楽しく開発して使ってもらう人に喜んで使ってもらう。これが本来あるべきの受託開発の姿だと思えます。
さて、どうすればお客さんの求める開発ができるのか。また開発する方も楽しく開発するのにはどうするか。難しいテーマかも知れません。しかし、発想をイノベーションして答えを導き出すのです。
従来型のウォーターフォール型の開発で問題となった点は何か。そう、完成直前にお客さんに見せて了解を得るところに無理があるのです。
開発側は少し作ってはお客さんに使ってもらい、問題点があれば直ぐに修正。そして問題点がなければ次の機能を追加する。機能についてはお客さんに使ってみてから思いつく機能でも対応する。
これが回り始めると、お客さんも楽しいでしょう。また作る方も徐々に凄いモノを作っている気持ちになり、モチベーションが高まって楽しさも倍増します。
これを実現するには、最初のヒアリングで全ての仕様書を作成することを放棄しないといけません。ちょっとしたヒアリングから始めて直ぐに作る。見える形にする。ここには従来言われていたシステムエンジニアはいないかも知れませんね。コミュニケーションのできるプログラマーと企画を持ったお客さん。そんな組み合わせでしょうか。
時間をかけて紙に書くほど、仕様書を作るほど、後からの修正が嫌になります。これはお客さんもそうだし、開発側もそうです。だから良いモノを作るためのブレーキは作らない。これが重要です。工数も削減できます。
それじゃ、見積が作ることができない。そうですね。従来の考え方ではそうなります。それは月単価があるからです。やっと本題に迫ってきました。
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