私は今までWindowsを使っていたので、Windowsのアプリケーションやデータなどが数多くある。それら全てをMac OSで使えるかと言うと無理がある。直ぐにWindowsを捨てることはできない。
その回答としてMac OSにはBoot Campが用意されている。ハードディスクのパーティションを二つに分けて、それぞれにMac OSとWindowsを入れて使う方法だ。この場合、MacBook Proの起動時にMac OSかWindowsかのどちらかを選択して起動することになる。起動の手間はあるが、きっちり分けて起動するので安心して使える。そう、スピードや安定性については特別なことをしていないので問題はなさそうだ。
あと仮想化ソフトもある。この場合はMac OSに仮想化ソフトを導入して、その中でWindowsをMac OSのアプリケーションの様に動かして使う。これだと再起動は必要ない。同じ画面でMac OSとWindowsが同時に使える。ただ、同時に動くのでメモリやCPUのパワーが必要になる。また、ハードウェアを仮想化するので問題が生じるアプリケーションがあるかも知れない。少し冒険の部分がある。
Macの仮想化について調べてみると、Boot Campのパーティションを使って仮想化できるみたいだ。仮に仮想化のために使えないアプリケーションがあった時はBoot Campで起動すれば問題なさそう。
私はBoot Campと仮想化ソフトの両方を使ってみることにした。
先ずはMacBook ProにBoot Campを使ってWindowsを導入する。Windowsパーティションに100GBほどを割り当ててWindowsXPの導入作業を始めると、WindowsXPアップデート版のためにWindows2000のインストールCD-ROMをドライブに入れろとメッセージ。
しかし、MacBook ProのDVDドライブはソフトイジェクト。今はいっているWindowsXPのインストールCD-ROMを強制的に取り出して、Windows2000のインストールCD-ROMを入れることができない。Windowsパソコンでは当たり前になっている強制イジェクトのためのピンの穴もMacBook Proにはない。
私はインストール作業を中断して、今度は家のデスクトップパソコンに内蔵されているDVDドライブを取り出し、外付けUSBケース経由でMacBook Proに接続。この外付けにWindows2000インストールCD-ROMを入れてから作業を再開。今度は無事に事が進む。
そしてMacBook Proの液晶ディスプレイにWindowsXPのデスクトップが表示される。あとはMac OS X Snow Leopard Install DVDを使ってWindows用のドライバ等を導入。これでMacBook ProでWindowsXPが使えるようになった。
さて、この夜はこれで寝ることにする。
撮影:Canon EOS50D EF50mmF1.4USM
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