いほど若く、そんな若い企業であればお客さんも楽しめる。

家族

撮影:Canon EOS 7D EF300mm F2.8L USM

2011年2月17日木曜日

米国の大手書店が破産申請

本日のニュースで米国の書店2位であるボーダーズ・グループ(Borders Group)が破産申請したと流れた。原因はインターネット通販や電子書籍への対応が遅れたためとされている。先週には破産法準備と既にニュースに流れていたので、いよいよ来たのかという感じだ。昨年12月25日時点の資産は12億8000万ドルで負債は12億9000万ドル。

さて、米国の書店2位のボーダーズ・グループがこのような状態ならば、米国の書店1位であるバーンズ・アンド・ノーブル(Barnes & Noble)はどうだろう。このバーンズ・アンド・ノーブルも昨年末の四半期の売上が1200万ドルの赤字となっている。昨年の夏には身売りの話もあった。実店舗を持つ米国の書店。大変な時代だ。

時間の流れが早いとされるIT業界はもっと短期間に入れ替えが起きている。ここ30年ぐらいで巨人と言われたIBMの台頭でMicrosoftがあり、今度はAppleとGoogleが競争しつつ、投資家の間ではFacebookの注目度が高い。この変化を受けて関連企業も優劣がガラガラと変わる。私はそんな業界で飯を食べているのだから変化にはあまり驚かない。いや、そんな業界だから割と変化が読めているのかも知れない。だからこんなニュースがある度に「いよいよか」となる。

さてさて、日本国内はどうだろうか。書店と出版流通、そして出版社はどう考えているのだろう。MBOをするツタヤ、シャープをはじめ他業種からの参入もある。電子書籍をキーワードに考えると公共図書館だってイノベーションだ。日本国内の書籍に関する業界にも米国と同じような波が起き始めている。このまま業界再編の時代に突入なのか。ただ自然と違って波を起こすのは人間だ。だからこんな波を見ると、私はゾクゾクしてしまう。

着陸だ!

撮影:Canon EOS 7D EF300mm F2.8L USM

2011年2月16日水曜日

全てを求めると崩壊する?

コンピュータ関連の業界の一年は早い。今までの業種と比べて数倍は早いかも知れない。しかも年々加速しているような感じさえする。業界の名称だって、ここ十年ほどでコンピュータ業界からIT業界へ変わっているし、業績の高い企業の入れ替わりも季節なみに早い。

私がコンピュータ関連業界に就職した時は世界のトップ企業はIBMだった。それからマイクロソフト社が台頭して、現時点ではAppleやGoogle、そしてTwitterとFacebookだ。

業種的にはコンピュータ本体を作っていたIBMから、基本ソフトWindowsを作ったマイクロソフト。そしてインターネットを活用してiPodの音楽配信から始まり、アプリの配信でiPhoneでトップに躍り出たApple。ここまではハードメーカーと言っても良いだろう。

インターネットの検索エンジンのサービスにより広告収入で躍り出たGoogle。Facebookはインターネットのソーシャル・ネットワーキングとして現在急成長中だ。これらの企業は物理的な物を作って売っていない。全てがインターネット上のデータを扱うことで儲けている。

少し前にネット上での仮想社会のセカンドライフというサービスが有名になったが、こちらは広告代理店が、メディアを使って一方的に広めただけの感じがして私は興味がなかった。さて、今はどうなんだろう。

今までのコンピュータ関連の業界を見ていると、その業界のトップについたと誰もが認めたときから下り坂になっている。そしてその坂を這い上がるのは難しいそうだ。特に業界の一年が早いから、なおさらそう感じる。

あえてトップを狙わなければどうなんだろうか。

今まで言われていた共存共栄とは少し違う。う〜ん、ピラミッドでいうと下から作り支える業界構造。そこにひとつの頂点はない。

今までは情報がトップに集まることでコントロールできていたが、インターネットで誰もが同じ情報を手に出来るようになった。それにより地位を維持するための情報の差がなくなってくる。そうなると独占的な地位は維持しにくくなる。

初めから、または途中で、その地位を求めなければ問題は起きないのだろうけれど、利己的な部分が大きければ大きいほど、情報のフラット化に崩されやすい。と思う。

全てを求めずに社会貢献を通して、自分たちは何ができるかの立ち位置を探るのが一番だと思える。もう大量消費の時代は終わったのだから、ピラミッドの頂点を目指すと足もとが崩れてしまうことに気がつかなければならない。

そのことは昔から自然が教えてくれている。

Heart?

