2010年12月16日木曜日

昨日と今日の差分

あまり気にしなくなった「昨日と今日の差分」

それは私が若年と呼ばれる頃、今日の自分と昨日の自分を比較して何が変わったのかを楽しんでいた。

この頃は凄い勢いでコンピュータ市場が成長していた。だから絶えず新しい技術や商品が登場して、それを使いこなす事や新しい開発が楽しかった。また、そのことを楽しんでいると、昨日の自分よりも今日の自分の方がスキルアップしている気持ちになった。

だから何時しかか、昨日よりも何が変わったのかをチェックする自分がいた。そう、漫画の主人公が日々の努力をして、何かに打ち勝っていくような感じを楽しんでいた。

そんな楽しみ方をしていたのだからパチンコやゴルフなどには興味はなく、時間があればコンピュータに向かったり専門書を読み漁った。だから私の年代が嗜んでいるであろう麻雀などもサッパリだ。外でワイワイと呑むことは好きだが、家で晩酌は時間が勿体なく思った。そんな生活をしていたので中学校から持っていたカメラは黴まみれ。

でも、今は変わらない自分も楽しんでいる気がする。

時間はいつも流れている。誰にも止めることはできない。だから焦りがあったりする訳だが、時間に身を委ねると、もう一人の自分が見えてくる。それは親の面影に近いことに気がつかされる。

そんな自分に「なんだ、だからか」と安堵したりする。



撮影:Canon EOS 7D EF300mm F2.8L USM,EXTENDER EF2X

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