2010年6月10日木曜日

オセロゲームみたいなイノベーション

本日はあるメーリングリストに書き込んだ内容を掲載します。

ご無沙汰しております。
私もiPadを購入して自宅で評価しています。

iPadは端末としてイノベーションを起こせるガジェットだと思います。だって普通に楽しいです。誰でも使えそう。

#文字入力も苦にならない。

Appleのビジネス戦略は快進撃ですね。
音楽CDのiPodから始まり、携帯のiPhone、そしてiPad。
これらは対象となる「市場をどうしたいのか」から考えてあるIT端末だと思います。
今までのIT産業はハードとソフトが分かれていて、Technology中心のアプローチでしたが、Appleはハードとソフトを一手に引き受けて、イノベーションを軸にアプローチしている感じです。
そんなAppleの次にアプローチするイノベーションは広告産業でしょうか?
6/24に発売予定の新iPhoneのiOS 4に組み込まれたiAd。
これはモバイル広告システムで、コンテンツ提供者に広告料の60%がバックされるシステムだそうです。

これにより、iPhoneアプリ開発者は無料にしても収益を得る手段ができたことになります。
なんだか、みんなでGoogleぽい感じです。Googleの収益はほとんど広告収入のために、検索や地図、メールなどのサービスを無償で提供できています。それに似てくる雰囲気がします。
この新しいiOS 4は新iPhoneよりも先に6/21から無償で配布するそうで、既存のiPhoneやiPod touchで利用可能とのことです。

あ、iAdの広告サービスの予定は7/1からです。
さすがにiPadには間に合わなかったみたいですが、秋までにはiPad用にもリリースされそうです。そうなるとiPadで無料の雑誌や本、ゲームや音楽と映像などが楽しめるかも知れません。
まあ、iPadは電子書籍含め、これからの話ですから失敗すればなかった話になりますがっ。特にiPadの市場は競合が激化する可能性が高そうです。どこが勝者になるかはこれからですね。

#こけるとiPhoneやiPadでFlashが使えるようになるかも(笑)

それにしてもオセロゲームみたいなイノベーションです。
以上、私の戯言でした。失礼しました。

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