2010年12月21日火曜日

富山のコブハクチョウとアヒル

12月17日に富山県高岡市営高岡古城公園動物園のコブハクチョウ(瘤白鳥)が死んだ。この死んだコブハクチョウの雛からは鳥インフルエンザの簡易検査で陽性となった。

私の知っているコブハクチョウは野鳥というよりは人から餌をもらって生活している白鳥。公園などで生活をしており、人が来ると餌をもらえるかと近寄ってくる。だからアヒルと同じく家禽と言っても良いかも知れない。まあ、私には鳥類の家禽と野禽のハッキリとした線引きは分からないから断言はできないけど、餌をもらう生活は家禽なのかも知れない。

また富山では先に堀で飼われていたコブハクチョウとアヒルが12月10、11、13日と、三羽が死んでいるのが発見されている。こちらは鳥インフルエンザは陰性。ただ、三羽のうち二羽は動物に食べられて検査ができなかったとのこと。

これにより富山県は12月18日付で堀にいるコブハクチョウなど10羽を殺処分したと発表した。

12月18日【プレスリリース】高岡古城公園動物園のコブハクチョウ殺処分についてhttp://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1612/00010084/00376588.pdf

何だか信じられない出来事が起き始めている。白鳥や鴨は北から渡ってくる野鳥。鳥インフルエンザの影響も北から増えてくるのだろうか。もうこれ以上は広がって欲しくない。

環境省のサイトには「野鳥との接し方について」(平成22年12月4日)が掲載されていた。高病原性鳥インフルエンザに関する情報 自然環境・自然公園(自然環境局)
http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/

ここには「野鳥との接し方について」(平成22年12月4日)についても掲載されている。

こぶ白鳥は家禽か?

この写真は昨年末に米子水鳥公園の近くで撮影したコブハクチョウ。私が手を振ると餌をもらえるかと思って近づいてきた。何もあげないので怒ったように鳴き声をあげて去っていった。さて、このコブハクチョウは所有者がいるのだろうか。野禽だったら良かったのにと、なってもらいたくはない。

撮影:Canon EOS 50D EF300mm F2.8L USM

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