2009年9月29日火曜日

歳をとったと思う時

先日は若い方々の事業計画をいくつか聞かせていただく機会がありました。

私の立場は話を聞いてアドバイスする役割だったと思います。でも内容を伺うと「この点は?」とか「これは社会的に」とか「あまり調べてないね」とか思うことが多く、アドバイスと言うよりは指摘をしていました。

事業計画なんだから「人」と「お金」、そして「モノ」の動きが重要だと思うのですが、「その場の思いつき」や「夢まで届いていない空想」、そして「事業計画そのものが仕事になっている」そんな感じがして、相手に対して辛いことを述べていたような気がします。

でもそれから家に帰って、ふと思うことは「私は歳をとったかも知れない」と思いました。

だって、私の若い時は他人に理解してもらえる事業計画なんて「クズだ!」と思っていましたし、どうせ事業化計画通りにはならないのだから、夢を語るだけ勝ちと考えていました。

だから理論づくしの事業計画はつまらないハズなのに、いざアドバイスする立場になると一転して、それを求めている私がそこにいました。ひょっとして歳をとるということは「この事か?」と妙に納得してしまいました。ふ~む、先日の若い方々には反骨精神を期待するばかりです。

夢は絶えず作り続けていたいものです。
そしてある時、ふと夢が現実味を帯びてくる。
そんな時に今までの苦労が生かされる。
チャンスはその時だけ。

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