2010年9月30日木曜日

出雲国風土記

昨夜は出雲国風土記をテーマにした意見交換会でした。私は少し場違いかなと思っての参加です。

そして集まったメンバーは錚々たる顔ぶれでした。そして地元関係者は観光関係の人たちでお互いが顔なじみです。私は初めて会う人たちばかりなので借りてきた猫のようにテーブルに着きました。

最初に出雲国風土記の話があり、それを元にしてディスカッション。うん、素晴らしい。どんどんヒートアップします。残念ながら時間切れです。続きは居酒屋へと持ち越しです。私は都合により居酒屋に参加はできませんでしたが、きっと居酒屋でも白熱した話で盛り上がったと思います。

1300年前に書かれた出雲国風土記。

私の生活で接する機会は少ないけれど、改めて貴重な話を伺うと「うわ、凄い」と感動してもっと知りたくなります。実に面白いです。

あまり聞き役に回っているとお誘いしてくれた人に怒られそうですが、聞いていると情報発信のネタ?としてかなり強力だと再認識しました。これをどのようにコンテンツとして落とし込めるのか、いくつかの課題が私にも見え始めました。

平城遷都も1300年前。
これは熱くなる。

2010年9月29日水曜日

シャープのガラパゴス

シャープが電子書籍のリーダとしてガラパゴス(GALAPAGOS)を発表した。発売は12月予定。
日本の携帯は「ガラパゴス」と言われ、海外の携帯に押されてしまう弱さと輸出が難しいことを比喩していた。そのガラパゴスを商品名に使うシャープはある意味凄い。思わず私もブログネタにしてしまう。

ガラパゴスのOSはGoogleが携帯端末向けに作ったAndroid。iPhoneとiPadに似た二機種を発売するみたいだ。それぞれの画面サイズは5.5インチと10.8インチ。iPhoneは3.5インチなので、ガラパゴスは一回り以上大きい。

それにしてもiPadと同じ市場を狙う商品が続々と発表されている。

それだけ電子書籍の市場はこれからを意味しているが、GoogleがOSをオープンソースで無償公開しなければ、ここまで早い展開にはならなかったと思う。だって商品を作るメーカーはOSの開発にあまり苦労しないからだ。OSが無償で手に入れば商品の開発スピードは早くなる。

あと、カナダにあるスマートフォン最大手のリサーチ・イン・モーションが液晶画面サイズ7インチのブラックベリー・プレーブック(BlackBerry PlayBook)を11月に発売すると発表があった。こちらは独自のBlackBerry Tablet OS。他のメーカーとOSは違う。

ざっくりOSの違いでみると、iPadのiOS、Android、BlackBerry OS、そしてKindle OSと分類できる。ソフトウェアからみるとこのように分類できる。今後はこれらのOSの上でどんなコンテンツが分布するかによって市場の優劣が決まってくる。それはビデオレコーダのビクター(VHS)とソニー(ベーター)みたいな競争だと思ったりする。そして消費者からすると、いくつか選択肢があるのは嬉しい。

ただ、ビデオレコーダの時代と違うのはインターネットが普及している点だ。ハード主軸では流れに呑まれると思える。インターネットで世界レベルで情報が売買される時代。この新しい環境でガラパゴスがどのように進化をするのか。

そしてシャープ独自の電子書籍フォーマット「次世代XMDF」がガラパゴスの成功の鍵になるのか、それとも足かせになるのか。これからの展開に注目をしたい。以前のXMDFは使用に際してロイヤリティが必要だった。

蛇足:Apple社は1年単位で新商品を発売しているので、来年発売されるであろうiPadはどんな商品になっているのだろう。ゲーム市場のためのデュアルコアプロセッサは必然として、指摘の多い重量は減量されて登場するのだろうか。

2010年9月25日土曜日

iPhone4のケース交換

Appleから無償でもらったケース。無償なので気兼ねなく人と交換できます。

私は無償で「GRIFFIN REVEAL ETCH IPHONE 4」というケースをもらいました。でも、iPhone4に付けてみると一回り大きくなって重く感じたので付けるのを止めました。やはりケースはない方が良いです。と、思っていましたら、「Belkin シールドマイクラ」という透明なケースと交換する機会がありました。「Belkin シールドマイクラ」の材質はポリカーボネートです。


