2011年7月16日土曜日

二千年の時を超えた蓮の花

島根県簸川郡斐川町にある荒神谷遺跡(こうじんだにいせきあと)には2000年の時を超えて咲いている蓮があります。今日はその蓮を見に行きました。

荒神谷遺跡公園に入ると、ありました二千年ハスの案内文字が!右側の方向ですね。

少し歩くと、いきなり目の前にいっぱいの蓮が飛び込んできました。

こんなに多くの蓮の花を見るのは初めてです。ちょっと感動を押さえつつ、蓮の花をよく見ると蕾と花びらが落ちてしまった花ばかり。来た時期が遅かったのか、ちょっと残念です。

野鳥撮影で使うレンズに変えて蓮の花を撮影してみました。

あとで、管理されている人に話を伺うことができたのですが、蓮の花は日の出に咲き始めて、午前10時ぐらいになると蕾に戻るそうです。咲き方は朝顔と似てますね。それを4日間繰り返して、蕾に戻ることができなくなると、花びらが散ってしまうそうです。

この時は既に夕方でしたので、綺麗に咲いている蓮の花は無かったのです。咲いていても花びらが半分ぐらい散っていました。

この2000年ハスは、1951年に千葉県検見川で3粒の蓮の種発見されました。その同じ地層から発見された丸木舟が約2000年前だと分かり、同じ2000年前の種だと判断されました。そして1965年に蓮の花が咲き始めたそうです。今ではこんなにたくさんの蓮の花が咲いています。

撮影:Canon EOS 7D TAMRON SP 17-35mm F2.8-F4,EF300mm F2.8L USM

0 件のコメント:

コメントを投稿