撮影:Canon EOS 7D EF300mm F2.8L USM

2011年2月15日火曜日

言ってみるのと言ってしまう

気になることは「言ってみる」のと「言ってしまう」の違い。

最近、テレビのニュースなどで「この人は目的を持って発言しているのか?」と思えるシーンが多い。そして「この人は」が多かったりする。

私がそんな人たちの話を聞いていて共通する点は「言ってしまう」感だ。それは取りあえず言いました。だから後で怒らないでね。これで私もあなた方と同じ立場だからね。みたいな自己防衛のための発言だ。

本来、会議や発言の場などは「交渉の場」なのだから、こんな発言をすると、相手からこんな話が返ってくると想定しなければならない。想定も無しで発言をして話が平行線になると話が収束しない。自分は「A」と思っていても、相手の立場を尊重して「B」と言ってみて、自分が考える結論に近づけようと努力すること。これが会議や発言の場だと思う。

しかし、今は「言ってしまう」が多すぎる。これでは昔ドラマで見た海に向かって叫ぶと変わらない。会話のチャンスを失って平行線どころかどんどん離れていってしまう。呆れてしまうばかりだ。何を導きたいのだろう。

探偵のドラマのように推理を組み立てる。だからこうなんだと紐を解く。それと同じような話の組み立てをお願いしたいと思うのは私だけだろうか。もっとも話にストーリーや落としどころを考えていなければどうすることもできない。

1・2・3で元気よく!

撮影:Canon EOS 7D EF300mm F2.8L USM

2011年2月14日月曜日

NokiaがWindowsPhone7

本日、Nokia社がMicrosoft社との提携によりWindows Phone 7を採用すると新聞各社のニュースで流れている。

Nokia社は携帯の販売が世界でトップクラス。しかし、急成長をしているスマートフォンの波に乗り遅れて、その優位性がぐらついてきている。スマートフォンの販売が増えると、半比例する感じで市場比率が落ちている。さすがに「これではいかーん」となったのであろう。

Nokia社はSymbian OSを使って携帯を提供してきた。しかし、Symbian OSを使ってスマートフォンの戦略を考えるのは難しかったみたいだ。

Nokia社は2008年6月にシンビアンを買収してオープンソース化、Symbian Foundationも創設した。そのSymbian Foundationは世界中の携帯メーカーが参加したが、今年の3月で終了する予定らしい。

Symbian OSの力不足だったのか、Symbian OSをオープンソースとして成長させる土壌がなかったのか、私には当事者でないので分からない。それにしても今回はGoogle社のAndroidを使うか、Microsoft社のWindows Phone 7を使うか、悩んだのに違いない。

Androidはオープンソースソフトで、Windows Phone 7はプロプライエタリ。この違いは大きい。

Androidはオープンソースなので、自社のハードや強みにあわせて機能の追加変更が自由だ。使用にかかるライセンス料は発生しない。それに対してWindows Phone 7はプロプライエタリだから、従来のパッケージを買ってきて使う考え方と同じだ。ハードがソフトにあわせて調整をする必要がある。またWindows Phone 7の市場への活用についてもMicrosoft社が考える必要がある。

Nokia社は他のハードメーカーと同様にAndroidを採用すると、今まで築いてきた優位性が弱くなると判断したのだろう。しかし、パッケージに近いWindows Phone 7も他のハードメーカーが採用始めると同じ事になる。Androidみたいにオープンソースではなく、そのため自由度がないので先行してもメリットは少ないと思う。

