お店のアルバイトは接客が主になります。パソコンを借りたい人が来られたら、タイムレコーダに紙を通して帰りに精算です。また、パソコンの使い方が分からない人が居られれば、プログラミングの仕方を説明していました。
夜には常連客とパソコン談義で情報交換。お客さんが居なければ好きなパソコンでプログラミング。置いてあるパソコンは全てプログラミング出来るようになりました。
そんな夢のような日々が続きました。
そしてある時、社長が、「これからゲームソフトの開発をする。私は人材を集める。あなたは空いてる時間にゲームソフト作っても良いから、良いのができたらアルバイトとは別にお金払うから何か作ってみて」と話がありました。
適当なテーマでプログラミングをしていたのですが明確なテーマを渡されて私は燃えました。
よし何か作ってやるぞと。
当時はNECのPC-8001が圧倒的に売れていましたから、自ずと開発するパソコンはPC-8001に決まります。問題はどんなゲームソフトを作るかです。
そんな中、テレビに目が止まりました。そこには「フォークランド紛争についてニュースが流れていたのです」これだと私は思いました。
その頃はボードゲームと呼ばれる紙の板の上でコマを動かす戦争シミュレーションが流行っていました。しかしルールなどの運用が大変でした。それではルールなどの運用をコンピュータに任せると気軽に出来るゲームになると思ったのです。
写真は本文と関係ありません。撮影はCanon EOS 10D EF100mmF2.8マクロです。
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