2011年1月21日金曜日

冬の日本海(弓浜半島編)

冬の日本海は穏やかなときもあるが荒波だ。私だけかも知れないが、強風の中の荒波に近づくのは勇気がいる。いや、勇気と言うよりは魂の強さかも知れない。打ち寄せる波の近くに立つと、足もとの砂から海の方へ魂が引っ張られる感じがするからだ。

風と荒波。小さな声や物音は全て吹き飛ばす。人間の存在も小さく感じさせる。

その時の心によっては荒波に向かって大声で叫ぶ時もあるだろう。無心になって押し寄せてくる波を見ているかも知れない。この荒波は過去と現在と未来の境界を感じさせる。


撮影:Canon EOS 7D TAMRON SP 17-35mm F2.8-F4

2 件のコメント:

  1. 本当に吸い込まれそうですね!

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  2. 音が伝えられるのは動画ならではです(^^)/

    コメントをありがとうございました。

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