一番問題なのは業界の流れではWindows Phone 7を採用するハードメーカーはあまり現れないと思えること。そうなるとスマートフォンで重視される使えるアプリの数やデータ互換は難しい。結果としては独自路線ぽいのだが、Apple社のiPhoneみたいにハードもOSもNokia社ではないから、スピード感を出せるかが分かれ目になりそう。

課題は同じ目標に向かってNokia社とMicrosoft社の二人三脚で早く走れるかだ。これはSymbian Foundationの運営よりも難しそう。私は多くのOSが市場に存在しているのが重要だと考えるので、是非ともNokia社にも成功を収めてもらいたいと思う。

強いぞ!MeeGo

撮影:Canon EOS 7D EF300mm F2.8L USM

2011年2月13日日曜日

ハクチョウの移動

島根県安来市にある白鳥ロード。多くの白鳥が集まります。
白鳥が集まって食事をしていると、何かに驚いて移動を始めました。


今回もMacBook Proに付いてきたiMoveを使って動画編集を少ししました。今までおまけアプリと思って使っていませんでしたが割と使えそうですね。Windowsに付いてくるアプリとは違いますね。

撮影:Canon EOS 7D EF300mm F2.8L USM

2011年2月12日土曜日

ハクチョウの喧嘩勃発?

白鳥ロードに集まっているハクチョウ。ちょっとしたことで喧嘩が始まります。
今回も喧嘩が始まりかけましたが、すぐに鎮火したみたいです。


今まではEOS 7Dで動画撮影をしたファイルをそのままYouTubeにアップしていました。今回はMacBook Proに付いていたiMoveで画像調整をして、iMoveからYouTubeへアップしてみました。

撮影:Canon EOS 7D EF300mm F2.8L USM

2011年2月11日金曜日

大手パソコンメーカーからもタブレット

一昨年のコンピュータはネットブックと言われる小型軽量のノートパソコンがヒットした。昨年はiPadの影響でタブレットタイプのコンピュータ?がゾクゾクと発表されている。

このタブレットに押されてネットブックやノートパソコンの売上が落ちてきたから、大手コンピュータメーカーもタブレットの発表を始めた。実際にモノが出回るのはもう少し先だろうけれど、利用者として選択肢が増えることは嬉しい。

そんな動きで気になることは、Apple社以外の多くは独自OSを作るところまでいかず、多くがGoogle社のAndroidをOSとして採用している。そのため共通にアプリケーションが使えるのは良いことなのだが、IT業界の図式としてはMicrosoft社がGoogle社に変わっただけで面白みが欠けていた。まあ、オープンソースであることは大きく違うのだが・・・。

そんな中、Hewlett-Packard社がwebOSを採用したタブレットとスマートフォンの発表があった。

webOSはPalm社のモバイルOSとして開発していたが、昨年の春にHewlett-Packard社がPalm社を買収した。だからブランドメーカーはHewlett-Packard社となる。ハードもOSも同じメーカーだ。さてHewlett-Packard社はコンピュータメーカーの大手。パーソナルコンピュータにも搭載予定の発表と合わせて、Apple社と真っ向から勝負する図式となった。

こんなにもコンピュータが普及して利用目的も多様化しているのだから、ハードメーカーには独自のOSで勝負をしてもらいたくなる。それによって、コンピュータがもっと多様化・細分化して市場を開拓できそう。私は利用するシーンやジャンルによってA社、B社、C社と別れていくことが望ましいと考えるからだ。

今さらながら、こんなことが言えるのはMicrosoft社がWindowsでハードの標準化を進めたから、ソフトの開発が楽になってコンピュータの市場が広がったからだと思える。次は市場の広がりにより、それぞれの特徴を生かすようにハードもソフトも特化すれば良いと思う。それによって新たな市場が作れるからだ。私はApple社がそれで成功を収めていると思っているし、もの作りの原点がそこにあると感じる。Amazon社のKindleだってそうかも知れない。