どっちみち使わないケースなので、あっさり交換しました。

この「Belkin シールドマイクラ」というケースはとてもシンプルで軽いです。付けても付けた感じがありません。ただ枠の縁に問題があるのか、バリとまで言いませんが指につっかかてきます。それでも前のケースよりは主張が少なく、私にはフィットする感じです。材質もポリカーボネートなので滑るようにポケットからも出しやすいです。これなら使えそうな感じがしました。

「GRIFFIN REVEAL ETCH IPHONE 4」は定価が高かったので選んだのですが、「Belkin シールドマイクラ」は定価は安いです。でも、この存在感がないところが好きになりました。それにしてもケースの選ぶポイントは人によって大きく異なりそうですね。

関連:iPhone4無償ケース

撮影:Apple iPhone4(HDRオフ)

iPhone4初月の請求額

8月末にドコモからMNPで契約したiPhone4。ドコモからの最後請求書とソフトバンクから初月の請求額確定のお知らせが来ました。

ドコモの請求書には、MNPの手数料として2,000円と解約料9,500円が、基本料(日割り)と通話料に上乗せされていました。

ソフトバンクはサイトで請求額を確認することになっています。サイトで請求額を確認すると、
基本料ホワイト 451円(日割り)
パケット定額 2,032円(日割り)
S!ベーシックパック 145円(日割り)
契約事務手数料 2,700円
ユニバーサルサービス料 8円
合計 5,336円(税別)

ソフトバンクの月月割の値引き1,920円は初月はありません。月月割の値引きは二ヶ月目からです。また、ホワイトプランの月額料が無料になる「ただとも」や「のりかえ割り」もすぐに申請をしたのですが二ヶ月目からでした。だから契約事務手数料以外は日割り計算となっていても、契約事務手数料と合算して、それなりの金額となりました。

今月の請求はドコモとあわせて、少し厳しい請求額です。私の計算では二ヶ月目から10ヶ月間は2,805円に通話料とユニバーサルサービス料になるハズですが、果たしてどうでしょうか。

2010年9月23日木曜日

生物多様性

最近、テレビなどのメディアで「生物多様性」という言葉を見かける。

 私は野鳥たちが好きだ。その野鳥たちも、野鳥の種によって植物の種や藻を食べるもの、そして虫や蛙を食べるもの、水に飛び込んで魚を食べるもの、鳥を捕まえて食べるものなど、野鳥の世界だけでも多様性だ。

生活環境も民家の軒先を借りている燕や雀から、海岸の岩場で生活をしている隼や、渡りでやってくる鷺や白鳥や丹頂鶴など、こちらも棲み分けができている。

少し季節のサイクルが狂ったら、また田が減少していたら、など考えるとガラスコップ以上に壊れやすい環境の中で、全ての生命が関わり合っていると感じる。今の環境でその種は生き残ってきたからだ。環境が少しでも変わると次の生命につなぐことができないかも知れない。

仮に田が減少して、少し前みたいに農薬などを大量に使用していたら、オタマジャクシやバッタが死滅して、それを食べに来た鷺の食べるものがなくなる。鷺も農薬の影響で死んでしまうかも知れない。

冬になるとシベリアから白鳥が飛来してくるが、田が減少して稲穂が落ちてなかったら、何を食べて春まで生活をするのだろう。

農薬などで虫が減少すると燕が困る。あと、植物の種などを食べている雀も雛を育てるのに虫を与える。雛も大きくならない。

川の水や海が汚れると魚や藻が死滅する。魚を主食としている鵜やミサゴや鷺は食べるものがなくなる。藻は鴨たちがよく食べる。

野鳥が死ぬと鳶が食する。不本意に死んでしまった野鳥は鳶にも悪影響を与えるだろう。
食べ物が減少すると、すぐに野鳥の数に比例してしまう循環。そう、ギリギリの棲み分けだから、環境が変化すると子孫を増やす余裕はない。だから、私の好きな野鳥たちを見ていると、その目は自然と田にいく。

多くの野鳥たちには田が一つのバロメーターであり、田が減少するとか、農薬などをどんどん使おうとかなると、多くの生物が死滅することにつながって、もの凄く大変なことになりそう。今では農薬はあまり使わなくなったが、私は減反がとても気になる。

生物多様性。関わり方の主役は農業だと思う。子孫をつないでいる野鳥の多くは人間との関わり合いを既に持っている。その目の前に生きている姿だけを捉えていては彼らの生活は成り立たない。ゲージを作って保護するのもあるが、それは生物の多様性とは思わない。人間も含め、全てが絡み合っているからこそ生物の多様性だと思える。

