帰宅するとストーブに当たって、こちらに背中を向けていた。私は後ろから頭を撫でた。そうすると「んー」と振り向いて私に目を向けた。瞬膜は半分ぐらい目を塞いだままだった。
でも、昨夜よりは元気だ。昨夜はストーブにも当たらずに部屋の隅で震えていたから。
その内にストーブの前で丸くなる。そしてお気に入りの毛布の上で寝始めた。これはお馴染みのシーン。これは治るかも知れない。きっと風邪をひいた、結膜炎になった、その症状として瞬膜が半分閉じたままになったのに違いない。と自分を納得させた。きっと瞬膜も開くようになるだろう。
ただ、この夜も水をせがむことは無かった。
気にはなったが寝ることにした。
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