ただ、もの作りにはタイミングが重要だ。Apple社以外にも独自OS(SymbianやBlackBerry)で発売しているメーカーもある中、それらよりも後発ならば巻き返す何かがないと市場に出て行くことは難しいだろう。例えば後発としてAndroidがオープンソースを謳い文句にしてリリースしたが、それと同じか、それ以上の何かがないと市場の扉を開けるのは難しいと思う。そこには市場を計るセンスも求められる。

ここまで書いて日本製のガラパゴスな携帯電話に目をやると、昔の携帯電話はハードメーカー毎に特徴があった。でも、ある時期から機能てんこ盛りの携帯電話になって、それにより開発コストを抑えるために共通のOSを探し求め、共通のOSを使うことでハードメーカー間の違いはなくなり、携帯電話に対する魅力がなくなってきた感じだ。製品開発の目的が利用者側よりも開発側に傾いてしまったかも知れない。

ひょっとするとAndroidに飛びついた日本メーカーは、機能をてんこ盛りを目指して過去と同じ道を歩むのではないだろうかと心配してしまう。冷静にAndroidのメリットを生かせるだろうかと、人ごとながら心配だ。

あ、犬の散歩だ!

撮影:Canon EOS 7D EF300mm F2.8L USM

2011年2月10日木曜日

また2TBのハードディスクを購入

今までのデータと撮影した写真。特に写真はRAWファイルで保存をしているから、かなりの容量となってきました。

去年、2TBのハードディスクを購入しましたが、ついに空き容量がなくなりました。まあ、複数のハードディスクにあったデータを1台にまとめましたので、使い始めから空き容量はなかったです。その空き容量もついに無くなり、再度ハードディスクを購入することに。今度はまとめるデータがないので長く使えると期待です。

さて、通販サイトで2TBのハードディスクを見てみますと、価格が下がって買いやすくなったハードディスクがいくつかありました。

・Western Digital WD20EARS(推定5400回転)
・Seagate ST2000DL003(5900回転)
・日立GST Hi0S03191(7200回転)

どれも1プラッタあたりの容量が同じ。記録密度が同じならば回転スピードが速いドライブほど、物理的にアクセススピードが早いハズ。それならば日立GSTのHi0S03191が7200回転で最速かも。

私は過去に同じドライブを2台買って同じタイミングで2台とも壊れた経験があります。偶々だったかも知れませんが、念のため購入時期は違っても同じドライブは買いたくないです。だから今回は購入したことのないSeagateの2TBドライブを購入することにしました。安いし。

Seagateはセクター長が4KBのアドバンスド・フォーマットを採用ですが、WindowsXPで使用する時にユーティリティソフトを使う必要性がなく、ハードディスク本体で対応(SmartAlignテクノロジー)しているとのこと。これはWestern Digitalよりも使いやすい。ただ、使用条件として拡張パーティションで使わないとアクセススピードは低下するらしい。まあ、今回もデータを保存するドライブとして使うので問題はないでしょう。

そして注文。そしてSeagate ST2000DL003が届きました。

デスクトップパソコンに入れて拡張フォーマット(約5時間)をして、テスト用に今までのドライブからデータをコピー。ほぼ、空き容量がなくなった状態でCrystalDiskMarkでスピードのテストを行います。今回はNCQ(Native Command Queuing)を有効にしたので、他のドライブもテストしてみました。

Seagate ST2000DL003
Western Digital WD20EARS


Hitachi HDP725050GLA360(起動用に使用しているドライブ)

Seagate ST2000DL003は5900回転、Western Digital WD20EARSは推定5400回転と言われていますから、その差が結果に表れたかも知れません。その代わりに発熱はWestern Digital WD20EARSが一番低く、データシート比較で一番の低消費電力です。どこにポイントを置くかで購入するドライブが変わってくると思います。

意外だったのは起動用に使用しているドライブが特に遅いことでした。回転スピードは7200回転なのに激遅です。やはりアクセススピードはプラッタの密度も影響ありと言うことでしょう。

2011年2月9日水曜日

野鳥に文化はあるか?