だから自然の中で農業が栄えれば、多くの生きものたちが豊かになりそうだ。これら全てが人間次第だと思う。

撮影:Canon EOS50D EF300mm F2.8L USM,EXTENDER EF2X

2010年9月22日水曜日

安来の田

先日、久しぶりに冬に多くの白鳥が集まる島根県安来市内の田んぼへ行きました。その時に撮影した写真を紹介させていただきます。

稲穂が凄いです。だから冬に落ち穂拾いで白鳥たちが集まるのですね。

ここでも稲刈りをした後に鷺たちが稲で隠れていた蛙やバッタなどを食べていました。

風とともにツバメの群れがやって来て穂先の上を飛び交います。空中で虫を捕まえているのでしょうか。そして、風に吹かれるようにどこかへ飛んでいきます。暫くすると囀りながら、またやって来ます。心地よい風の日でした。

撮影:Canon EOS50D TAMRON SP 17-35mm F2.8-F4,EF300mm F2.8L USM,EXTENDER EF2X

2010年9月21日火曜日

丹頂鶴のいた田

 丹頂鶴が飛来していた島根県松江市内の田。しっかりと実りの秋です。

既に刈り取りが済んだ田もありました。

稲穂が頭を垂れています。

こちらでは鷺が休憩中。
この時期は稲刈りが済んだ場所で虫や蛙などを食べています。

撮影:Canon EOS50D TAMRON SP 17-35mm F2.8-F4,EF300mm F2.8L USM,EXTENDER EF2X

2010年9月18日土曜日

Skype月額コース

片道3時間の出張では、たぶん電話をすることになるだろうからと、出かける前にSkypeの月額コースを契約しました。

契約したのは固定電話60分コースです。月額130円で60分通話ができます。1分あたり約2.16円です。年間契約一括先払いで20%引きで12ヶ月で1,248円。1分あたり約1.73円とお安くなります。ならばと年間契約をしました。

#また月額コースだと一通話あたりにかかる接続料は払わなくて良くなります。

さて、出張先ではWi-Fiがありません。3Gのモバイルデータ通信でSkypeを使うことになりました。

Skypeを起動してiPhone4の連絡先からダイアルします。少し電子音が聞こえて先方につながります。「もしもし」「あー、もしもし」何だか話しにくいです。どうやら音が途切れたり、遅延が発生している感じです。意識してゆっくり大きな声で話と会話ができるようになりました。

そのうちに相手も同じ感じで話してくれます。なんか面白い。

松江市内では、もう少し話しやすかったです。時間帯や場所によって影響を受けるのでしょうか。できればWi-FiでSkypeを使うのが良さそうです。でも1分1.73円ですから、しっかりとSkypeを使って電話を続けました。

「あ?、もしもし」とか「もう一度お願いできますか」とか。昔の長距離電話ってこんな感じでしたよね。

その日だけであっちこっちと計29分通話しました。ソフトバンクなら1,160円相当です。それが約50円で済みました。Skype恐るべしです。

2010年9月17日金曜日

MacBookProとiPhone4

昨日は車で片道3時間程度の出張でした。鞄にはMacBookPro、ズボンのポケットにはiPhone4を入れて出かけました。車を運転をするので出張先に着いてからiPhone4でメール確認をしました。メールの設定は仕事のメールも受信するように設定をしています。

仕事のメールは迷惑メールもありますので、ゾロゾロとメールが表示されます。指先で受信したメールをササッと読んで、電話が必要な内容はSkypeを使って先方に電話をしました。

出先ではWi-Fiの環境がなかったのでMacBookProはインターネットに接続をすることはできませんでした。しかし、iPhone4はパソコンと同等にインターネットにアクセスできます。先方のサイト情報を確認したいときは、あっさりとサイトに接続をして情報にアクセスすることができました。

MacBookProを開いて過去の情報など確認して、iPhone4でサイトチェックとメール返信、そしてSkypeで電話です。

iPhone4のバッテリーが低下してくると、MacBookProにUSBケーブルで接続すればiPhone4の充電が開始します。MacBookProもバッテリー駆動ですが問題はありません。

出先での移動もiPhone4を使って地図が確認できますから、迷うことなく移動することができました。MacBookProとiPhone4の組み合わせは「どこでも仕事」として、最適な環境だなと改めて感心しました。それにしても指先、指一本でできてしまう、私の仕事って(汗)

