2015年12月16日水曜日

アトリとカワラヒワ

電線にアトリとカワラヒワ。それは11月の写真。

アトリの群れの中にカワラヒワが一羽いるね。カワラヒワは右から4番目だよ。どちらもスズメ目アトリ科だ。

あっ、アトリが飛んだ!綺麗な姿だね。

みんな、どこへ行くのかな?

撮影:Canon EOS 7D Mark II SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary

2015年12月12日土曜日

野鳥のなる木

 それは早朝。小鳥の囀りで目が覚めた。でも、やたらと騒がしい。よく聞くと何種類かの野鳥たちが家の近くで囀っている。気になったので、私としては珍しくパッと飛び起きて外に出た。目の前の隣の庭木に野鳥たちが群がっていた。

野鳥たちもビックリ。私もビックリ。 あまりのビックリさにお互いの時が止まった。少し間を置いて野鳥たちが蜘蛛の子を散らすように野鳥たちが飛び去った。私はどんな鳥が何羽いたか、数える間もなかったし、識別もできなかった。ただ一羽も残ってない木を呆然と見ているだけ。

家に戻ってカメラを用意して、少し待ってからそーっと覗いてみると、雀が数羽戻っていた。

他の鳥には渡さないぞと、足で掴んでついばむ雀。冬になって食べるのが大変になってきているのが伝わってくる。

そうこうしていると、ジョウビタキも戻ってきた。私をジッと見ているだけだったので、私は早々退散した。

撮影:Canon EOS 7D Mark II SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary

2015年12月11日金曜日

SIGMA 30mm F1.4 DC HSM

 シャッタースピード優先で撮影をしている自分に気がついた。なぜだろう、今までは絞り優先で撮影していたのに、いつからか撮影スタイルが変わっている。それは「明るいレンズがないから」と答えは明白だ。

 広角ズームレンズのEF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STM。標準ズームのEF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STM。野鳥を撮影するべくSIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary。他にも少しレンズはあるけれど、主に使っているレンズはみんな暗い。考える余地のない暗い絞りよりも、被写体ブレが起こらないシャッタースピードを選び、なるべくカメラ感度(ISO)が上がらないようにするだけ。これではカメラ(レンズ)を楽しむとは言えない。

 野鳥用のレンズを明るくするのにはコストがかかりすぎる。広角でボケを楽しめるレンズになると高額になる。そこで目に止まったのがシグマの30mm F1.4 DC HSM。焦点距離は30mmの広角だけれどAPS-Cだから標準レンズになる。開放値もF1.4で明るい。

 シグマにはSIGMA 18-35mm F1.8 DC HSMもあるが、やっぱ常用域は単焦点レンズが使いたいと思ったし、また価格とレンズの重さが気になった。ならばキヤノンEF-S24mm F2.8のパンケーキがあるじゃないかと言われそうだが、絞り優先で楽しむためには24mmのF2.8ではあまり楽しめない感じだ。これは私の経験値。どちらか買うとすれば、私には30mm F1.4に一票となる。

 レンズを買うなら、持っているレンズを手放す。この考え方で頑張っているので、今回もレンズを手放すことにした。さて、どれがいいのか。どれも手放したくはないのだが、30mm F1.4を持つことで使わなくなるレンズは・・・と考えると、EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STMか。

 EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STMは広角側の18mmがEF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STMに負けていた。特にシャドーの再現性が弱かった。それと引き替えに望遠域は綺麗に写るのだが、その領域にはSIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporaryが控えている。またEF-S55-250mm F4-5.6 IS STMもある。よってEF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STMを手放すことにした。

 カメラのキタムラに注文して一週間ほどでSIGMA 30mm F1.4 DC HSMが手元に届いた。

ファインダーにてAF撮影 F1.4開放 ピクセル等倍
ライブビューで撮影 F1.4開放 ピクセル等倍

 早速、カメラに装着して絞り開放で撮影するとピンボケ写真。ビックリしてしまったが、そこは慌てずライブビューで撮影することに。うん、しっかり写っている。ならばとカメラのAFマイクロアジャストメントで調整することに。

 調整すると+16でピントがジャスト。AFマイクロアジャストメントは±20までしか調整幅がないので、かなり調整した感じになる。思わず「大丈夫かシグマ」と思ったが、撮影を始めるとそんなことはどうでも良くなった。実に撮影が楽しいのだ。