先日のブログ(食う、寝る、遊ぶで伝える)に伝承という言葉を使った。初めは伝えると書いた。でも親から子へ伝えるし、集団としても伝えている。そして、その伝えはかなり昔からの伝えと思う。そう考えると野鳥にも伝承という言葉を使っても良いのではないだろうか。

そんな考え方をすると、野鳥には伝承の背景として文化があることになる。野鳥の文化とは?毎日の生活スタイルはあるけれど、そこには文化と呼べるモノがあるのか。

以前、賢いオウムについて書かれていた本の感想をブログに書いた。賢いオウムの名前はアレックス。人と会話ができて、そして楽しく遊ぶアレックス。そんな本を読んでいると、鳥のみならず、生きもの全てに人間と共通の心があってお互いが理解できると思える。

こんなことを書くと不思議に思われるかも知れないが、犬や猫などを飼っている人も同じことを思っているのではないだろうか。

だから私が野鳥と接する時、なるべく野鳥の心を理解しようと考える。

特にハクチョウが集団でいると、阪急電車の車内の会話のごとく鳴き声で喧しい。しかし、ハクチョウたちの動きと鳴き声を重ね合わすと、徐々に鳴き声の意味を察することができる。

また面白いのはウグイスだ。ウグイスは春告げ鳥と言われて、今頃から囀りを聞く機会が増えてくる。このウグイスは囀るために練習が必要みたいで、最初の頃はおかしな囀り方をする。それが段々と上手くなって、人でさえもウットリする囀り方になる。

実はスズメも凄い。何気ないスズメの鳴き声も、えっと思わせる鳴き方をする時がある。他の鳥の鳴き声を真似て遊んでいる時がありそうだ。

私は、野鳥の鳴き声の意味や囀りの練習から、野鳥にも文化があると言っても良いのではないかと考える。野鳥は人間みたいに道具はあまり使わないけれど、またその道具を作り出すことはしないけれど、そこには体を使った文化があり、そして伝承することも考えていると感じるからだ。

誰が声が大きい? 一羽顔が汚れすぎ!

撮影:Canon EOS 7D EF300mm F2.8L USM

2011年2月8日火曜日

食う、寝る、遊ぶで伝える

野鳥を見ていて思うことだけれど、彼らは食べることに多くの時間を費やしている。まあ、人間も食べるために働いている時間の方が長い。

白鳥は落ち穂を拾って食べている時は、落ち穂の栄養価が高いのか、時間に余裕ができて昼寝をしたりする。しかし、落ち穂がなくなってくると朝から夜まで一生懸命に食事をしている。そして暗くなると、水の張ってある寝床へ戻る。まるで庶民の生活だ。

白鳥の子育てシベリアだ。だから巣立ちしたばかりの幼鳥を観察することはできない。でも、ハクセキレイは山陰でも巣立ちしたばかりの幼鳥を観察することができる。

何にでも興味を持つハクセキレイの幼鳥。遊び心が旺盛だ。ハクセキレイの巣が民家に近いこともあって人間にも興味を示す。だから人前にもよく飛んでくる。しかし、そこはそれ。親鳥がしっかり見守っていて、危ないようならばパッと飛んできて戻ってくるように窘める。

そのためハクセイキレイの幼鳥は渋々に私の前から飛び去るのだが、親鳥が居なければ遊んでいたかも知れない。そんな仕草を飛び去る前に見せてくれる。この親鳥たちの教育があって、自然の中の危険なことを教わっていくのだろう。

野鳥の世界も全てが遺伝子で伝わっていく訳ではない。

実際にガラパゴス諸島などに生息する生きものたちは人間を怖がらない。それは今まで人間が危害を与えていないからだ。親から子に人間という生きものの意味が伝わっていない。だから、怖がらない。手乗りセキセイインコも雛から飼うので人間を怖がらない。

そんな目で鴨たちを見ると、悲しいぐらいに人間を恐れている。きっと親鳥が「人間に捕まると食べられる」と幼鳥に伝承しているからだろう。

白鳥や鴨は渡り鳥。その多くが冬に渡ってくる。この渡りもきっと遺伝子ではなく伝承だろうと私は思う。シベリアの冬は氷に閉ざされて種などを食べることができない。だから氷で閉ざされない土地を求めて南下する。徐々に気候と外敵、食べ物の関係で現在の場所に落ち着いた。