今回の出先は終日Wi-Fiの環境がなかったので、ソフトバンクとの契約はバリュープログラムで助かりました。パケット代を気にすることなくiPhone4を使えます。

う?ん、この環境を経験するとiPhone4のパケット代を気にして使うよりは、モバイル通信の端末としてiPhone4を活用する方がよい感じです。どのみち、標準プライスプランへの変更はできないので、このままバリュープログラムで楽しんだ方が良さそうです。

月額0円で楽しむよりは10ヶ月間は月額2,805円、残りの月は月額3,785円ですね。そう思うと何だか気持ちがスッキリしました。

それにしても恐るべしスマートフォン。iPhone3Gの時は処理速度が遅くて、機能はあっても満足した使い方はできませんでした。しかし、iPhone4になると十分にモバイル端末として利用できます。あとは誰でも使えるように操作画面や初期設定などが熟れることを期待するばかりです。

Skype月額コース

撮影:Apple iPhone4(HDRオン)

2010年9月15日水曜日

MacBookProのバッテリー

ブログに時々アップしているMacBookProのバッテリー情報。システムプロファイラで簡単に確認をすることができます。

現在の充電量情報は、
 充電量情報:
   残りの充電量(mAh):    5266
   充電完了:    はい
   充電中:    いいえ
   完全充電時の容量(mAh):    5388
   状態情報:
   充放電回数:    15
   状態:    正常

MacBookProを購入したころは、
 充電量情報:
   残りの充電量(mAh):    5509
   充電完了:    はい
   充電中:    いいえ
   完全充電時の容量(mAh):    5514
   状態情報:
   充放電回数:    3
   状態:    正常

上記、二つを比較すると・・・

残り充電量は5509から5266へ。これは一度完全充電するとACアダプターがつながっていても、ある程度残り充電量が低下するまで充電しません。バッテリーの寿命を縮めるような、無駄に充電回数は増やさないのです。

それよりも、完全充電時の容量が5514から5388へ低下しています。

これはシステムプロファイラでMacBookProのバッテリー情報を確認する度に気になっていました。そう、目に見えて充電できる容量が下がってきていると思ったからです。

ところが、バッテリーを使い切って充電すると完全充電時の容量が5416と戻っている(増えている)ことに気が付きました。

MacBookProはバッテリーを分割して使っているので、1/3ぐらい使って充電しても充電回数は増えない。合計で完全充電時の容量を使うと充電回数が増える。このことで、少しでも充電回数を増やさない工夫がしてあると推測していました。

推測ですが予備バッテリーの部分は決められていて、予備バッテリーまで使うと予備バッテリーが充電されて完全充電時の容量が戻るが、予備バッテリーまで使わないと充電されないので、自然放電等で呼びバッテリーの充電容量が下がる。これにより完全充電時の容量が下がってしまうと思います。

だから時々は予備バッテリーまで使ってやらないといけない。なるほどと思いました。

そうすると、残り20%で予備バッテリーに切り替わりますが、完全充電時の容量が下がっていると早めに予備バッテリーが終わってしまうことかなと思いました。時々MacBookProのバッテリーは最後まで使ってやりましょう。

iPhone4無償ケース

9月末までの期間でApple社はiPhone4のケースを無償で提供しています。

私も無償でもらえるならとiPhone4を買ってすぐにケースを申請してみました。今回は純正ケースを含めて何種類かケースを選べますが、どのケースが良いのかかなり迷います。だから定価で一番高いのを申請することにしました。そして待つこと二週間以上、クロネコのメール便で届きました。

さて、何種類かあるなかで私が選択したケースはこれです。

GRIFFIN REVEAL ETCH IPHONE 4
iPhone4に付けてみると、シャープな感じのiPhone4が丸く一回り大きく感じます。そして重たくもなりました。このケースは何グラムでしょう。iPhone4は137g。前使っていたドコモの携帯が145gでこの差は大きく感じたものですが、そんな感じがします。

iPhone4は金属のバンドで外周をグルリとしています。表も裏もガラス。だから手に持った時にツルンと落としそうな感じがして、早めにケースが欲しかったのです。しかし実際に付けてみると大きく重く感じて、また手からは滑り落ちにくい感じになりましたが、ズボンのポケットに引っかかって出し入れに難があります。

まあ、ケースの役割は滑りにくい、iPhone4を傷やショックから守るでしょうから、相反することでしょう。それはケースが悪いのではなく、使う人がどちらを重視するかですね。

私はケースなしで二週間以上使っていたので、すっかり慣れてケースを付けることに抵抗を感じます。う?ん、普段はケース外して使おうかな。

iPhone4は外周の金属バンドとガラスの間にプラスチックらしきモノが見えますが、落とすとここが潰れやすいとのことです。いつも持ち歩くモノですからケースを付けなければ多少の傷は覚悟しなければいけません。覚悟しますか(笑)

関連:iPhone4のケース交換

撮影:Apple iPhone4(HDRオン)

2010年9月12日日曜日

今年もダイサギ集合

今年も日野川にダイサギが集合をしていました。去年も数で感動しましたが、今年も同じように感動です。

大山の前に日野川。写真中央に小さく白い点がダイサギです。もう、夕方でしたのできちんとした写真は撮れません。私も通りすがりですので、少し車を停めて簡単に撮影することにしました。

近づいて望遠で撮影をすると、このように。こんなに集まっているとワクワクします。

焦って近づきすぎると、このように一斉に飛び立ちます。野鳥撮影では焦りは禁物ですね。

撮影:Canon EOS50D TAMRON SP 17-35mm F2.8-F4,EF300mm F2.8L USM

iPhone4のHDRオン

日本時間の9月9日、iPhoneのOSがアップデートしました。バージョンはiOS4.02からiOS4.1になります。

アップデートの内容は不具合の修正もありましたが、カメラ機能にHDRが付きました。このHDRはHigh Dynamic Rangeといって、写真のダイナミックレンジを広げる技術です。撮影時に露出を変えて3枚撮影をします。その3枚の写真を合成してダイナミックレンジを広げるのです。

これにより、黒く塗りつぶれていた部分が少し見えるようになり、白く飛んでいた部分も分かるようになります。iPhone4で撮影をするとHDRのオン、オフの2枚の写真を保存します。今回はその写真を掲載します。





どちらがHDRオンか分かりますか。下の写真がHDRオンです。全体的に露出オーバー的な感じに撮れました。この後、何枚か撮影をしましたが、被写体によっては「おっ、いいねぇ」となるモノや「あれ?」となるモノがありました。私としては使い分けが必要な感じです。

それでも写真の可能性が広がったことは事実で、このHDRの期待度は高まります。

撮影:Apple iPhone4

2010年9月11日土曜日

けち猫の選択

iPhone4の二つのコース、バリュープログラムと標準プライスプラン。 けち猫はどちらを選択したのか・・・・。

iPhone4を契約する前に、ソフトバンクショップでバリュープログラムから標準プライスプランへ、または標準プライスプランからバリュープログラムに月単位で変更が可能かを確認しました。答えは可能との事でした。ただし、月月割の値引きは一度1,440円になるとバリュープログラムに変更しても1,920円にならないとのこと。

それなら最初はバリュープログラムで契約をして、Wi-Fiの環境等が把握できてから標準プライスプランへ変更しても良いかと思いました。しかも、ここは頑張ってiPhone4を一括払いにして、月額0円への挑戦ができるようにとも考えました。

iPhone4は一括払いで通話料等が発生しなければ月額3,785円の契約となります。

さてさて、今日は9月10日。ドコモは月末締めだけれど、ソフトバンクは10日締め。今日がソフトバンクの締日です。コースを変更するのであれば今日が最初の区切りです。

今まで二週間ほどiPhone4を使って見て、モバイルデータ通信をオンで、どこでもパケット通信ができるのは便利でした。Skypeも少し音は悪くなりますが十分に使えました。モバイルデータ通信のオンをすることで多くの可能性を感じました。

でも、私の場合はWi-Fi環境に囲まれています。Wi-Fiの環境がないのは移動の時ぐらいです。移動は車を運転しますのでiPhone4を操作することもありません。無理して使わない限り、携帯電話網のパケット通信は使う機会がないのです。

そこで、バリュープログラムから標準プライスプランへの変更手続きをすることにしました。そう、月額0円を目指してみることにしました。私の場合はドコモからのMNPでしたので、「ただとも」と「のりかえ割」の両方で10ヶ月間が月額0円になる可能性があります。さっそく157へ電話をしてコース変更の手続きです。

157へ電話をしてオペレータさんが出てくるのを長く待ちました。やっとオペレータさんが出てきたので、私は「バリュープログラムから標準プライスプランへ変更をお願いします」と言いました。すると、「できません」と言われてしまいました。思わず「え?っ」です。

次はMacBookProとiPhone4

2010年9月10日金曜日

iPhone4パケット通信0を目指す

前回は「iPhone4月額支払い0円を目指す」を書きました。5ヶ月から10ヶ月だけでも月額0円にするためにはパケット通信を諦めなければなりません。

実はiPhone4でパケット通信を禁止にするのは簡単です。iPhone4のホームにある「設定」から「一般」を選択して「ネットワーク」を開きます。ネットワークにある「モバイルデータ通信」を「オン」から「オフ」に変更してやれば携帯電話網でのパケット通信は禁止されます。

