さて、そろそろOM-2の主な仕様について書いておきます。
写真は懐かしいOM-2の箱になります。まだ家にありました。自分でもビックリです。
主な仕様
方式:オリンパスOMシステム
ユニット形式:35ミリフォーカルプレーン自動露出制御電子シャッター式一眼レフレックスカメラ
画面サイズ:24×36mm
レンズ:オリンパスOMマウント,バヨネット交換式(回転角70度),フランジバック46mm
ファインダー:ペンタプリズム式広視野ファインダー
ファインダー視野率:実画面に対し97%
ファインダー倍率:50mm標準レンズ付で距離無限の時0.92倍
ファインダー視野角:短辺23度30分,長辺35度
手動フィルム巻上:レバー式,小さざみ巻上可能,巻上角150度,予備引出角30度,セルフコッキング,二重巻上防止・二重露出防止付
フィルム巻戻し:クランク式,巻戻しクラッチセット式,自動復元
大きさ:136×83×50mm
重量:520g
本体には使用説明書だけでなく、ズイコー交換レンズグループ読本(76P)、モータードライブグループ読本(32P)、マイクロフォトグループ読本(40P)、フラッシュフォトグループ読本(44P)が付いていました。
私はこれらのグループ読本を読んで「このレンズが欲しい」とか「マクロ撮影はこんな機材で撮影するのか」と興味を持ちました。今だと出版社がそのカメラの専用の本を出版しますので、このような本をカメラに付ける必要はないかと思いますが、当時としてはオリンパスの価値を創造するアプローチとして大成功だったと思います。
私はこのような精巧でこころの入ったカメラが欲しいです。
OM-2を見ていると、もの作りとは「こころ」を形にすることだと感じます。
今のご時世は人の心が軽くなってしまって、このような「こころ」を大切にするもの作りが、ソフトも含め出来なくなってのではないかと懸念してしまいます。
今、私たちに必要な一つとして温故知新も大切にするべきだと思います。
< OM-2のファインダー
撮影:Canon EOS10D EF28mmF1.8 USM
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