プジョーが三菱自動車に出資して筆頭株主になるとニュースに流れた。
そのニュースで株価は超上げ状態だ。私もそうなる前に三菱自動車の株を買っておけば良かった。実に残念だ。10年ほど前にルノーが日産自動車に出資してゴーン社長が見事に日産自動車を復活させた。この実績は凄く、いくつも書籍が出版されるほど。
さて、日産自動車の時とは経済環境が違うので同じ手法では展開しないと思うが、三菱自動車には電気自動車「i―MiEV(アイ・ミーブ)」がある。コンセントで充電して走る車だ。この技術を将来にはプジョーも使えそうだ。電気で走るプジョー。う~ん、なんだか欲しくなるゾ。
プジョーのカブリオレ207CC。これが低燃費で走る。または電気のみで走る。もっとコンパクトな車が欲しい人はi―MiEV。欧州でも日本でも売れそうだ。
フランスは産業革命が早く始まった国だ。その分、早めに大量消費時代から脱落した。そして一生懸命にしがみついている日本とアメリカ。まだまだこれからだと中国。第二次産業の代表的な自動車産業。日本の自動車産業はフランスから手を差しのべられて息をつないでいく。少し経済が一回りした感じが、そこにはありそう。
次の産業は迷うことなくエコや環境保全がテーマ。そこには大量消費のキーワードはない。これから来る価値観の違いや文化的な価値を理解した上でビジネスモデルを構築しないと、足がすくわれそうだ。それを把握した上で一回り先を走るか、引っ張ってもらうか、考えているだけでも楽しい。いや、考えているだけだから楽しいのか。どちらにしても今まで以上に文化的な価値を大切にする時代に入ったみたい。物の時代は終焉になりそう。だってエコだから。
0 件のコメント:
コメントを投稿