イー・モバイルのPocket WiFiが好調らしい。
Pocket WiFiは携帯電話のデータ通信網を使って無線LANの親機の役割をする。ポケットや鞄に入れておけば、どこでもノートパソコンなどでインターネットができる。どこでも無線LANだ。最大5台までのパソコンなどのWiFi機器が登録できる。
回線スピードは下り7.2Mbps、上り5.8Mbpsだ。月々の使用料は1,400円から5,380円。まあ、無線の親機として使うとすぐに上限の5,380円になるだろう。
光とか、CATV回線から比べると回線スピードは遅い。でも、多くは不満が起きないかも知れない。それよりも自宅でも外出先でも使えるのと、無線LANの親機だからノートパソコンやiPhoneなどもPocket WiFi経由でインターネットにつながる。個別にデータ通信代を支払わなくても良いのだ。このメリットは大きいだろう。
そんなメリット感で利用者が増えているそうだ。ソフトバンクも定額制ではないが同じ機器でサービスを始めている。
そこでドコモ。バッファロー製モバイルWiFiルーターを使って同じサービスを始める。地域のエリアの広さではドコモが圧倒的だ。これは売れるかも知れない。
実はiPhoneの機能にデザリングがある。これはiPhoneをモデムとして使う機能。無線LANの親機とまではいかないまでも、iPhoneをデータ通信の機器として使うことができる。パソコンからの接続はUSB接続かBluetooth接続だ。Bluetooth接続だと無線で接続できる。ほとんど無線LANの親機となる。
ただ、データ通信費が定額制ではない。あっという間にデータ通信費が10万円以上になるだろう。だから実用的な利用にはならない。でも、Pocket WiFiなどが広く普及すると、iPhoneを使った定額制のサービスが始まるかも知れない。それに期待したい。新しいiPhoneが6月末に発売されると噂があるので、そのタイミングであまり高くない定額制のサービスを始めるとソフトバンクは最強のキャリアになりそう。
機器が対応していても通信費が高いと使うことができない。その機能は無いのと同じだ。
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