JUSTブログ始めて11ヶ月が経過しました。
ブログのネタとして、コハクチョウの写真を撮り始めた今年の2月。それから野鳥の撮影が好きになりライフワークのひとつとなりました。そのきっかけとなったコハクチョウが山陰に戻ってきました。
しかし、私がいつも野鳥撮影する場所にはコハクチョウの飛来はなく、先週は口コミで聞いていた島根県安来市に行きました。
下調べもなく行けば分かるだろうと出かけました。安来市に着いてみるとハクチョウの姿は見えず、ウロウロしてみたのですが、分からずじまい。いよいよ諦めて帰る事にしました。
それでもせっかく来たのだからと、帰り道に車を降りて風景写真を撮っていると、豚のような鳴き声が風に流れて聞こえてきます。「あれっ」と思って、意識して聞くとハクチョウの鳴き声ではありませんか。今年の2月、3月によく聞いていたハクチョウの鳴き声です。
私は大急ぎで鳴き声のする方向へ車を走らせました。
碁盤の目のような農道をジグザグに走らせると、朝日に浮かび上がるコハクチョウたちが目に飛び込んできました。ざっと50羽以上はいます。既にコハクチョウを撮影をしている人も居られます。
「ここにいた!」
去年と同じ場所ではないですが、コハクチョウとの再会です。久しぶりに見るコハクチョウはとても大きく美しく感じました。
さっそく、いつものレンズをコハクチョウに向けると近い。近すぎて全身が収まりません。コハクチョウって人に対して警戒心が少なく、かなり近くで撮影ができるのと体も大きいので超望遠レンズでははみ出てしまいます。ビックリしました。私はレンズを交換して、標準レンズぐらいから撮影を始めました。
徐々に雰囲気が分かってきたので、私の方からコハクチョウから離れ、望遠や超望遠にして撮影を続けました。望遠の方が背景の処理ができて良いのです。今までは野鳥に少しでも近づこうと思って動いていましたから、この日は逆のアプローチです。何だか可笑しくなって、ふと笑ってしまいました。
JUSTブログ始めて11ヶ月。コハクチョウが鍵になり、私の野鳥撮影の原点をふり返ることができました。
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