2010年7月29日木曜日

OSS次世代図書館システムセミナーに参加して

昨夜は遅くまで呑んでいましたから、ブログを書きそびれてしまいました。さて、OSS次世代図書館システムセミナーはどうだったか、kechinekoの感想を書きます。

今回の会場である松江オープンソースラボはよく利用させていただくのですが、あんなに人が集まったのは初めての経験でした。用意されていた机とペアのイスでは足らず、予備のパイプイスも使っても足らず、立っている人も居られました。

そんな大勢の中でOSS次世代図書館システムセミナーが始まりました。

最初に島根県書店商業組合の今井理事長さんが挨拶をされ、慶應義塾大学 文学部 図書館情報学専攻の原田先生の話が始まりました。私なりに解釈した内容を三つあげると・・・。

  • お金をかけて従来と同じでは後退したと言える
  • 利用者が驚かないことが重要(いつも使っているGoogleなどと違うと驚く)
  • 発言を求めるために図書館システムenjuを開発して公開

原田先生の話が終わり、次は田辺さんからenjuの説明です。実際にえんじゅ図書館を表示して画面を操作しながら特徴を説明されました。そして私なりに解釈した内容を三つあげると・・・。

  • えんじゅ図書館はGoogleやAmazonみたいで私としては驚いた。
  • 従来の図書館システムと違って新しい技術が使われている。APIも公開。まさにWeb2.0。
  • enjuからイメージできる次世代図書館システムの可能性とその姿勢。
 そして、しずくラボの小野社長さんからの話です。最初に会社や自己紹介から始まってプレゼンの流れはOSS的でしたね。2009年9月に起業した22歳の若い社長さんです。さて私なりに解釈した思われる内容を三つあげると・・・。

  • しずくとは映画「耳をすませば」の主人公の名前から。図書の貸出カードから出会い
  • コンピュータ処理でも貸出履歴を使って未知の書籍との楽しい出会い(貸出履歴活用サービス)
  • 後から分かる公共図書は貸出履歴を持たない。でも諦めない。

#上記はあくまでも私が解釈して心に残った内容です。
#セミナーで話された目的や内容と違うかも知れません。

全般的に業界を引っ張っていく人たちって、こんな感じの人たちだろうと思いました。その姿勢を見ても勉強になるし、話される内容を伺っても勉強になりました。う?ん、実に熱い日でしたね。主催していただいた島根県書店商業組合の皆様に感謝です。

図書館システム
http://lens.typepad.jp/blog/2010/07/post-fb7f.html
OSS次世代図書館システムセミナー
http://lens.typepad.jp/blog/2010/07/post-160b.html
オープンソースの図書館システム koha
http://lens.typepad.jp/blog/2009/02/koha-2a97.html

0 件のコメント:

コメントを投稿