2010年10月13日水曜日

EOS 7Dの1800万画素CMOSセンサー

EOS 7Dを持ってから、まだ数回程度しか撮影に出かけていない。でも、撮影回数が数回程度でもEOS 7Dの素晴らしさに感心してしまう。

私は全てRAWのみで撮影をする。自宅に帰ってから、EOS 7Dに標準添付のDigital Photo ProfessionalでRAWから必要な写真をTIFFやJPEGに現像(変換)。当然、現像時に画像の調整をするのだけれど、EOS 50Dで撮影をしていた時よりも調整の範囲が広がった感じがする。

例えば黒く塗り潰れてしまった部分も明るくすると浮き出てくる。これは今まで以上に期待に応えてくれる。きっとEOS 7DのCMOSセンサーのダイナミックレンジが広く、私の液晶画面よりも立派なのかも知れない。だから、今まで以上に現像やプリントが楽しくなってくる。

ここまで調整が可能ならば、オリジナルのピクチャースタイルを作成して、自分なりの画調を追い求めてみても楽しいかも知れない。

ふと気が付いたら持っているレンズが少なくなっている。しかも古くなってしまった。

そんな中でも高価なレンズでEF300mm F2.8L USM(1型)とEF85mm F1.2L USMを持っているが、EOS 7DではEXTENDER EF2Xを付けてしまったEF300mm F2.8L USMの粗が今まで以上に気になる。あと、EF85mm F1.2L USMはこんなに素晴らしいレンズだったと再認識をすることに。

何だろう、カメラの性能とレンズの性能を天秤にかけると、古い単レンズのLレンズでは微妙に負けていたりするが、どうやらEOS 7DのCMOSセンサーはとんでもない性能を持っている感じだ。

EOS 7Dの約1800万画素CMOSセンサー。今では入門機のEOS Kissまで搭載されてしまって、趣味の写真は大変なことになっていると思う。カメラの設定やレンズの特性により撮れる写真がピンキリになってしまう。綺麗に撮れない写真の原因はCMOSセンサーのノイズなのか、レンズの色収差なのか、はたまた手ぶれや被写体ブレなのか、それともピントや露出なのか。それ以外の多くの撮影要因をこのCMOSセンサーは記録してしまいそう。

私はEOS 7Dを使っていてリバーサルフィルムの時代を思い出した。ネガフィルムで撮影するとき以上に、手ぶれやピント、光源と露出を気にしたモノだ。そんな楽しみ方に似た緊張感をEOS 7Dは与えてくれる。


関連:ESO 7Dのモードダイアル

撮影:Canon EOS7D EF300mm F2.8L USM,EXTENDER EF2X

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