 30mmでF1.4。撮影すればするほど、30mmでないといけないし、明るさもF1.4でないといけないことがレンズから伝わってくる。

 ボケを楽しむなら開放のF1.4でバッチリ。だたし被写体から離れるとボケが少なくなってくる。ネコぐらいならF2.8でも楽しめるのだが、人を撮る距離ぐらいになると開放かF2.0ぐらいでなければボケを楽しむことができない。また小物を撮るときは少し絞るだけで被写界深度がいい感じになる。離れた建物や風景の撮影で解像度が欲しいときはF4.0ぐらいまで絞るとキリリと写る。この変化はフルサイズの50mmよりも楽しい。

 標準レンズは足を使うことで広角的にも望遠的にも撮影ができるレンズ。フットワークを使えるスペースがなければ広角レンズや望遠レンズが必要となるが、移動できるスペースがあれば凄く楽しめるレンズだ。また、これだけではなく、このレンズはフルサイズでは楽しめないAPS-Cならではの、標準レンズの画角でありながら30mmの深い被写界深度を楽しめる。F1.4の薄いピントから深いピントの変化で心が踊ってしまう。

SIGMA 30mm F1.4 DC HSM

 発売は2013年。価格もこなれてきて買いやすさを増したSIGMA 30mm F1.4 DC HSM。スペックからすれば大きさも重さも手頃。野鳥以外の撮影では常用レンズとなりそうだ。

撮影:Canon EOS 7D Mark II SIGMA 30mm F1.4 DC HSM,EF100mm F2.8L マクロ IS USM

2015年11月28日土曜日

大山初冠雪

今年の初冠雪の確認は11月25日。何でも平年と比べると24日も遅くて記録更新とか。白鳥の初飛来の確認は米子水鳥公園では逆に5日も早かった。

白鳥の飛来が早くて大山の初冠雪が遅いときは積雪の多い冬になるかも知れない。あくまでも山勘です。

大山(2015.11.26撮影)

撮影:iPhone6

2015年11月22日日曜日

雨の日の日野川河口

一週間前ぐらいの日野川河口で撮影した写真になります。この日は雨が降っていたので、車の中から撮影をしました。

日野川の河口は川の溜まり場ができています。そこには流れてきたものも打ち上げられて溜まっています。そこに野鳥が食べものを探しに集まります。

上の写真をトリミング。写っているのはイソシギです。ゴミも写っていますね。

う〜む、川や海にゴミを流さないように!

海側の堤防にはハクセキレイが食べものを探していました。

撮影をしていると警戒してどこかへ飛んでいきました。

雨の中をカモメが飛んできました。もう渡って来たのか?それにしても羽がボロボロ。大丈夫?

川にはカモがほどほどに。マガモとヒドリガモかな?

砂浜にはトビが獲物を捕まえる練習をしています。

カラス。雨が降っているので霧がかかっているように写ります。あれ?カラスの向こうに鳥の姿。

上の写真をトリミング。丸っぽい鳥がなん羽もいます。

気がつけば数羽は浜を歩いています。風で海は荒れています。

雨が降ってなければ車を降りて近くで撮影をするのですが・・・。

一羽だけ、近づいてきます。あっ、止まった。これ以上は来てくれないか。

上の写真をトリミング。う〜ん、イカルチドリかな。

撮影:Canon EOS 7D Mark II SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary

2015年11月21日土曜日

雨の合間に(野鳥)

ここ数日は天候が荒れてしまい、野鳥の撮影に出かけていける状況ではありません。この日も雨風が強かったので、撮影は諦めて留守番をしていると野鳥たちが騒ぎ始めました。どうやら少しの晴れ間です。雨風は止まり、少し空が明るくなりました。

電線にジョウビタキの雄。「ヒッヒッ」と 鳴いてどこかへ飛んでいきました。

下を向いてカメラの液晶表示で写真を確認をしていると、なにやら視線を感じました。ふと見上げるとと、そこには別の野鳥が私を見ている。えっ、あなたは誰?

