2009年10月30日金曜日

会社の業種と仕事の種類

島根県にはふるさと島根定住財団さんがあって、そこにはジョブカフェしまねがある。これは若年者就業支援センターのことだ。

先日、私はそこに仕事で行く用事があって、カフェと呼ばれるスペースで人を待っていた。目の前の丸テーブルの上には就職するためのカウンセラーさんが書いた言葉がならべてあった。

その言葉の中には、「自分にあった仕事は会社の業種だけでは判断できない。だから相談をするメリットがある」みたいな事が書いてあった。

#曖昧な記憶で申し訳ない。

私はそれを読んでなる程と思った。確かに会社内だけ考えても経理から始まり、多くの仕事の種類がそこには存在する。だから会社の業種だけで仕事の種類を判断するのは良くない。

実はそれは自分が目標とする会社間のネットワークを考えた時もそうだ。「あれがしたい」と思った時に、同業種で集まるよりは、他業種のネットワークを作った方が良い場合だって考えられる。思いや目的は同じであっても、会社の業種は違っていても良いのだ。

なる程、納得と思って職場に戻ってみると、あるところから電話がかかってきた。今度、Aさんが来られるので飲みますが、飲まないかと。

Aさんは国の人。実は数年前からAさんとは「ある仕事」でお付き合いがあった。「ある仕事」とは今の仕事とは距離があって、中々人に話せない内容。でも、将来には必ず同じ市場になると考えていた私は少しずつ進めていた。

ところが人事異動。違う業種の部署に変わってしまった。
そのためか音信不通になった。(と思う)
私は偉そうにも、その時から国は相手にしないと思った。

ところがAさんの異動先は以前よりも私の仕事に近い業種。これはAさんも気がつかないだろうし、電話をかけてくれた人も気がついていないと思う。しかも、「ある仕事」にも実は近い。知らないうちに私の周辺は「ある仕事」に対して線でつながる状態になっていた。あまりジャンプをしなくても、また周りの人達にも理解を得られやすい。

う~ん、このネットワークをきちんと構築できれば「ある仕事」の実現性が高くなる。そう思うと、ひとりで笑ってしまった。今、私は国の人事異動も良いモノだと感心している。だって人間関係は人事異動では切れないからだ。

2 件のコメント:

  1. ななしさん(笑)2009年11月15日 18:18

    今回は、ななしさんで登場です
    音信不通は、不幸の連鎖でした
    まぁ、ご指摘のとおり、異動が関係してますが、デスクが変わってPCが変わり、以前のデータがクリーニングされてしまった
    性格上、異動の直前まで(・・・というより、プロジェクトものは異動後もケアしてますが)手を離さないので、身の回りのことがおろそかに
    結果、データの移管が間に合わず
    さらに!!自宅PCがクラッシュ
    自宅PCに移していたデータまで消失
    ・・・という顛末でありんす。

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  2. いいわけは、こんなところですが、欲張りは相変わらずでしてね。
    山陰側への仕掛けを狙っていたのですよ。
    猫さんも当然、アタマにはありました。
    しかし、プレイヤーが猫さん一人では動きにならない。
    他に、何人か姿が見えてくるのを待ってました。
    私が乗り込んで声を放ってみるのも手ではありますが、直接的な掘り起こしは、バイアスがかかりやすいのと、長続きしない。
    むしろ、他所の場面で出会った人間をつかまえて、「芋づる」をたどっていく方が効果的。
    ・・・というのが、勝手な私の読みでした。
    っで、今回。
    猫さんと、お付き合いがあるかを問えば、ばっちりだったので、声をかけてくれるように、リクエストを出しました。
    あの日は、おかげさまでいろいろな話ができ、次の視界が開けたので、大変感謝しています。
    また、ぽんぽこ太鼓腹のタヌキさんの悪巧みにつきやってやってくださいませ。

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