2009年12月11日金曜日

iPhoneの次はiTablet?

アップル社がiPhoneを大きくしたネットブック版を来年の春先に発売するとのこと。

どうやら電子書籍などを閲覧を目的に市場に投入するらしい。Amazonの電子書籍リーダーKindleと競合しそうだ。しかし、仮にiPhoneと同じ機能でネットブックぐらいの大きさになると、電子書籍リーダー以上に使い勝手が良いことが想像できる。

今のところKindleは電子書籍を読むのが目的だ。アップル社が新しく販売する機種がiPhoneの持つ機能と同等か、それ以上ならば、各種アプリケーションのダウンロードと実行や、ミュージックと動画に電子メール、そしてWebサイトの閲覧などができることになる。それでいて画面は10インチぐらい。何でもアリの情報キオスク端末だ。どんなセンサーが搭載されるかも気になるところ。

当然、iPhoneと同じくマルチタッチスクリーンだろうし、画面サイズのアップで仮想キーボードの使い勝手も良くなるだろう。私の期待感はスタートレックに出てくる下敷きみたいな端末だ。現実にはそれよりも、まだ厚みがあるだろうけれど期待してしまう。

問題は本体の薄さとバッテリーの持ちだろうか。どちらも相反するモノだ。本体を薄くするとバッテリーの容量は少なくなる。画面が大きくなると言うことはバッテリーの消費も早くなる。ただ、エコがキーワードとなり、LED照明やチップの省電力化が進んできているので期待感は高まる。

この戦略が成功するかどうかは、コンテンツ次第となるかも知れない。だから現状見えているKindleの市場である電子書籍利用を全面に打ち出して発売に踏み切るのだろう。電子書籍の閲覧ではiPhoneでは画面サイズが不足だし、MacBookとの市場とも被らない。

こうなると、ポケットの中にはiPhone、鞄の中にはiTablet(仮名か?)、机の上にはMacBookと、24時間アップル社の製品を身につけている人が現れそうだ。そんな人はサーバもMacかも?

さて、日本の新聞社や出版社はこれを好機と取られることができるだろうか。

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