私の思いついた内容をアルバイト先の社長と専務に話をしたところ、「よし、作ってみて」となりました。思わず「おー」です。しかもお客さんが来ても接客免除。部屋にいる間はアルバイト代をもらえる。売れたら別途支給。こんな条件を提示していただきました。
私は好きなパソコンでプログラミングをしたり、パソコンの興味のある人と話をしたりするのが大変好きになっていましたから、好きな事をしてお金が貰えるのは本当に夢のようでした。
そう、ここはまるで宝石箱です。
いざ作るとなるとフォークランド紛争の資料が必要です。どんな武器が使われていて、地形はどうなのか。調べないとゲームを作ることができません。本屋さんへ行ったり、ニュースを見たりして情報を集めました。
ある程度構想がまとまるとプログラミングです。時間の許す限りパソコンに向かっていました。
この頃は寮を出て近くのアパートに住んでいましたから、いくら遅くなっても問題はなかったです。そんなこともあり、気がつくとかなりやばい時間になっていたことも。そう、朝だったり。
あと牛丼の吉野家にはよく行きました。だって「早い、安い、うまい」ですから。食事に時間がかからない。注文も考えなくてよいですから。
こんな私に一番付き合ってくれたのは専務さんでした。一緒に遅くまで残ってバグ取りなどもしてもらったり、かなり飲みにも連れて行ってもらいました。そして社長さんとは仕事の話が良く合いました。「あでもない、こうでもない」とか結構いろいろと話をしていたと思います。
そんな状態でしたが、友達とは時々遊んでいましたね。今ではどこに遊ぶ時間があったのか分からないですが、食事の事を考えるのが嫌なときは、男でも食事を作るのが好きな奴がいて、よく部屋に転がり込んでいました。彼も多めに作って待っていたり(笑)う~ん、今どうしているのだろう。
そんな日々でしたが苦しいとは感じませんでした。楽しかったです。
撮影:Canon EOS 10D EF300mm F2.8L USM,EXTENDER EF2X
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