2010年9月30日木曜日

出雲国風土記

昨夜は出雲国風土記をテーマにした意見交換会でした。私は少し場違いかなと思っての参加です。

そして集まったメンバーは錚々たる顔ぶれでした。そして地元関係者は観光関係の人たちでお互いが顔なじみです。私は初めて会う人たちばかりなので借りてきた猫のようにテーブルに着きました。

最初に出雲国風土記の話があり、それを元にしてディスカッション。うん、素晴らしい。どんどんヒートアップします。残念ながら時間切れです。続きは居酒屋へと持ち越しです。私は都合により居酒屋に参加はできませんでしたが、きっと居酒屋でも白熱した話で盛り上がったと思います。

1300年前に書かれた出雲国風土記。

私の生活で接する機会は少ないけれど、改めて貴重な話を伺うと「うわ、凄い」と感動してもっと知りたくなります。実に面白いです。

あまり聞き役に回っているとお誘いしてくれた人に怒られそうですが、聞いていると情報発信のネタ?としてかなり強力だと再認識しました。これをどのようにコンテンツとして落とし込めるのか、いくつかの課題が私にも見え始めました。

平城遷都も1300年前。
これは熱くなる。

2010年9月29日水曜日

シャープのガラパゴス

シャープが電子書籍のリーダとしてガラパゴス(GALAPAGOS)を発表した。発売は12月予定。
日本の携帯は「ガラパゴス」と言われ、海外の携帯に押されてしまう弱さと輸出が難しいことを比喩していた。そのガラパゴスを商品名に使うシャープはある意味凄い。思わず私もブログネタにしてしまう。

ガラパゴスのOSはGoogleが携帯端末向けに作ったAndroid。iPhoneとiPadに似た二機種を発売するみたいだ。それぞれの画面サイズは5.5インチと10.8インチ。iPhoneは3.5インチなので、ガラパゴスは一回り以上大きい。

それにしてもiPadと同じ市場を狙う商品が続々と発表されている。

それだけ電子書籍の市場はこれからを意味しているが、GoogleがOSをオープンソースで無償公開しなければ、ここまで早い展開にはならなかったと思う。だって商品を作るメーカーはOSの開発にあまり苦労しないからだ。OSが無償で手に入れば商品の開発スピードは早くなる。

あと、カナダにあるスマートフォン最大手のリサーチ・イン・モーションが液晶画面サイズ7インチのブラックベリー・プレーブック(BlackBerry PlayBook)を11月に発売すると発表があった。こちらは独自のBlackBerry Tablet OS。他のメーカーとOSは違う。

ざっくりOSの違いでみると、iPadのiOS、Android、BlackBerry OS、そしてKindle OSと分類できる。ソフトウェアからみるとこのように分類できる。今後はこれらのOSの上でどんなコンテンツが分布するかによって市場の優劣が決まってくる。それはビデオレコーダのビクター(VHS)とソニー(ベーター)みたいな競争だと思ったりする。そして消費者からすると、いくつか選択肢があるのは嬉しい。

ただ、ビデオレコーダの時代と違うのはインターネットが普及している点だ。ハード主軸では流れに呑まれると思える。インターネットで世界レベルで情報が売買される時代。この新しい環境でガラパゴスがどのように進化をするのか。

そしてシャープ独自の電子書籍フォーマット「次世代XMDF」がガラパゴスの成功の鍵になるのか、それとも足かせになるのか。これからの展開に注目をしたい。以前のXMDFは使用に際してロイヤリティが必要だった。

蛇足:Apple社は1年単位で新商品を発売しているので、来年発売されるであろうiPadはどんな商品になっているのだろう。ゲーム市場のためのデュアルコアプロセッサは必然として、指摘の多い重量は減量されて登場するのだろうか。

2010年9月25日土曜日

iPhone4のケース交換

Appleから無償でもらったケース。無償なので気兼ねなく人と交換できます。

私は無償で「GRIFFIN REVEAL ETCH IPHONE 4」というケースをもらいました。でも、iPhone4に付けてみると一回り大きくなって重く感じたので付けるのを止めました。やはりケースはない方が良いです。と、思っていましたら、「Belkin シールドマイクラ」という透明なケースと交換する機会がありました。「Belkin シールドマイクラ」の材質はポリカーボネートです。


どっちみち使わないケースなので、あっさり交換しました。

この「Belkin シールドマイクラ」というケースはとてもシンプルで軽いです。付けても付けた感じがありません。ただ枠の縁に問題があるのか、バリとまで言いませんが指につっかかてきます。それでも前のケースよりは主張が少なく、私にはフィットする感じです。材質もポリカーボネートなので滑るようにポケットからも出しやすいです。これなら使えそうな感じがしました。

「GRIFFIN REVEAL ETCH IPHONE 4」は定価が高かったので選んだのですが、「Belkin シールドマイクラ」は定価は安いです。でも、この存在感がないところが好きになりました。それにしてもケースの選ぶポイントは人によって大きく異なりそうですね。

