2011年10月26日水曜日

米子水鳥公園の白鳥

10月22日は島根県安来市の白鳥ロードへ行き、その足で鳥取県米子市にある米子水鳥公園へ寄りました。本日のブログは10月22日の写真です。

時間は午後4時半ごろ。夕日で赤くなり始めています。望遠を使うには少し光が足りない。

この時間の空は夕日と雲で空はダイナミックな動きです。刻々と表情を変えます。

白鳥を発見。鴨の群れの中にいました。私が近づくと向こうへ離れていきます。

気を取り直して少し場所を変えてみると、今年も見ることができた米子水鳥公園での白鳥の食事姿。

顔が泥でまっ黒です。この白鳥は私を警戒することなく、しばらくは近くで食事をしていました。ひょっとして去年も会いましたか?

去年(2010年10月24日)のブログはこちら

撮影:Canon EOS 7D TAMRON SP 17-35mm F2.8-F4,EF300mm F2.8L USM,EXTENDER EF2X

2011年10月22日土曜日

安来の白鳥ロードに白鳥がっ!?

先週のニュースに米子水鳥公園には8羽の白鳥が飛来していると掲載されていました。そこで、本日は島根県安来市の白鳥ロードに白鳥が飛来していないか、気になりましたので行ってきました。

ここは白鳥が飛来する時期になると、水田になって白鳥が集まる場所です。まだ、刈り入れが終わっていませんね。あともう少しです。残念ながら白鳥の姿は見えません。

冬場には白鳥が多く集まっている所を見て回りましたが、やはり水田がないと白鳥は飛来しないのでしょうか。

これならば米子水鳥公園に行けば良かったと思いつつ立ち竦んでいると、頭上の後方から懐かしい鳴き声が聞こえてきました。

びっくりして見上げると、すぐ上に白鳥たちが羽ばたく音を立てて、私の見ていた方向へ飛んで行きます。手が届きそうに近い近い。今年もこの場所に帰ってきたんだ。

どこへ飛んでいくのだろうと見ていると、毎年白鳥が集まる範囲内で周回していることが分かりました。

その内に私の頭上を目がけて飛んできました。ここは通り道?不思議な縁を感じながら、安来に来てみて良かったと嬉しくなりました。

この写真は頭上を通過する直前の写真です。やはり冬場に見る白鳥と違って、飛来したばかりの白鳥は痩せています。命をかけた渡りだと思います。そこまでして渡りをしないとだめなんだと考えさせられます。

そして白鳥はまだ降りられないと判断したのか、降りることなく松江の方向へ飛んで行きました。松江には水田があるのだろうか。

撮影:Canon EOS 7D TAMRON SP 17-35mm F2.8-F4,EF300mm F2.8L USM,EXTENDER EF2X

2011年10月13日木曜日

iOS5エラー


10月13日午前2時過ぎにiPhoneの新しいOSであるiOS5がリリースされたが、私は午前2時を待つことなく寝ることにした。翌朝、iPhoneをMacBook Proに接続をしてiOS5へアップデート作業。

前日にiTunesをアップデートとバックアップをしていたので、すぐにiOS5のダウンロードが始まった。そしてダウンロードが終わり、次はMacBook ProからiPhoneへiOS5ファイルの転送。それからiPhoneの再起動が始まった。もうすぐアップデートが終わると思ったところでiOS5エラーの発生。

初めてのiOS5エラー。目が点になった。英語でメッセージが表示される。

どうやらメッセージには、MacBook ProのMac OSもアップデートして再起動してやり直せと書いてある。先日、Mac OS Lionはアップデートの確認をしたばかりだ。「アップデートの必要性があるのか?」と思ったが、メッセージ通りにすることにした。

アップデートの確認をすると、なんとMac OS Lion本体のアップデートがあった。アップデート内容を確認すると「iCloud対応」と書いてあった。なるほど、MacもiCloud対応する必要性があると納得したが、タイミングがiOS5と同じかとも思った。

まあ、それはさておき、Mac OS Lionのアップデートをして、iPhoneの新しいOSであるiOS5のアップデート再作業をすると、すんなりとアップデートが完了した。ふぅ、一安心。

これで私のiPhone4はiOS5になった。iCloudかぁ。

このあと、iPhotoも更新ありました。

安来白鳥ロードの田んぼ

10月10日は久しぶりに島根県安来市にある白鳥ロードへ行きました。

去年は10月下旬ぐらいに、白鳥たちは飛来していました。当然ながら、この日は白鳥の姿は見ることができません。と言うか、田にはまだ稲が・・・・。

そうそう、去年も稲刈りは遅かったですね。白鳥が飛来するタイミングでギリギリ水田になっていました。今年もそんな感じでしょう。それでもここは白鳥のために水田にしてくれる貴重な田んぼです。感謝!

この稲が、少しだけ落ち穂となって、白鳥たちのお腹を満たします。白鳥たちには貴重な食料となります。特に渡ってきたばかりの白鳥たちは、落ち穂は栄養価が高く疲労をとるためにも必要です。今年も無事にお米ができました。

 あともう少しで白鳥の飛来です。

 撮影:Canon EOS 7D TAMRON SP 17-35mm F2.8-F4,EF50mm F1.4 USM

2011年10月8日土曜日

気がつけば中海にカモたちの群れがっ!


