2009年12月30日水曜日

うたた寝の白鳥

私は白鳥を毎日撮影している訳ではない。また、そればっかりしている事もできない(笑)。だから、時々前に撮った写真を使ってブログを書く。今回はうたた寝の白鳥。

夜寝る時に白鳥は寝床へ向かう。それは水があり見通しのある場所だ。外敵が来るとすぐに分かるから。そのため食事をする場所と寝る所は分かれていたりする。でも、食事をする場所でウトウトする白鳥もいたり。白鳥もそれぞれ性格が違う。

お腹がいっぱいになったのか、座り込んで寝ているコハクチョウ。瞼も白い。初めて見るとビックリする。私もビックリした。

こちらは立って寝ている。後のコハクチョウは一生懸命に食事中だ。もう暫くすると寝床へ移動が始まる。

撮影:Canon EOS 50D EF300mm F2.8L USM

2009年12月29日火曜日

安来の白鳥横断中

今年の12月は毎週とまで言わないまでも、割と島根県安来市に行っている。今まではあまり行っていない場所だったので特にそう感じてしまう。

ここの田はいつも白鳥でいっぱいだ。

隣の田に移動する時は歩いて移動をする。しかし、間に舗装された道路があっても歩いて横断する。見通しの良い場所でも、見ている私はヒヤヒヤする。だって、昨年はタンクローリーに跳ねられた白鳥を見ているからだ。

ほら、車が来たよ。多くの車はスピードを出して走り去る。危ない危ない。

撮影:Canon EOS 50D EF300mm F2.8L USM

2009年12月27日日曜日

冬の中海

私が春夏によく行った場所へ、久しぶりに行ってみました。

ここは中海です。ミサゴの写真はここで撮りました。この写真の右側に点の様に写っているのがカモたちです。

カモの中にハクチョウを発見。コハクチョウとアメリカコハクチョウが合わせて10羽ぐらいでした。カモの多くはホシハジロとオナガガモですね。

チュウサギもいました。一羽で寂しそう。

撮影:Canon EOS 50D TAMRON SP 17-35mm,EF300mm F2.8L USM,EXTENDER EF2XF2.8-F4

2009年12月26日土曜日

NHKオンデマンド

NHK紅白歌合戦をNHKオンデマンドで配信するらしい。

NHKオンデマンドとはNHKが放送した番組を好きなときに見ることのできるネット配信サービスだ。インターネットに接続されたパソコンなどを使って番組を見ることができる。

この時代にあった配信サービスだが、見るためにはNHKの受信料以外にNHKオンデマンドで番組を購入しないといけない。ここで不思議に思うのは私だけだろうか。NHKオンデマンドはNHKが放送した番組を見るためのサービス。今払っているNHKの受信料だけでは見ることができない点。

現在のNHK受信料は1年間で地上波14,910円と衛星25,520円だ。両方で40,430円を支払っている。月額にすると3,370円程度。これだけではNHKオンデマンドサービスを利用する事ができないらしい。NHKオンデマンドでは一番組あたり210円前後の支払いを求められる。また「見逃し見放題パック」1,470円もあるので、多く見るならばこちらの方がお買い得感がある。

しかし、放送と番組内容が違っていれば、まだ支払う気持ちにもなるが、前提は放送された番組だ。NHK受信料を支払っている立場では何だかなーと思える。まあ、NHKオンデマンドは強制じゃないから見なければ良いだけなのだが、そこに受信料の一部が使われていると思うと悲しくなってくる。

NHKって将来どうなるのだろう。何だか小さな流れに任せている感じがする。そこに将来のビジネスプランが見えてこない。

テレビでNHKを視聴するのを止めればNHKの受信料は払わなくて良いのだろうか。そしてNHKオンデマンドで少し遅れた番組を見るのであれば、一番組210円や月額1,470円で済むのだろうか。ちょっと純粋に考えてしまう。

新入社員にテレビを見ているかと聞けば、「いいえ」と答える昨今。テレビで育った私はテレビの将来が少し心配になってきた。そして一番組210円というプライスで、NHKも雑誌を買う感覚と同じになったと思うのは私だけだろうか。

