日本時間で昨夜、新型iPhoneの発表があった。iPhone 4だ。
発表の場所は噂の通りにサンフランシスコで行われたWorldwide Develpers Conference 2010(WWDC10)。スティーブ・ジョブズ氏が発表した。発売は米国、日本、英国、ドイツ、フランスなどで6月24日から販売。
iPhone 4の基本ソフトであるiPhone OSはiOS 4と改名になり、iPadと同じCPUであるA4が搭載。そして液晶がIPSで4倍の高解像度。カメラ機能も5メガピクセルでフラッシュなどが付いてかなり強化される。私の好きなセンサーについてはジャイロセンサーが追加される。
あとマルチタスクになりiPadにあるiBooksも搭載。無線LANを使ったテレビ電話「FaceTime」は今後の携帯電話の在り方を問う内容だ。これはキャリア中心で携帯を作っているハードメーカーには真似ができない。
う~ん、ハードもソフトがかなり強力。そしてiPhone 4の筐体デザインもカッコ良い。ターゲット市場が違うiPadまで霞んで見える。
値段は米国のAT&Tでは32Gバイト版が299ドル、16Gバイト版が199ドルだ。日本の携帯みたいに5万円以上ではない。まあ、日本国内の販売はソフトバンクから。米国のAT&Tと同じ値段にはならないだろうけれど、iPhoneの原価は下がっているから旧型よりも安くはできるハズ。ソフトバンクの予約は6月15日から。
これは今までのiPhone以上に売れそうだ。
既にiPhoneを持っている人も欲しくなるだろうし、今までiPadやiPhoneを買うか躊躇していた人にも弾みがつく。これは短期間でかなり販売されてしまいそうだ。
私はGoogle携帯は携帯市場ではなくiPadと競合するモノだと考えている。そう、先行しているiPhoneに追いつけない。それよりもiPadならばこれからだし、携帯と限らない市場なのでオープンソースであるGoogle携帯に分がある。オープンソースなら求められる市場にあわせて好きなようにハードを作ることができるから。与えられるハードではない。でも価格を押さえる工夫が必要にはなる。そこがポイントだろう。
どちらにしても、スマートフォンの市場はiPhoneの一人勝ちになりそうだ。しばらくの間は他の携帯関連メーカーは売上げを我慢しないといけない。
iPhone(Apple社)
http://www.apple.com/jp/iphone/
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