休日に野鳥を撮りに日野川へ行ってみると、何とそこにはロボットが仕事をしていました。
どうやら無線リモコンで除草するロボットです。人が近くでリモコン操縦していました。駆動はモータでなくエンジンです。大きなエンジン音で力強く動いていました。大きさは耕耘機ぐらいの大きさぐらいありました。
こんな斜面を滑る落ちることなく除草しているのは凄い。この技術に少し感動しましたが、目的の野鳥はこの得体の知れない大きな音を立てる機械に驚いてか、この近くには居ませんでした。少し悲しかったです。しかし、野鳥たちは除草が終われば直ぐに戻ってはきました。
後で調べてみるとクボタAMX-7大型遠隔操縦式草刈機。値段は1,300万円ほどで、模型の無線操縦で使うプロポを使って操縦するそうです。エンジンの排気量は1335ccガソリンエンジン。今回は河川堤防の維持作業として使っているみたいです。特徴は除草の難しい法面(傾斜)の除草ができるので、人海戦術で草刈をするよりは安くなるそうです。今は改良型の小型除草機が試験運用中だそうです。
維持費はどれぐらい必要なのか気になるところではありますが、IT技術を駆使するともっと凄いモノができそうな雰囲気はあります。
撮影:Canon EOS 50D EF300mm F2.8L USM,EXTENDER EF2X,TAMRON SP 17-35mm F2.8-F4
いいものは作れるはずですが、1千万円超の高性能精密機械に、現場の需要がどれだけあるか・・・です。
返信削除「単純でタフでメンテナンスフリーで安価」
農業RTが、高齢者の作業負担軽減を目標に掲げて開発を進める限りは、このスローガンから外れたらビジネスにはなりません[E:weep]
若手を中心に新しい農業をどう展開するのか。そこに、どんなロボットが必要なのかという目標設定とタスク分析がなければ、農業RTは出口の無いトンネルを走り続けることになります。
もはや、これは技術の問題ではありません。戦略の問題です(苦笑)。