関連:iPhone4無償ケース

撮影:Apple iPhone4(HDRオフ)

iPhone4初月の請求額

8月末にドコモからMNPで契約したiPhone4。ドコモからの最後請求書とソフトバンクから初月の請求額確定のお知らせが来ました。

ドコモの請求書には、MNPの手数料として2,000円と解約料9,500円が、基本料(日割り)と通話料に上乗せされていました。

ソフトバンクはサイトで請求額を確認することになっています。サイトで請求額を確認すると、
基本料ホワイト 451円(日割り)
パケット定額 2,032円(日割り)
S!ベーシックパック 145円(日割り)
契約事務手数料 2,700円
ユニバーサルサービス料 8円
合計 5,336円(税別)

ソフトバンクの月月割の値引き1,920円は初月はありません。月月割の値引きは二ヶ月目からです。また、ホワイトプランの月額料が無料になる「ただとも」や「のりかえ割り」もすぐに申請をしたのですが二ヶ月目からでした。だから契約事務手数料以外は日割り計算となっていても、契約事務手数料と合算して、それなりの金額となりました。

今月の請求はドコモとあわせて、少し厳しい請求額です。私の計算では二ヶ月目から10ヶ月間は2,805円に通話料とユニバーサルサービス料になるハズですが、果たしてどうでしょうか。

2010年9月23日木曜日

生物多様性

最近、テレビなどのメディアで「生物多様性」という言葉を見かける。

 私は野鳥たちが好きだ。その野鳥たちも、野鳥の種によって植物の種や藻を食べるもの、そして虫や蛙を食べるもの、水に飛び込んで魚を食べるもの、鳥を捕まえて食べるものなど、野鳥の世界だけでも多様性だ。

生活環境も民家の軒先を借りている燕や雀から、海岸の岩場で生活をしている隼や、渡りでやってくる鷺や白鳥や丹頂鶴など、こちらも棲み分けができている。

少し季節のサイクルが狂ったら、また田が減少していたら、など考えるとガラスコップ以上に壊れやすい環境の中で、全ての生命が関わり合っていると感じる。今の環境でその種は生き残ってきたからだ。環境が少しでも変わると次の生命につなぐことができないかも知れない。

仮に田が減少して、少し前みたいに農薬などを大量に使用していたら、オタマジャクシやバッタが死滅して、それを食べに来た鷺の食べるものがなくなる。鷺も農薬の影響で死んでしまうかも知れない。

冬になるとシベリアから白鳥が飛来してくるが、田が減少して稲穂が落ちてなかったら、何を食べて春まで生活をするのだろう。

農薬などで虫が減少すると燕が困る。あと、植物の種などを食べている雀も雛を育てるのに虫を与える。雛も大きくならない。

川の水や海が汚れると魚や藻が死滅する。魚を主食としている鵜やミサゴや鷺は食べるものがなくなる。藻は鴨たちがよく食べる。

野鳥が死ぬと鳶が食する。不本意に死んでしまった野鳥は鳶にも悪影響を与えるだろう。
食べ物が減少すると、すぐに野鳥の数に比例してしまう循環。そう、ギリギリの棲み分けだから、環境が変化すると子孫を増やす余裕はない。だから、私の好きな野鳥たちを見ていると、その目は自然と田にいく。

多くの野鳥たちには田が一つのバロメーターであり、田が減少するとか、農薬などをどんどん使おうとかなると、多くの生物が死滅することにつながって、もの凄く大変なことになりそう。今では農薬はあまり使わなくなったが、私は減反がとても気になる。

生物多様性。関わり方の主役は農業だと思う。子孫をつないでいる野鳥の多くは人間との関わり合いを既に持っている。その目の前に生きている姿だけを捉えていては彼らの生活は成り立たない。ゲージを作って保護するのもあるが、それは生物の多様性とは思わない。人間も含め、全てが絡み合っているからこそ生物の多様性だと思える。

だから自然の中で農業が栄えれば、多くの生きものたちが豊かになりそうだ。これら全てが人間次第だと思う。

撮影:Canon EOS50D EF300mm F2.8L USM,EXTENDER EF2X

2010年9月22日水曜日

安来の田

先日、久しぶりに冬に多くの白鳥が集まる島根県安来市内の田んぼへ行きました。その時に撮影した写真を紹介させていただきます。

稲穂が凄いです。だから冬に落ち穂拾いで白鳥たちが集まるのですね。

ここでも稲刈りをした後に鷺たちが稲で隠れていた蛙やバッタなどを食べていました。

風とともにツバメの群れがやって来て穂先の上を飛び交います。空中で虫を捕まえているのでしょうか。そして、風に吹かれるようにどこかへ飛んでいきます。暫くすると囀りながら、またやって来ます。心地よい風の日でした。

撮影:Canon EOS50D TAMRON SP 17-35mm F2.8-F4,EF300mm F2.8L USM,EXTENDER EF2X

2010年9月21日火曜日

丹頂鶴のいた田

 丹頂鶴が飛来していた島根県松江市内の田。しっかりと実りの秋です。

既に刈り取りが済んだ田もありました。

稲穂が頭を垂れています。

こちらでは鷺が休憩中。
この時期は稲刈りが済んだ場所で虫や蛙などを食べています。

撮影:Canon EOS50D TAMRON SP 17-35mm F2.8-F4,EF300mm F2.8L USM,EXTENDER EF2X