私がビックリしたものだから、野鳥もビックリ。近くの木に隠れました。でも「頭隠して尻隠さず」ですね。

違う木に飛び移り、私を観察しています。私もあなたを観察中。あっ、このクチバシは・・・。

次に飛び移ったのは近所のお家の屋根の近くにある電線。背景はパラボラアンテナです。 もうここまで姿が見えると分かりますね。モズの雌です。

屋根の上のアンテナに飛び移って「キチキチキチ」と地鳴きです。

モズがどこかへ飛んでいった後、空を見上げているとそこに鵜が飛んでいました。

野鳥たちは雨の合間を縫って食事をしたり、移動したりと大忙し。私は家に居ても野鳥の撮影ができました。楽しいひとときをありがとう!

「鵙鳴くや十日の雨の晴際を」 正岡子規

撮影:Canon EOS 7D Mark II SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary

2015年11月7日土曜日

日野川にタゲリの群れとシラサギの群れ

えっと先月末の写真になります。

日野川の関に行くとタゲリの群れが飛び立ってビックリ。撮影準備が整ってない状態で慌てて撮影を始めました。

群れの中にカラスがいます。カラスに驚いて飛び立ったのか、私にビックリして飛び立ったのか、思いもつかないタゲリの群れに判断がつきません。

目の前を何周も回ります。その都度、カラスがちょっかいをします。

この日はシラサギも集まっていました。毎年、日野川に集まってから暖かい場所を求めて季節移動します。

次はランニングしている人が近づいて、シラサギたちがざわめき始めます。

一斉にシラサギが飛び立ちました。そして何故か飛び立たないアオサギたち。

撮影:Canon EOS 7D Mark II SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary

2015年11月6日金曜日

今日の日野川

今日の日野川です。先日の雨で上流のダムに水は溜まったのか水量は程々な感じです。

日野川の河口に比較的近い日野川河川事務所。ここには関があります。写真は下流側。

その関の上流。米子自動車道の高架の下には埋め立て工事なのか、半年ぐらい前から作業しています。例年だと、この近くの中州には暖かいところへ渡るために集まったシラサギとか、シベリアから渡ってきたカモとかが集まっていました。今年のシラサギはここよりも下流のところへ集まって、この場所には集まっていません。

それでもカモは十数羽程度、集まっていました。クチバシをツバサに入れて寝ているようですが、私の撮影が始まると、そのままの姿で離れていきます。 しっかり警戒されてしまいました。

川に飛び込んで魚を食べるミサゴです。 日野川にかかっている橋の街灯に止まって、魚を探しています。それにしてもこのミサゴは痩せている。これから冬になるから、今までよりも漁は難しくなります。

関の下流側にいるイソシギ。このイソシギはよく見かけます。
ここで生活しているのかなぁ。

こちらはセグロセキレイ。街中でよく見るセキレイはハクセキレイ。ハクセキレイは人懐っこいですが、セグロセキレイは人に対して警戒心があります。

バタバタ飛び回るセグロセキレイ。おかげでタイミング良くセグロセキレイのカメラ目線の写真が撮れました。

よく飛び回っているかと思えば、虫を捕まえて食べていたのですね。

「ぱく」
断末魔の叫びとセグロセキレイの「美味い」が同時に聞こえてきそう。

さてさて。帰りかけたら、幼鳥ぽいセグロセキレイが飛んできました。 私に興味がある?

ブルぶるっと体を震わせて「モンローウォーク」
可愛いね!

撮影:Canon EOS 7D Mark II EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STM,SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary

2015年10月31日土曜日

斐伊川の河口

この時期、斐川町の河口には多くの野鳥が集まります。

中州にはマガンが集まっていました。今年度、初のマガン撮影です。

対岸に移動して撮影。白鳥も数羽います。

小さくて判別がつきにくいですが、中央にはミサゴ。左側にもミサゴ。こちらは足に魚を掴んでいます。

この中州にはイソシギの群れ。いっぱい集まっています。みんな渡って来たばかりでしょうか。

少しでもマガンに近づこうと頑張りましたが、逆光のために綺麗に写りません。右側のマガンの胸に矢が刺さっている様に見えますが、後ろのマガンの足です。片足で立って水かきを振っていました。

これ以上近づくと・・・。

ほらね、一斉に飛び立ちました。

マガンたち、驚かせてごめんなさい。

逆光の中のススキは綺麗です。

撮影:Canon EOS 7D Mark II SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary