2015年1月30日金曜日

トビとカラス


空を眺めていると「トビ」が「カラス」に苛められている姿を見ることがある。
この日も目撃した。

どうやら、獲物の奪い合いだ。私が気がついた時は、カラスが獲物を押さえていて、それを返してもらおうとトビが頑張っている感じだった。

トビが近づいて来ると、カラスがトビよりも高く飛び上がってトビにキックをする。

トビが逃げ始めると、しつこいまでにカラスは追いかける。

トビは猛禽類で体が大きく強そうだが、カラスの方が賢く喧嘩に強い。

はじめから勝ち目は分かっているのに、それでもトビは何度となく繰り返していた。

冬の寒い中、良質のタンパク質は貴重な食べ物。体の大きなトビはお腹が空いていて、なかなか諦めることができないのであろう。

カラスは雑食で何でも食べることができるのだが、人間の出す「生ゴミ」も減ってきてお腹を空かしてしまっているかも知れない。

雪山を背景にトビとカラスの取り合いは続く。それを見ている他のカラス。トビを追い立てて獲物から離れるカラスの隙を窺っている。春はまだ先だ。

撮影:Canon EOS 7D Mark II,EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STM

2015年1月26日月曜日

EOS 7D Mark II「AFの凄さ」

EOS 7D Mark IIの凄さは、やはり連射スピードとAF信頼性。以前使っていたEOS7Dとの比較になるが、やはり凄い。凄さがかるサンプル写真をアップする。

条件はAIサーボAF でスポット1点、CASE1だ。いつもはRAWで撮影するが今回は試し撮りの一環としてJPEGで撮影をした。掲載写真のトリミングはなし。露出は撮影時の露出のまま。レンズはEF300mm F2.8L USM I型でEXTENDER EF2Xだ。決してフォーカスが早い条件ではない。

こんな写真は近頃のカメラだと当然撮れる。

カモメが降下を始めると、背景がカモメと重なり始める。

ここまで背景と重なると、今までのカメラ(EOS7DやEOS6Dなど)はピントが背景に移動を始める。

ここまでカモメにピントが合っているのは素晴らしい。

背景にカモメと同じような白色が入り始めた。

画面中央に白い波。大抵のカメラは背景にピントが移動するハズ。

この状況でもカモメにピントが合っている。

これでも大丈夫。








もう、何も語らなくてもいいだろう。全て写真が証明してくれている。AFの完成度の高さは素晴らしいものだ。

また、連写のスピードはAPS-Cで早いのは理解ができるが、それよりもシャッターのタイムラグが短くて実に心地よい。これが次の撮影欲へと繋いでくれる。撮れなかったものが撮れる。明らかにEOS6Dに比べてノイズや階調は劣るが、「その瞬間」を切り取るカメラとしては、コストパフォーマンスは最高だ!

もし、私が野鳥の撮影が主体でないならば、例えば景色やポートレートならEOS6Dのコストパフォーマンスは最高だと言える。いま一眼レフは「何をメインで撮るのか」で決める時代だと言えよう。

撮影:Canon EOS 7D Mark II,EF300mm F2.8L USM,EXTENDER EF2X

2015年1月25日日曜日

日野川河口のシロチドリ

最近、職場から近いこともあって、ちょくちょく行ってみる日野川の河口。

日野川の河口側から上流を見た風景。橋は9号線です。

最初は大きな水鳥の「ウミネコ」と「カモメ」などに目が奪われる。

目が慣れてくると小さな鳥がいることに気がつく。
シロチドリだろうか。私を気にしながら砂浜を歩き回っている。

これは可愛い。窪んだところにぽっこり入っている。
この砂浜にも小さな鳥たちが生活を送っている。変わらない環境はとても大事だ。

撮影:Canon EOS 7D Mark II EF300mm F2.8L USM,EXTENDER EF2X,EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STM

2015年1月19日月曜日

白鳥飛ぶぞ!

先日、撮影した白鳥ロードでの写真から加工なしでそのまま掲載。白鳥がはみ出ていてごめんなさい。

白鳥が数羽、飛び立ちます。その姿は翼を広げて飛行機の離陸と同じ感じ。違うところはタイヤでなく、水かきのついた足で走ること。

スピードがついてくると、翼をはたばた始めます。足にも力が入っていることが分かりますよね。小さな目ですが表情も真剣。

水かきの足ですが、実に器用に走ります。

さあ、翼が風をつかみ始めた。首がず〜〜んっとまっすぐに伸びます。足はスプリンターの様。

飛んだ!

飛ぶのに抵抗にならないように、足を体にピッタリ付けて。

翼を羽ばたかせて、徐々に高く、もっと高く。

飛んでいきましたとさ。

撮影:Canon EOS 7D Mark II EF300mm F2.8L USM,EXTENDER EF2X

2015年1月15日木曜日

今年も白鳥がいっぱい

先日の程よい天気の安来の白鳥ロード。

水の張っている田んぼには白鳥はいません。カモがいっぱいです。

水の張ってない田んぼに白鳥を発見!

いるいる!!

