トヨタ プリウスのブレーキが利きにくくなると問題になり始めている。滑りやすい路面で一時的にブレーキが利きにくくなるそうだ。原因はブレーキのコンピュータ制御に問題があるそうだ。
自動車もコンピュータ制御が増えると、今までと違った問題が起きてくる。
携帯電話も頻発するソフトの改修に、今では自動的にアップデートするようになっている。こうなると改修コストがあまりかからない。改修にかかる期間も短くて済む。自動車もネット経由で自動的に改修する工夫が必要になりそう。ただ、携帯と違って間違った改修をすると危険だ。命に関わる。
このあたりのバランスや法の整備なども含めて、来るべき電気自動車社会の検討を始めるべきではないだろうか。
確か、トヨタのラウムはブレーキアシストという機能が世界で初めて付けられた。これは緊急時の急ブレーキが踏めない人のために、ブレーキを踏み込み続けるコンピュータ制御機能だ。
ただ、緊急でない場合もコンピュータが危険と判断するとブレーキを踏み続けるので、予想外の急停止となり危険を感じたことがある。そう、後続車が激突しそうになる。リコールにはならなかったが、希望者にはこの機能を停止するか、感度を下げる措置がされた。
私は感度を下げた状態で運転してみたが、故意にアシストを利かせることができなかった。でも、これで安心して運転ができるようになったことを覚えている。
新しい機能には危険が付きものだ。利用者からするとブレーキについては、設計者に欲張らないで欲しいと思う。
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