- フォーカシングスクリーンEf-A
- フォーカシングスクリーンEf-D
- フォーカシングスクリーンEf-S
今回、私が購入したのはEf-Sです。
箱を開けると、ガッカリするぐらいにフルサイズのOM-2のフォーカシングスクリーンと比べると小さいです。しかし、表面の加工はOM-2のそれと比べると複雑な凹凸になっている感じです。
OM-2と同様にピンセットがついてますので、ピンセットを使ってマウントから標準で付いているEf-Aのフォーカシングスクリーンを取り外します。取り外し方は簡単で、ピンセットの先を引っかけて留め金を外します。パカッとフォーカシングスクリーンが外れます。ピンセットでフォーカシングスクリーンの右側の出っぱりを挟んで取り出します。
OM-2の時はケースに取り外したフォーカシングスクリーンを置くスペースがあったのですが、EOSにはないですね。どこに置くか困りましたが、Ef-Sのケース空きスペースに置きました。傷が付くかな。
今度はEf-Sのフォーカシングスクリーンをピンセットで挟んでマウントから入れます。ピンセットの先でパキッと閉めます。きちんと取り付けられたか不安ですが、こんなものでしょう。
さて、ファインダーを覗いてみると暗い。いくつかレンズを変えて覗いてみましたが、Ef-AはEOS50Dを覗いても明るさに変化なかったですが、Ef-Sは感じ1/3絞りぐらい暗く見えます。レンズの明るさがF2.8よりも暗いと、この落ち込みは急激に暗くなり「えっ」となります。やはりF2.8以上の明るいレンズでないと、撮影したくなる気持ちが減少します。でも昔のファインダーはこんな感じでしたね。
ボケの感じは実写と同じ感じに見えます。ピントの山はマクロレンズで接写すると気持ちが良いです。しかし、広角だと所詮ピントの山は分かりにくく、明るい分だけEf-Aの方が良いかと思いました。50mmぐらいで人を全身で撮るぐらいに離れると、微妙なピント調整はできないというか、そこまでのピントの調整は不要で別にEf-Sでなくてもという気持ちになりました。
EOS50DはAFが使いやすいので、あえてEf-Aでファインダーを暗くしてまでの撮影は不要かと。でもマクロ撮影は別ですよ。銀塩時代のファインダーを知っているとEf-Sは懐かしい感じで、ファインダーはこうでなくてはと思いましたが、直視した明るさと、ファインダー経由で見る明るさに変化が少ない標準のEf-Aの方が、私にはその気にさせました。
AFの完成度、撮影した後に高精細化された液晶画面で確認できるなどを考えると、Ef-Sのメリットを生かせる場面は少ない感じがしました。でも暫くはEf-Sで撮影を続けたいと思います。マクロレンズで花の撮影などには期待が大です!
使ってみての結果は->次
撮影:Canon EOS 50D EF100mmF2.8マクロ
0 件のコメント:
コメントを投稿