2009年12月9日水曜日

少し先のライフスタイル

地球資源の保護などエコを目指し始めたライフスタイル。
それにより産業構造も変革を迎える。

地球資源を消費しない。資源を守るためには「何もしない」が一番だろう。でも、それでは人間の存在意義はない。人間の存在意義を発揮しつつ、エコな生活をするためには何ができるだろう。その点について最初に論じないと、どこへ向かって生活を考えれば良いのかが分からない。

このところ目先だけで政治や経済が動いている様に見える。CO2削減についてもCO2を排出しないためにはどうすれば良いのか。なるべく石油を燃やさない為に太陽光発電や風力発電の導入。そしてエコカーへの切り替えなどなど。私はそれらは決して悪いことだと言っている訳ではない。環境保護の意識が高まって素晴らしいことだと思っている。

しかし、その先を考えておかないといけない。

今後は移動については自動車や自転車などの共用利用。または公共機関の利用促進。食品については地産地消。情報はテレビからインターネットへ主役が変わって送り手と受け手の混在に拍車がかかる。高齢者社会もピークを過ぎて人口の減少。

環境が変わっていくことが容易に想像できる。当然ながら、その影響により国の税収も下がるだろう。今まで以上に税の使い道を削減していかなければならない。より小さな政府の実現も必要だろう。

お金の動きは減少する一方だと考えなければならない。

幸いに、お金の使い方も減少する。地方においては十分に整備されていない公共機関が整備をされることで、各自が自家用車を持つ必要がなくなるからだ。いや、それを期待する。自家用車を持たないことで、自動車の購入代や毎年の税金や保険料などを払わなくて済む。これはかなり負担減だ。交通事故も減るだろう。

企業はどうだろうか。

人口減少と資源保護のために既存市場は縮小することが考えられる。今まで以上に企業間の競争が激化する。ただ、今までと違って大企業が有利と考えられない。ユーザー側の考え方が消費からエコへ変わっているからだ。また、インターネットの活用で中央からの情報発信依存ではなくなり、情報発信のコストかからない分散発信が当たり前になってくるだろう。そうなるとフットワークの軽い企業が有利となりそう。情報発信は中央でなくても良いのだ。

全体的にはコストがかからない状態で物が回っていくと思われる。人が人のために何ができるのか。これからは物を持つから知識と文化的な価値観重視に変わるのではないだろうか。これが私の考える少し先のライフスタイルだ。きっと今より生活がしやすい。

2 件のコメント:

  1. 弟子第一号?2009年12月19日 10:04

    昔、オフコースが好きだったのに、ちっとも聞かなくなってて。。。
    たまたま再会して響いた曲が、
    ♪誰のものでも 誰のためでもない かけがえのない ただ僕の人生 ♪
    でした。
    どう生きようかな。。。[E:capricornus]

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  2. オフコースですか。
    懐かしいですね。
    昔の音楽は思い出と一緒に記憶されていますので、過去へタイムトラベルできますよね。
    う~ん、生き方は難しいテーマです。問い続けるモノかも知れません。

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