2011年7月11日月曜日

山形産のサクランボ

私はサクランボが好きである。この時期になるとお店には沢山のサクランボがならぶ。それは山形産のサクランボやアメリカ産のサクランボなどだ。

毎年、私はお店でサクランボの入っているパッケージを手に取るのだが、その値段に躊躇をしてしまって、結局は買うことにはならない。昔、少し安いアメリカ産のサクランボを買ったことがあるのだが、私の記憶にあるサクランボの味ではなく、それからは買ったことがない。だから、いつもお店で見るだけなのだ。

ところが今年は山形産のサクランボが安い。近所のどの店でも200gのパッケージで298円で売っているのだ。そしてその横にはアメリカ産のアメリカチェリーが500円ぐらいで売っている。アメリカンチェリーの方が安いのだ。これにはビックリだ。

私はいつも中国産のサクランボの缶詰で我慢している。だから「これはチャンスだ」と思って買い、量を気にすることなく食べた。

実際、山形県のホームページでは県産農畜産物等の放射性物質検査について掲載されており、サクランボには放射性セシウムが10ベクレル/Kg検出などと記載されている。だから私は放射性セシウムをいくらか摂取しているかも知れない。

それにしても、この価格で放射性セシウムを気にしなければ、もっと何Kgも食べていると思う。ある意味、山形県のホームページに放射性セシウムが幾ら検出と書いてあるから、覚悟をして食べることができる。もし何も書いてなかったら、山形産のサクランボが安くなっていても買ってなかっただろう。

あとは、どこまで食べる量を抑えることができるかが問題だ。私は愛煙家ではないが、これは愛煙家の悩みに似ているかも知れない。

※1ベクレルは1秒間に1回原子核が崩壊して放射線を放つ。単位はBqで示す。セシウム134なら2年間で半分の放射線量に、セシウム137なら30年で半分の放射線量に半減する。食べ残したサクランボの種にセシウムがあると、生ゴミで燃やして空気中に拡散か汚泥として近くに埋められる。食べても捨てても生活環境にも影響を与える。

山形県(県産農畜産物等の放射性物質検査について)

洗ったサクランボ、左手に持って撮影。だからピントが甘い!

撮影:Canon EOS 7D EF100mmF2.8マクロ

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