空を眺めていると「トビ」が「カラス」に苛められている姿を見ることがある。
この日も目撃した。
どうやら、獲物の奪い合いだ。私が気がついた時は、カラスが獲物を押さえていて、それを返してもらおうとトビが頑張っている感じだった。
トビが逃げ始めると、しつこいまでにカラスは追いかける。
トビは猛禽類で体が大きく強そうだが、カラスの方が賢く喧嘩に強い。
はじめから勝ち目は分かっているのに、それでもトビは何度となく繰り返していた。
冬の寒い中、良質のタンパク質は貴重な食べ物。体の大きなトビはお腹が空いていて、なかなか諦めることができないのであろう。
カラスは雑食で何でも食べることができるのだが、人間の出す「生ゴミ」も減ってきてお腹を空かしてしまっているかも知れない。
雪山を背景にトビとカラスの取り合いは続く。それを見ている他のカラス。トビを追い立てて獲物から離れるカラスの隙を窺っている。春はまだ先だ。
撮影:Canon EOS 7D Mark II,EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STM
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