急激な自然の変化がない限り、野鳥たちは徐々に変化する自然ならば、遺伝子ではなくて伝承で生き残っていける可能性を持っている。

食べ物みつからないね。

撮影:Canon EOS 7D EF300mm F2.8L USM

2011年2月7日月曜日

白鳥の「てやんでぃ」

先日の安来白鳥ロード。白鳥たちが集まって食事をしていました。いっぱい集まっていると、ちょっとしたことで喧嘩が起きます。

この時は首を伸ばしながら鳴き声をあげて、お互いの距離を詰めてジャンプしました。

どうやらジャンプで勝ち負けが決まったみたいです。高く飛んだ右側の白鳥が勝ちました。負けを認めた左側の白鳥は逃げ始めます。すかさず右側の白鳥がガブッと噛みます。

上の写真の噛んでいるところのアップです。嘴が丸いので痛くはなさそうですが・・・。

撮影:Canon EOS 7D EF300mm F2.8L USM

2011年2月6日日曜日

雪ツグミ

先日の撮影から。雪の白鳥を撮影していると、そこにツグミが飛んできました。

白鳥の周りで飛び回ります。どうやらツグミも食べものを探しています。

みつけた!
あったぞ。小さな種を雪の中から見つけました。白鳥が大きな嘴で雪をかいてくれるので、種が見つけやすいみたいです。白鳥に比べると嘴が小さいので雪があると大変ですね。

撮影:Canon EOS 7D EF300mm F2.8L USM

2011年2月5日土曜日

EOS 7Dのノイズと解像度

一眼レフのCanon EOS 7D。工場出荷時の設定を試行錯誤で変えていくと、見違えるようにノイズが少なくなり解像度がアップした。

例えばこの写真。
白鳥の食事中だ。

クチバシのところをピクセル等倍でトリミングする。
どうだろう。このノイズと解像度はAPS-Cサイズでは立派だと思う。

面白い写真を例でトリミング。
少し面白い写真。アップで分かります(笑)

少々ピントが甘いですが上の写真のアップ(ピクセル等倍のトリミング)

私はノイズが少なければ受光素子の画素数は多いほど良いと思っている。写真編集の自由度が高まるからだ。だからカメラメーカーの高画素へのチャレンジは歓迎したい。

撮影:Canon EOS 7D EF300mm F2.8L USM

2011年2月4日金曜日

アトリ(花鶏)

アトリは冬鳥でスズメ目アトリ科です。漢字だと花鶏で、群れで飛んでいる姿は確かに花が舞っている感じです。学名は Fringilla montifringilla 。今回、初めてアトリを撮影したのでご紹介です。

先ずはこちらの写真から。

どこにアトリがいるのか分かりますか。大きさはスズメより少し大きいです。

暫くすると何かにビックリしたのか、一斉に飛び立ちました。

2mぐらいの高さで右に行ったり左に行ったり。そのうちに元いた食べ物のある場所に戻りました。肉眼で見ると小さな黒い点の集まりが飛び回っている様にしか見えません。でもカメラの望遠レンズで見るとアトリの配色の美しさに驚きです。雪の中のアトリ。花鶏という字がピッタリだと感じました。

撮影:Canon EOS 7D EF300mm F2.8L USM

2011年2月3日木曜日

AppStoreの役割を考える

Apple社はiTunes経由で課金しないアプリは開発者規約11.2の違反で全面禁止するそうだ。しかし6月30日までは猶予期間とのこと。これはiPhoneやiPadのアプリは自由に配布できないから起きている問題だと思える。配布は必ずAppStore(iTunes)経由でないとできないからだ。

例えば出版会社。電子書籍を販売するために電子書籍を読むためのアプリをAppStore経由で無料で配布する。しかし、電子書籍の購入はその配布されたアプリを使って直接購入できる。課金はiTunes経由ではない。