問題はパケット通信を禁止にしてiPhone4を使う価値があるかです。

携帯電話網でのパケット通信を禁止にすると使えなくなる機能等について列挙してみます。
 ・MMS
 ・携帯電話網からでないとアクセスできないようにしてあるサイトやサービス
以上です。えっ、これだけ。と思われるかも知れません。iPhone4にはWi-Fiという無線LAN機能があります。この機能を使えば携帯電話網でのパケット通信を禁止にしても、ほとんどの機能は使えるのです。

なら、モバイルデータ通信をオフにして携帯電話網でのパケット通信禁止で、限られた期間だけでも月額0円を目指すとなりますが、このWi-Fiは携帯の電波みたいにどこにでも飛んでいません。ごく限られた小さなエリアだけになります。例えばマクドナルドやホテルのフロア、一部の公共施設内などになります。

自宅でインターネット契約をしているのであれば、Wi-Fiの親機を購入してインターネットにつなぐと自宅内でもWi-Fiが使えるようになります。職場も同じですね。

Wi-Fiは限られたエリア内のサービスですから、自分の行動範囲とWi-Fiの範囲が合ってないとiPhoneは持っていても意味がなくなります。先ずはこの点をしっかり考えてパケット禁止にするかを判断します。

自宅も職場もWi-Fiがある。あと移動中や移動先にもWi-Fiのサービスをしているところがあって、カバーができそうだとなれば、先ほど列挙した携帯電話網でのパケット通信を禁止にすると、Wi-Fiでも使えなくなる機能等について考えます。

MMS。ざっくり説明すると携帯メールです。携帯電話網のパケット通信を使ってメール送受信するメールです。iモードのメールと同じでしょうか。これが使えません。

そう書くとメールが使えないと思いますが、iPhone4はパソコンと同じ感覚のメールがあります。インターネット網を使ってメールをやり取りできます。このことをiPhone4ではメールと言っています。
そこで注意する点はWi-Fiエリアでないとメールの送受信ができないこと。ただメールが着信したことは、ソフトバンクの電波が来ていれば着信メッセージだけは表示します。それだけだと誰から来たのか、件名や内容は分からないのです。Wi-Fiエリアに移動してメールの受信をして初めてメールの内容が分かります。

これだと困ると思われるかと思いますが、ソフトバンクにはSMSがあります。Short Message Serviceの略称でドコモだとショートメール、auだとCメールになります。これはパケット通信の扱いではありません。だからパケットを禁止していても携帯の電波が来ていれば送受信することができます。

しかもソフトバンクのSMSは無料です。残念なのは同じキャリア間でないと送受信できない仕様になっていますから、iPhone4からSMSでドコモやauに送受信することはできません。あと、件名を入れることはできないのと、送受信できる文字数が最大670文字までと制限があります。ファイル添付もできません。でも同じソフトバンクを使っている家族間などでは使えそうですよね。

Wi-FiとSMSを賢く使い分ける環境と、それを楽しむことができる心があれば携帯網のパケット通信はゼロにすることができます。しかし、この点を考えたくない人やWi-Fiの環境がないのであればバリュープログラムの5,705円を考えるのが良いでしょう。

それでも月額料はiPhone4の16GBの端末代込みですから、ドコモなどと比べると安いです。端末代を一括で払ってしまえば月額3,785円になります。確かに他のキャリアと比べるとバリュープログラムだと言えます。比較しないと高い月額料ですがっ。

少しでも月額料を安くしてiPhone4を使うか、気兼ねなくiPhone4を使うか。使いこなすという意味ではどちらも同じですが、ここまで考えると月額料ではなく、自分にあった楽しく使いこなす方を選ぶのが重要な気がします。

さあ、あなたならどちらを選びますか?
 次はけち猫がどちらを選んだかを書いてみたいと思います。

2010年9月9日木曜日

iPhone4月額支払い0円を目指す

ソフトバンクでiPhone4を購入すると、通話料を除いて月額5,705円がかかります。これを少しでも安くするために少し考えてみます。実際に金額など間違っているところがあればごめんなさい。私の理解の範囲で書きます。

iPhone4のメインになる料金コースは二つあります。各コースの月額料金は以下の通りです。どちらも通話代とオプションは除いています。iPhone4を分割(新スーパーボーナス2年払い)で買った時の月額です。

