2009年8月18日火曜日

地域のサイトはなぜ成功しないのか?

サイト立ち上げ時は意気盛んにスタートを切り、他のサイトとの遜色もそんなに無いのに、数年経つと失敗に終わってしまったり。

同じ時期に同じようにサイトを立ち上げても成功が少ない地域のサイト。それはショッピングモールだったり、ポータルサイトだったり様々。成功しない原因は何でしょうか。

ひとつには地方のサイトだからと割り切っているかも。初めっから情報発信のネタも少ないし、それじゃ何でもありのサイトで企画運営をしてしまっていませんか?この考えだと全国版で運営をしているところが勢力を伸ばしてくると、アクセスの少ないサイトになります。

インターネットの土俵は全国どころか全世界です。土俵を絞り込んでしまうとインターネットの特徴が生かせずに、その内に淘汰されることになりかねません。そんな考え方だとサイト以外の別な手法で営業展開をする方が良かったりします。

また、重要なのは成功しているサイトはオープン後にも機能追加に手を抜いていません。それに反して地域の失敗サイトはオープン後には機能追加を行っていません。

月日と共にサイトが陳腐化してしまい、その結果として使い勝手の悪いサイトに成り下がったり。これは企画の段階で投資の割合などがきちんと整理されていないのが問題です。

予算は限られているでしょうから、最初は最小限で立ち上げて、継続した機能追加のための予算を確保しましょう。何よりも機能追加の継続が大事です。それができない予算なら、初めからサイト運営をしない方が良いかも。

もし、最初から機能追加に予算が立たないようなら、クラウドなどを活用して機能追加が継続できるように予算配分を考える手もあります。

それもできないようなら、無料のオークションやブログなどを活用して必要な機能を探る手もあります。それで必要な機能が見つかるのであれば一番安くサイトができるかも。

結局のところ、サイトの成功は継続的に機能追加を提供できるのかが分かれ目だと思います。機能追加に興味がない人はサイトを立ち上げても、成功は難しいと考えるべきだと思います。先ずはサイトに持たせる機能に正面から向き合って考えましょう。そのために最初の立ち上げは最小限度の機能で良いのです。機能の必要性が見えてから追加するのが一番重要です。

もう、待っているだけでは情報発信はできません。そして自らの情報発信ではボリュームに限界があります。世界市場に勝てません。情報を集めるサイト作りに力を入れるべきなのです。

もし今からサイトを立ち上げるならば、先駆者には勝てませんから、専門分野で世界制覇を狙うのが良いと思えます。専門性が高ければ高いほど良いかも知れません。

さあ、考えましょう!
何でもありではダメですよ。

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