こうなるとAppStoreはアプリの配布の手段だけに使われてしまい、おそらくApple社が描いているビジネスモデルとは異なってしまう。だから全面禁止になるのかと思う。

でも、私は全面禁止で良いのかと思ってしまう。だってアプリの配布は元々自由にできないからだ。

それぞれの業界で有名な会社や人がいる。その人たちはAppStoreを使わなくても情報の発信力があり、電子書籍を出せば多くの売上を上げるだろう。そんな人たちからすればAppStoreやiTunes経由のみの流通には抵抗があるだろう。

ふと、GoogleのAndroidに目を向けると、そこには自由な配布手段があったりする。AppStoreで全てを回そうとすると、大切なコンテンツを逃すことになるのではないかと思う。

iPhoneが発売された当初はスマートフォンの走り始めの時。iPhoneを売るためにもアプリを流通させるための仕組み作りが必要だった。あれから数年、多くの人がスマートフォンを手にしている。iPhoneのスタート時は独占的なアプローチが功を奏したと思えるが、これだけスマートフォンが普及し始めると考え方を改めないといけないと思う。

そろそろAppStoreの役割を変える必要性があるのではないだろうか。先に市場が成熟したモデルに切り替えるのはどうだろう。そこには全てを求めないビジネスモデルがあるような気がする。

コンピュータは自由に開発できて自由に配布できるから、多種多様の業種に使われ急成長できたと思う。その本質的なところへ戻ってビジネスモデルを再考するべきだと私は思う。そうでないと、次のスマートフォンはAndroidを選びそうだ。

撮影:Canon EOS 7D EF50mm F1.4 USM

2011年2月2日水曜日

出水ナベツルの北帰行が始まる

鹿児島県出水市に飛来しているナベツルの北帰行が始まった。

レッドデータブック(絶滅危惧)に登録されているナベツル。日本国内で鳥インフルエンザが流行るなかで中国やシベリアに帰り始めた。世界のナベツルの90%(1万3千羽)が出水市に集まるから、出水市のナベツル関係者は少し安堵されたのではないかと思う。山口県で飛来確認されているナベツルは5羽。

北帰行でナベツルは分散するので、少しは感染率は下がることを期待したいところ。しかし、世界レベルで鳥インフルエンザが解決できていないので、次の冬はどうなるかがとても心配だ。

雪の残る、安来清水寺の三重塔

撮影:Canon EOS 7D EF300mm F2.8L USM

2011年2月1日火曜日

シックス・アパートさんから

先日、シックス・アパートさんから以下の案内がありました。

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このメールは昨年ジャストシステムブログより 個人向けTypePad に移行された
お客様宛てにお送りしています。
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平素よりシックス・アパートの運営する 個人向けTypePad をご利用いただきま
して、厚くお礼申し上げます。

かねてよりご案内の通り、昨年ジャストシステムブログから 個人向けTypePad
へ移管された全てのお客様に、本年2011年3月31日まで Proプラン相当のサービ
スを無料で提供いたしております。つきましては、同期間の満了後(4月1日以降)
のご利用について、下記にお手続き方法をご案内いたします。


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■ 4月1日以降も引き続き 個人向けTypePad Pro の利用をご希望のお客様(有料)
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4月1日以降も引き続き 個人向けTypePad Pro相当サービス (有料:月額420円)を
利用ご希望のお客様は、3月31日までに、管理画面内から新規サポートチケット
を発行して、ご希望の旨をご連絡いただきますようお願いいたします。

以下、割愛です(^_^;)

ジャストブログからの移行時のコメントでは無料コースも選択できたと思いますが、月額のブログ使用料金が980円から420円に下がりました。でも、気ままに書くブログとしては高いです。長い間、シックス・アパートさんにはお世話になりましたけれど、やはり期間満了までに解約です。

「けち猫のレンズが好き」は、いま見ていただいているこのブログで継続しますので、引き続きお立ち寄りください。今後もよろしくです。

けち猫のレンズが好き
http://kechineko.blogspot.com/

凍った水田

撮影:Canon EOS 7D TAMRON SP 17-35mm F2.8-F4