2009年12月25日金曜日

ソフトバンクのフォトビジョン

ソフトバンクのフォトビジョンが売れているらしい。

携帯の契約数でドコモとソフトバンクが首位争いを繰り広げているが、ソフトバンクはフォトビジョンで優勢らしい。iPhoneの次はフォトビジョンだ。

このフォトビジョンの面白い点は携帯から写真を送れば自動に写真を表示するところ。そう、携帯のメール受信機能を持っている。しかも基本料金はキャンペーンで月額490円固定。いくら受信しても490円だ。これなら家族で写真を楽しむ写真立てとして気軽に契約ができそう。いや、実際に契約者が増えているらしい。

ちょっとしたアイディア商品だ。

最近の家電屋さんや写真屋さんでよく見るようになったデジタルフォトフレーム。デジタルカメラのメモリーを差せば、そのまま撮影した写真を順番に表示する。これをもっと身近に、もっと気軽に、携帯向けとして考えた商品。おまけに携帯の契約数としてカウントされる。

かなり注目度の高い商品になっている。実際、2009年6月に発売されたフォトビジョンだが、2009年12月18日に新型が、またキティちゃんモデルもある。そして2010年4月以降には9インチのフォトビジョンも発売予定になっている。どの機種もタッチパネルで操作が簡単だ。

やっと携帯市場が成熟して新たな製品が注目を浴びる。
自然な流れだと思う。携帯が携帯の形から離れていく。
これが引き金となって、「えっ」と思うような商品に携帯が内蔵されるのだろう。実に楽しみだ。

あと、ドコモもフォトフレームを発売すると発表があった。
名称はお便りフォトパネル。
でも4月から上限が月額9,765円だそうで、少し腰が引けてしまう。
しかもWebサイトにて先行販売だが、Firefoxでは閲覧禁止。IEでないとダメだ。
IE8でも閲覧ができなかった。どうやらIE6かIE7限定らしい。
私のパソコン環境では閲覧できない。
ドコモサイトで詳しく金額などを調べることができない。改善をしてもらいたい。

2009年12月24日木曜日

夜が来る

安来のハクチョウ。日が沈む前に撮影しました。

まだ食事中のコハクチョウ。その中を歩くコハクチョウ。

羽を広げるコハクチョウ。もう少しで寝床へ移動を始めます。

撮影:Canon EOS 50D EF300mm F2.8L USM

2009年12月23日水曜日

白鳥と雀

冬になると渡ってくる白鳥。そして一年中同じ場所で過ごす雀。

渡ってきた白鳥を見ていると白い羽に包まれたその体は温かそう。大きな羽を広げると羽の裏側にもタップリと羽があることが分かる。実に保温性が良さそうだ。

それに比べ冬風に吹かれる雀たち。体を丸めて羽の間に空気を溜めて寒さを凌いでいる。時折吹く風に丸めた羽は吹かれて寒さが凍みそう。

さて、白鳥と雀はどちらが幸せなんだろうと思う。

白鳥は冬になると繁殖地のシベリアから日本へ渡ってくる。これはどう考えてもシベリアの寒さが強すぎて白鳥たちには適さないからだろう。生活するのに適した環境を求めて渡ってくると考えられる。しかし、その渡りは凄い距離だ。時間はかかるだろうし危険性も高い。命をかけて渡ってくると言っても過言ではないだろう。

そして無事に日本に着けば食べる物も豊富にある。群れでなしている状態では天敵も少ない。人間もその優雅な姿の白鳥には狩りはしない。比較的落ち着いて生活ができる状態だと言えよう。

雀は春と秋は食べる物が多い。だから春から夏は子育て。天敵に捕まらなければ豊かな季節だ。でも冬は一気に辛くなる。食べる物が少なくなって気温も下がり厳しい季節。夏に過剰なぐらい目に付いた雀たちの姿も、冬から春には姿を見せなくなる。

生活を求めて渡る白鳥とその場所で頑張る雀。
私にはどちらが幸せかは決めることができない。

どちらも子育ては大変だろうけれど、それが一番幸せな時だというのは親鳥を見ていると伝わってくる。どの親鳥も雛や幼鳥への愛情を感じさせるからだ。やがて育てられた雛や幼鳥は親鳥になって、今度は自分たちの雛を一生懸命に育てる。そこには無限の幸福がきっとあるに違いない。