 1.バリュープログラム    5,705円
 2.標準プライスプラン    2,387円から6,185円(携帯パケット通信量で変動)

また、各料金コースには月月割(ホワイト代を除く値引き額)があります。既に上記の月額は月月割を反映した金額になります。月月割はコースによって値引き額が異なり、下記の値引きになります。

 1.バリュープログラムでは    1,920円の値引き
 2.標準プライスプランでは    1,440円の値引き

iPhone4を一括支払(新スーパーボーナス一括購入)で購入すると、月月割はiPhone4の分割払いに充当する必要がなくなりますから、代わりにパケットし放題やS!ベーシックパックなどの料金に充当されます。ホワイトプランの980円には充当されません。そのため各コースの支払い月額は以下の通りになります。

 1.バリュープログラム    3,785円
 2.標準プライスプラン    980円から4,265円(携帯パケット通信量で変動)

ソフトバンクは「ただとも」や「のりかえ割」など、ホワイトプランがそれぞれ5ヶ月分が無料となるキャンペーンを行っているので、このキャンペーンの対象となると、その対象期間だけは以下の通りです。

 1.バリュープログラム    2,805円
 2.標準プライスプラン    0円から3,285円(携帯パケット通信量で変動)

標準プライスプランでパケット通信を行わなければ月額0円が5ヶ月から10ヶ月はあるということになります。凄い。

iPhoneの場合は少しでもパケット通信をすると簡単に上限までパケット上がります。だから、少しでもパケット通信を使う可能性がある場合はバリュープログラムの方が安くなりそうです。また、バリュープログラムだとソフトバンクWi-Fiスポットの使用料の月額480円が無料となりますが、バリュープログラムでパケット使い放題ならメリット感は少ないと思います。

次はiPhone4でパケット通信を行わないことができるのか。

その点に触れてみたいと思います。
参考(ソフトバンクiPhoneご利用料金)
http://mb.softbank.jp/mb/iphone/price_plan/

2010年9月8日水曜日

国立国会図書館サーチ(開発版)

おっと、国立国会図書館サーチ(開発版)が公開されていました。

国立国会図書館サーチ(開発版)のトップページには国立国会図書館をはじめ、全国の公共図書館、公文書館、美術館や学術研究機関等が持つ豊富な「知」をご活用いただくためのアクセスポイントとなることを目指しています。と書かれていました。

いよいよ国立国会図書館さんが総合的な検索サービスの提供を始めますね。

シンプルなトップページはキーワードとジャンルのボタンぐらい。ボタンは「すべて」が選択されているので、キーワードだけを入力すると関連する本やゾロゾロと検索結果が表示されます。左側にはどこに何件とか出版年とか表示されて、右側には連想キーワードが表示されます。
これは使いやすそう。そしてビックリするのは国立国会図書館サーチ(開発版)となっていること。そう開発版ですよ。運営しながら改良をすることを前提としています。これは行政関係ではなかなかできないアプローチ。

実際、この手のサービス(システム)は利用者が直接操作します。だから、やはり、利用しながら成長させるのが正しいと思います。単年度にこだわらない開発。なかなかできそうでできない開発版です。

国立国会図書館サーチ(開発版)
http://iss.ndl.go.jp/

2010年9月2日木曜日

iPhoneのVoiceOver

iPhoneにはアクセシビリティ機能が搭載されている。これは高齢者や視覚障害のある方のために、文字を大きく表示したり、文字と背景色の黒白を入れ替えたり、音声で読み上げたりする支援機能。あとアクセシビリティのカテゴリーには入っていないが、音声で電話をかけたりすることができる。

携帯電話で文字を大きくとか音声読み上げとか話を聞くと、ドコモのらくらくホンをイメージする人も多いと思う。実際、アメリカではらくらくホンに該当する携帯電話はなく、iPhoneがその市場を形成し始めていると聞く。

私は幸い目がよい方だ。かなり小さな字も読むことができる。でも音声読み上げ機能は好きだ。
行政系のサイトではページを読み上げるシステムが提供されていたりする。パソコンを使って目で読みながら音声で聴く。ちょっと新鮮だし、使ってみると割と読むのが楽なことに気がつく。サイトの内容によっては何かをしながら聴くことができる。そう、ラジオ感覚でサイトが聴けた。
そんな楽しみ方を経験すると、iPhoneの音声読み上げ機能は気になる。VoiceOverは使ってみなければばらない。

iPhoneの設定を変更する。設定の一般のアクセシビリティを選択。ホームボタンをトリプル(3回押し)でVoiceOverのオンとオフを切り替えるように設定変更をする。この設定によりホームボタンを手早く3回押すことで、VoiceOverをオンやオフにすることができる。