今年もいっぱい来たね。

撮影:Canon EOS 7D Mark II EF300mm F2.8L USM,EXTENDER EF2X,EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STM

2015年1月10日土曜日

EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STMのレビュー(望遠編)

Canon EOS 7D Mark IIのレンズキット「EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STM」の描写は思った以上に素晴らしい。何が素晴らしいかと言えば、望遠の焦点距離135mmの描写が「Lレンズ」に迫る感じだからだ。

また、それだけではない。「STM(ステッピングモーター+リードスクリュー)」のスムーズなピント調整と無音のフォーカス。フルタイムでのピント調整もできる。それと、しっかりとした手ブレ補正。これで開放値が明るければ「Lレンズ」と言っても良いのではないだろうか。

実際に「EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STM」で撮影した野鳥の写真で紹介する。絞りはすべて開放のF5.6。

トリミングなし

上の写真をピクセル等倍

ウミネコ、トリミングなし

上の写真をウミネコのサイズにあわせてトリミング

こんなレンズをレンズキットとして開発できるなら、EF-S用の超望遠も開発してもらいたい。そう思うのは私だけではないはずだ。いいレンズは重くて高額という常識は「APS-C」では通用しない。もっともフォーサーズなどでは前からいいレンズが揃っていたから、今から始まったことではない。時代の価値とは、こんな感じで変わっていくのだろうか。

 撮影:Canon EOS 7D Mark II EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STM

2015年1月7日水曜日

ズグロカモメ

本日は日野川に行きました。

いつもだと大山が見えるのですが、雨やみぞれ、そして突風の悪天候で大山は見えません。

こんな天気じゃ写真は無理だろうと思いつつ望遠レンズで野鳥を探すと、「ユリカモメ」を発見しました。

「ユリカモメかぁ」と思いながらシャッターを切っていると何かが違う。クチバシが黒いではありませんか。これはひょっとして「ズグロカモメ」の冬版?しかもクチバシには蟹か?

そんな私を見ながらカモメも飛んでいます。

虹も出てきたりと、実に忙しい撮影となりました。自然に感謝!
あっ、レンズに雨粒が(泣)

撮影:Canon EOS 7D Mark II EF300mm F2.8L USM,EXTENDER EF2X,EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STM

2015年1月4日日曜日

EOS 7D Mark IIを買いました。

EOS 10DからEOS 50D、EOS 7D、EOS 6Dと買い換えてきましたが、EOS 7D Mark IIのバッテリーグリップのプレゼントキャンペーンに間に合うようにEOS 7D Mark IIを購入しました。もちろんEOS 6Dは下取りに。それとEOS 6Dで一番使っていたEF28mmF2.8USMも手放しました。

出荷時の設定のまま
買い換えの動機はセンサーがAPS-Cサイズのため、望遠が1.6倍に伸びること。シャッターのタイムラグが短いこと。連写が速いこと。そして粘るというAFに期待が高くなった。などです。

抜けた28mmを埋めるために、EF-S18-135 IS STM レンズキットを買うことにしました。初めてのレンズキットです。今までレンズキットは馬鹿にしていたのですが、知っている人がEOS 70Dのレンズキットを使っていて、思いのほか描写が綺麗だったので買ってみることにしました。

・実際にEOS 7D Mark IIを手にして感じたことは・・・

<やはり望遠が1.6倍に伸びることは嬉しい>
デジタルになってから望遠を使い始めたので頭の中が普通に1.6倍になっていました。だからフルサイズだと「あ、遠すぎる」と撮影を諦めていました。トリミングしてもこの感覚は埋めることができませんでした。

<シャッターのタイムラグが短く、連写が速いこと>
EOS 10Dでも野鳥の撮影ができていたので、この問題は少ないかと思ってEOS 6Dを買ったのですが、すっかりEOS 7Dに慣れてしまって、撮影のリズムが合わなくなっていました。

<オールクロス65点AFセンサー>
既にEOS1系を使っている人には当たり前のことかも知れませんが、ファインダー一面にフォーカスポイントがあります。また、全てがクロスセンサーのためにピントが合います。買ったままの、「65点自動選択」設定でも野鳥が撮れてしまうのにはビックリしました。今までは中央一点主義だったのですが、シチュエーションによっては複数ポイントを使った撮影もありかと思えるほどです。

<重さ>
EOS 7D Mark IIの重さは約820g。私の持っている望遠レンズを付けたときのバランスがいいです。EOS 6Dの時はバッテリーグリップを付けて重くして使っていました。

<カスタム設定>
自分の使いやすいようにボタンの役割が設定できます。試行錯誤で時間はかかりますが、かなりできます。旧EOS 7DよりもEOS 6Dは少なく自由度がなかったです。

・実際にEOS 6Dを手放して思うことは・・・

<フルサイズの余裕>
解像度やノイズ以外にも「色の豊かさ」がありました。風景などは、やはりフルサイズですね。撮影の主体が決まってなければ「フルサイズとの二台持ち」がいいです。それにはコストが伴うのですが(汗)もちろんEOS-1D Xで超望遠を使えば全てが満たされるのでしょうが、さすがに私の趣味の範疇を超えてしまいます。

<重さ>
スナップや風景の時は気軽に持って出られるのがいいです。バッテリーグリップを外したEOS 6DとEF28mmF2.8USMの組み合わせは最強でした。描写も良かったです。

う〜ん、野鳥ばっかり撮っている私には、今回の買い換えは正解だったと言えます。だって野鳥にレンズを向けると、気持ちよくなるカメラだからです。野鳥の撮影が楽しい。

上の写真をピクセル等倍に
<関連ページ>
EOS 7D Mark IIがErr06で故障かっ!
EOS 7D Mark II「AFの凄さ」
EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STMのレビュー(望遠編)
やっとCanon EOS6Dレビュー

撮影:Canon EOS 7D Mark II EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STM

2015年1月1日木曜日

平成27年元旦

明けましておめでとうございます。
今年もより良い年でありますように!


さあ、競争だぁ~。

撮影:Canon EOS 7D Mark II EF300mm F2.8L USM