日野川の水位が低いために堤防と化している場所で、コサギとハシボソカラスの陣地争いがありました。勝負はハシボソカラスの勝ちでした。
勝負に勝ったハシボソカラスは徐々に日野川の少し水の流れている中央の方に移動して魚を捕ろうと試みました。
このハシボソカラスはコサギが魚を捕っているのを見て、自分も捕れると思ったのでしょう。同じように魚を捕ろうとしています。ただ少し違うところは足を滑らせる回数が多いこと。ハシボソカラスは流れる水が少ないので何とか歩けると考えたのでしょうが、少し無理がありそうです。
また、この時は私が居たり、犬を散歩させる人が居たりと、この場所にサギたちが集まっていません。そのため多くのサギが遠くからこの場所を見守っていました。ハシボソカラスもこの時と思って来たと思います。きっとサギが集まっていると喧嘩しても勝目がないのでここへは来なかったと思います。
撮影しているとハシボソカラスの手前にコチドリがっ。大丈夫でしょうか。ハトも食べるカラスに捕まらなければ良いのですが。
そのうちコチドリは足を滑らせるハシボソカラスを尻目にどこかへ飛んで行きました。
私が見ている間、魚は無理だったと思います。やがてハシボソカラスは魚を捕ることを諦めました。着眼は良かったのですが無理があったと思います。残念ながら、くちばしや足など、この漁には適していなかったみたいです。どこからか、サギたちの笑い声が聞こえてきそうです。
まあ結果はどうであれ、カラスは人間の行動などをよく見て行動をしますね。空気が読める野鳥と言えます。その辺りは見習わなければ(笑)
撮影:Canon EOS 50D EF300mm F2.8L USM,EXTENDER EF2X
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