VoiceOverをオンにするとタップ1回で実行だったのが、タップ1回はそのボタンの説明を音声で読み上げる。タップ2回で実行に変わる。これを理解してから操作を行うと割と使いやすい。
次に音声読み上げで青空文庫を読み上げてみよう。

青空文庫とは著作権が切れた本などが、非営利でインターネットにアップしてあり、誰でも無料で利用することができるデータベースだ。今は9000作品あって日々増え続けている。この青空文庫を読みやすく表示するビュアーアプリがiPhoneにも有償や無償で提供されている。

今回は無償の豊平文庫というアプリを使って試してみることにした。豊平文庫にはVoiceOverに対応しており、音声読み上げにルビを使うかなど設定ができる。

読み上げてみると思わず笑いがでる。そう、使えるのだ。連続して読み上げる方法が分からないが、連続で読み上げることができるのであれば聴きながら通勤ができそう。これもiPhoneの面白い使い方だと思った。

2010年9月1日水曜日

iPhone4の不具合

このところiPhone4ネタが続きます。野鳥の写真が好きで閲覧されている方には申し訳ないです。

 iPhone4の持ち方によっては圏外になる場合があるとサイトで騒がれています。また、それに対してApple社もコメントを出して、ケースを付けると改善するので、無料でケースを配布しています。それでも許されないならばiPhone4の返却も受けつけています。

さて、私はこれらの情報を見て「神経質な人が騒いでいる」と思っていました。が、実際にiPhone4を操作しているとぐぐぐっと圏外になるのです。これにはビックリしました。

私の持ち方は左手でiPhone4を持って右手の指で操作をします。この時、iPhone4の左下側面が手のひら(拇指球)で覆われます。これにより圏外になったのかと思います。

iPhone4はデザインを優先して、下側の側面の金属面が携帯電話用のアンテナになっています。そして横側面の金属とつながらないように切目が入っており、その間を絶縁しています。そこを手で触ると2枚の金属がつながってアンテナの役割をしなくなります。

FMラジオの棒アンテナを触ると聞こえたり聞こえなくなったりした経験があると思いますが、それに近いかも。

どうやら自宅の場所によっては同じようにiPhoneを持っても、アンテナの数は下がりますが圏外にならない場所もあります。少し電波が弱いところでは圏外になるようです。あと、乾いた手だと影響が少ないかも知れません。

さてさて、これをどう理解するのか。デザインが良いから許せる。なのか、携帯電話として許せないと思うのか。人それぞれでしょうね。

iPhone4のデザイン。表と裏をガラスで挟んで側面を金属枠で囲んでいます。今までにない携帯電話のフォルムです。従来の携帯は本体内部にアンテナを持ち、アンテナ周辺はプラスチックにしています。iPhone3GやiPhone3GSもそうでした。側面から裏側に金属は使っていません。

iPadは裏面が金属ですが、その金属をアンテナに使わないで、アップルマークのプラスチック中にWi-Fiのアンテナがあります。これだと外側の金属で電波が遮断されないし、直接に手がアンテナに触れることもないです。また、iPadの3Gモデルは上部背面に金属でない部分があります。ここに携帯電話の3Gアンテナがあります。

今までApple社はアンテナに配慮したフォルムをしていましたから、iPhone4はこの問題を分かってやっているような感じもします。このフォルムを最優先させたかったのでしょう。

ならばiPhone4のアンテナを上部側面に持ってくると、左手で持って圏外になる問題は解決しそうな気がしますが、金属側面のアンテナの長さを変えられないと考えると、切れ目がiPhone4のフォルムを壊してしまいそうです。

金属面に直接に手が当たらないように金属面を透明なアクリルか何かでコーディングする回避策も考えられますが、それも残念なフォルムになりそうです。

iPhone4の妥協のないフォルム。次のiPhoneは妥協するかも知れません。そうなると後にも先にも、この金属枠のむき出しのこのフォルムはiPhone4が最初で最後になるかも知れないかな。

まあ、新素材が出てくれば話は変わりそうですが、このデザインが好きであれば持ち方を変えて操作すれば良いのかと思ったり。昔のカメラや車は使うための条件がありました。みんなそれを楽しみながら使っていました。私もこの問題を少し楽しみます。