先々月、家のブラウン管テレビが壊れて液晶テレビにした。
その影響を一番受けたのは、どうやら家の猫だった。
やはり、この時期は寒くなってくる。まだ、コタツもストーブも出ていない。
他にも暖をとるモノがない。
寒がりの猫は液晶テレビの上を見つめた。そしてジャンプ。液晶テレビの上は幅がない。きっと鳥ならば上手く留まれたに違いない。猫だから前足と後ろ足が縺れるようにして落ちた。
その猫の行動で買ったばかりの液晶テレビは倒れることなく少し揺れた。それを見ていた私はビックリ。液晶面側に傷がついていないか、猫よりも心配してしまった。
その後、猫は何度となくチャレンジを試みるが、私に制止させられ諦めた。
どうやら、鳥の真似を狙っているのではなく、また自分に注目をしてもらいたい訳でもなく、寒いから暖をとるためにテレビの上に乗ろうと思ったみたいだ。
前のブラウン管のテレビは乗るスペースがあって、そして熱も出て暖かかった。猫には暖がとれたのだ。それが液晶テレビになり、テレビの上に乗って暖をとろうにも幅がない。落ちるし、注意されるし、どうすることもできない。
暖がとれなくなった猫は家の中をソワソワ・ウロウロと歩き回る。
そして私に時々文句を言う。どうにかしてくれと。
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