よく見かける身近な猛禽類のトビです。しかし、他の野鳥には怖がられていません。同じ猛禽類のワシやタカだと、上空を飛んでいるだけで小型の野鳥は大騒ぎになります。それは捕食されるからです。しかし、トビだと無反応です。
主にトビは地上の小動物や昆虫や動物の死骸などを食べます。また時々魚を捕まえて飛んでいますが、生きている野鳥は捕まえません。だから野鳥からは安心印を付けられています。時にカラスに苛められる事さえもあります。
飛び方もあまり羽ばたくことなく、ほとんど帆翔で飛行します。飛び方も大人しい。
そんなトビはカラスやスズメなどと同じく人の生活している市街地含め、多くの場所で見かけることができます。そして人間が出した残飯なども食べます。ことわざに「トビに油揚げをさらわれる」とありますが、その意外性もあるのでしょうが、実際にトビは油揚げも食べるでしょうね。ある意味、柔軟性があり、環境の変化に適合しやすい野鳥だと言えます。
撮影:Canon EOS 50D EF300mm F2.8L USM,EXTENDER EF2X
0 件のコメント:
コメントを投稿