2009年8月25日火曜日

月単価をイノベーションしよう!(7)

私は月単価を捨てるには、今までの見積の考え方を捨てないとダメだと考えます。

それにはウォーターフォール型からアジャイル型の開発手法へ発想を変えて、システム規模やお客さんの考え方でうまく舵を取る。そんなアプローチがこれから必要なのかと思います。

ここで言うアジャイル型とは、作りながら仕様を固めていく開発手法ですが、よく大規模の開発には向いていないと言われています。まあ、確かに言葉通りに行うと見積はできなくなりますし、スケジュールも不透明になります。発注段階で形がないとお客さんも困りますよね。

しかし、私は大規模な開発ほどアジャイル型のアプローチは有効だと思っています。だって開発する前から詳細な完成をイメージするのは難しい。そして大規模ほど開発期間がかかりますから、開発中にお客さんのニーズが変わってしまいます。それにも柔軟に対応できる事を考えると最適な開発手法だと思えるのです。

#私が書いているこの文章だって書き始めにイメージしていた
#まとめとは少し異なりそうです(汗)

重要なのは見積の段階でのプレゼン能力と開発体制。新しい発想で開発を行うのですから、ここにも工夫が必要です。取って付けたようなプレゼンでは内容は理解して貰えませんし、社内の開発体制も同じ事が言えると思います。新しい考え方で外と内と両方面を固める必要があります。

そのためには小さなシステム開発からアプローチをするのが安全です。徐々に大きなシステム開発にノウハウを生かしていく。いや育てていく。そんな感じでしょうか。

月単価をイノベーションするには、新しい開発体制に挑みましょう。先ずは社内組織の開発能力を改めるのです。できるところから手がけていく。これがポイントです。

0 件のコメント:

コメントを投稿