2010年8月4日水曜日

プロ意識

先日、NHKのテレビドラマで「プロ意識がない」という言葉が耳に残り、今更ながらプロ意識とは何かを少し考えていた。

もちろんプロ意識と言っても範囲は広い。テレビドラマでは趣味の延長で料理教室を始めた人たちが、結婚パーティのケータリングを受けて料理を作ることになった。しかしパーティ当日、準備中に少しトラブルがあり、それが元で料理の失敗が続き断念をしかける。

そのタイミングで昔シェフだった人が訪れて「プロ意識がない。だから安易に仕事を受けてはダメだ」と怒った。

そして怒りはしたが見るに見かねて昔シェフだった人は手伝うことになる。手際よく材料の調達など指示をして、オーブンが壊れていて焼けないのは他の方法で切り抜けた。そして料理はパーティに間に合って事なきを得た。

プロ意識とは、仕事を進める上で何かトラブルが起きても仕事を完結できることを常にイメージして進めることだと私は思った。

はて、自分にはそれがあるのだろうか。テレビドラマとは職種は違うが、少し疑問に思った。
そんな中、似たような状況が起きた。なるほど、無意識の中で自分がリカバリできる範囲で仕事を進めている。リカバリできない状況では仕事を受けない。または他人に完全に任せている。

気がつかないうちに身についたプロ意識。もっとプロから見るとまだまだかも知れないが、多くの人も同じように無意識の中でプロ意識を身につけているのだろう。また、それは仕事に限らず普段の生活にも同じようにあると思える。

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