2010年1月30日土曜日

タンチョウ熱高まるか?

私が去年コハクチョウを撮影していた場所に、二羽のタンチョウが飛来している。去年はこの場所で、他に撮影や観察している人とは出会うことがなかった。しかし、今年は違う。かなり賑やかになってきた。このブログのアクセスも「松江 タンチョウ」で訪れる人が増えている。

実際、撮影に出かけると田を囲むように畦道に車が集まっている。その中央にタンチョウがいる。そしてタンチョウが少し右へ動けば、集まっている車も右へ移動。左に動けば左に移動だ。

タンチョウは人に対して警戒心を持っている。でも車には警戒心が少ない。そのため、集まった人たちは車を降りないように心がけている。この場の雰囲気は「車で撮ろうスター撮影会」。もっとも、私もその一員として撮影をしている。

私も休みの日に2回、この撮影会に参加してしまった(笑)
その時の写真を小出しにブログを書いている。

1回目は6台ぐらい車が集まっていた。2回目は10台ぐらい車が集まっていただろうか。次回は何台ぐらいになっているだろう。考えると少し怖い。

タンチョウを囲む泥の畦道は限りがある。そんなに広くはない。だから物理的に何十台も車が集まって撮影会をすることは不可能だ。だから集まる人を目当てに屋台がでることも無いだろう。

でも、ある程度は自粛を考えないと、タンチョウがいなくなる可能性もある。人は熱くなる。熱くなると気持ちを押さえることができなくなる。私もこれには自信がない。でも、押さえないと姿を消してしまう可能性がある。それは鶴の恩返し。

状況を見ながら撮影の間隔を空けるか、時間帯を変えるか、ちょっと工夫が必要の時かも知れない。

今回、タンチョウ熱で少し考えてしまう。だから次は雁だと思っていたり。あ、雁は毎年飛来しているので、いつもの一人だけの撮影会となるハズ。でも雁も貴重な種があるみたい。

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