2010年10月5日火曜日

EOS 7D初撮り

休日の話です。買ったばかりのEOS 7Dを箱から出して、本体にバッテリーを入れて電源スイッチを入れてみました。が、しかし、電源が入らない。レンズを装着してファインダーを覗くと黒っぽくザラザラです。暗いレンズを付けて覗いた感じに近いです。

ふと、このEOS 7Dは壊れていると思いましたが、落ち着いてバッテリーを充電することにしました。

充電器のランプで充電状況が把握できますが、どうやら完全放電な感じです。50%ぐらいの充電でEOS 7Dにバッテリーを入れてみました。

電源を入れる前にファインダーを覗くと、今度は黒っぽくザラザラしていません。EOS 7Dはファインダー全体に液晶表示する機能がありますので、まったく電源がないと液晶表示そのものが黒っぽく見せていた感じです。安心しました。

レンズを通して見るファインダーは広くて明るいです。さすが、1倍率のファインダーです。どうしてもAPS-Cサイズのカメラのファインダーは暗くて小さいですが、EOS 7Dは昔の銀塩のファインダーやEOS 5D MarkIIに近いです。これだけでも買い換えた価値があります。そのためにプリズムが大きくなって本体が重たくなるのは納得です。

さてさて夕方でしたので、CFメモリを初期化して、そのまま撮影に出ることにしました。やはりEOS 7Dの初撮りは鳥でしょうと言うことで、ちょこっと日野川へ行きました。

前、使っていたEOS 50Dはカメラの設定をかなり変えて使っていました。普通に人を撮るぐらいなら問題はないのでしょうけれど、遠くにいる野鳥を撮影するのは標準の設定では難しかったからです。でも、今回は設定をかまっている時間がないのと、実際に使って見ないとどの設定が良いか分からないので、RAWモードだけ設定してテスト撮影と割り切りました。

日野川について広角ズームで数枚撮影をします。フォーカスポイントが自動設定になっているので、シャッターボタン半押しでファインダー中では四角いマークがチラチラ移動してフォーカスが合います。あわせて「ピッ」と音が鳴ります。グッとシャッターボタンを押し込むとシャッターが切れました。

「カシャ」


早い。そう、シャッターボタンを押してシャッターが切れるまでのスピードが早いのです。EOS 50Dの時はシャッターが切れ始めるまでに、若干ですが間がありました。それを感じさせないです。シャッター音もスプリングの響く音がなく、すっと音が消えていきます。シャッター音も良い感じです。私は昔持っていた銀塩のEOS 1Nを思い出しました。

さて日野川には鷺が集まっていましたので、望遠レンズに交換して撮影をしてみます。が、フォーカスポイントの切り替え方が分からない。仕方がないので、標準設定のままで撮影をしてみました。19点のフォーカスポイントが自動に選ばれます。あ、そこではないと思いつつ連写モードでシャッターを切り続けます。

「カシャカシャカシャ」、どちらかというと「パスパスパス」でしょうか。

思いのほか連写が早いです。そして以外だったのはCFメモリへの書き出しも早いです。EOS 50Dで使っていた普通のCFメモリなのですが、同じメモリとは思えない感じで残枚数が早く戻ります。


この日は最後までフォーカスポイントの切り替えが出来ませんでした。思ったところへピントを持って行くことができません。ピンぼけの写真が連発です。被写体にあわせてカメラの設定をしないと使い物にならないことがよく分かった撮影でした。

そして撮影した写真をチェックするとEOS 50Dとは違います。階調が深くなったような、解像度があがったような写真になりました。ファインダーやシャッターと操作、結果の写真と全てに質感がアップした感じです。

関連:EOS 7Dの設定

撮影:Canon EOS7D TAMRON SP 17-35mm F2.8-F4,EF300mm F2.8L USM,EXTENDER EF2X

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