今年もいつの間にか冬鳥たちの季節になった。去年のブログを見ると10月末には白鳥たちも飛来していた。もうそんな季節になったと思うのと同時に、一年が年々と早くなると感じる。

今年は仕事が忙しく、冬鳥の撮影に行けるのだろうかと不安になるが、きっと頑張って行くに違いない。去年の白鳥や、今年生まれて成長したグレイ色の幼鳥に会いたいからだ。特にグレイ色の白鳥は着陸が不慣れで、あたふたと着陸するところを見るのが楽しい。それでも12月ぐらいになると、一人前な顔つきで着陸するようになる。

これから雁たちもいっぱい飛来して、そして雪が降って、それから雪が積もって、ひょっとしたら丹頂も飛来して、また見たこともない冬鳥を見つけたりして、雪が解ける頃にはそんな冬鳥たちも巣作りのために北に帰ってしまう。そうすると、今度はウグイスの鳴き声とともに春だ。梅に桜にメジロ。そうこうしていると鷺たちもいっぱい帰ってくる。あっちこっちで野鳥たちの子育てが始まる。暑い夏を迎える。気がつけば秋。葉は紅葉して目を楽しませる。多くの鷺たちはどこかへ飛んでいく。

繰り返しの中の繰り返し。

生まれたらひとつの寿命の中で生まれ死んでいくが、でも気に病むことはない。あなたの青春の時と同じように、それは忙しく、いつまでもいつまでも回っているから。

中海の鴨たち

撮影:Canon EOS7D EF300mm F2.8L USM

2011年10月7日金曜日

1955-2011


多くのイノベーションを起こしながら、こんなに業界を越えて多くの人に知られた人はいただろうか。

僭越ながら私は「ぶれない強い意志」の持ち主のイメージが強い。だから流行に流されず、もの作りにおいてイメージを具現化する際に様々な妥協を認めなかった。その結果がMacやiPod、iPhone、そしてiPadに結びついたと思える。

昔、彼がSonyに憧れがあると何かの本で読んだ時、なぜか日本人である自分が誇らしげに思えた。しかし、今では日本の家電産業はそのポジションから抜け切らなく、逆に日本人の方が憧れを抱いている人が多いのではないだろういか。

日本のもの作り。ものを作っているのに、作るところを人任せにしている。例えばコンピュータ。主要部品は台湾からの輸入だ。組み立ては中国だったりする。こう書くとApple社も同じじゃないかと言われるが、実は重要なところが違う。

Windowsを使うためのコンピュータは世界レベルで規格が標準化されている。これはMicrosoft社が成しえたことだ。Windowsを使うためにはその規格に沿って作らないといけない。だから日本メーカーが頑張っても他と同じようなコンピュータになる。製品の差別化ができないし、台湾では共通の部品が安く作っている。ならば台湾から部品を買ってきて組み立てようと。差別化はコンピュータの筐体デザインだけとなった。

その後、広くコンピュータが普及すると価格競争になる。筐体のデザインにこだわっていると一部の人には受けるが、製品の価格が高くなり多くは売れなくなる。価格競争で多く売れないのは致命的だ。だから撤退する日本メーカー出てくる。しかし、パナソニックは壊れにくい筐体デザインで、価格は高いけれど支持を得て生き残っている。

Apple社は基本ソフトのWindowsを使うためのコンピュータではない。AppleのMac OSで動くコンピュータだ。だから、単に標準化された部品を組み合わせるだけでは作れない。オリジナルな部分を企画開発しなければならない。ここがWindows系のハードメーカーと違う点だ。

そんなAppleだから浮き沈みがあった。だから浮かぶためにソフト面ではMac OSをUnix系として、Windowsのアプリは動かないけれどUnixなどからのアプリを移植しやすくしたり、ハードも多くをWindowsと同じにすることでハードコストを下げることができた。また、そのことでWindowsも動かすことができるようになった。

今ではコンピュータもスピードが速くなり、メモリも多く積むことができるので、Mac一台の中でMac OSもWindowsも両方動くようになった。両方の基本ソフトが動くのはMacの特徴ともなった。

そしてiPhoneやiPadも同じ考え方で展開を進めている。

ビジネスモデルを考える時、市場が形成される時は企業のオリジナルから始まる。市場が成長していくと製品やサービスが共通化されて、企業間での差別化が図れなくなり企業の淘汰が始まる。そして市場が落ち着く頃にはかなりの企業が抜けてしまう。

この誰もが知っている流れの中で、企業の姿勢を変えずに行ってきたApple社。だから市場が形成される時期は強く、成長していく段階では弱くなり、市場が落ち着いた時には強くなった。よくぞ姿勢を変えることなく貫いたものだ。

これからiPhoneやiPadの市場はGoogleが規格を標準化して成長していく段階だ。Apple社には辛い時代に入っていくが、強力な姿勢で貫いてもらいたいと思う。

松江城

撮影:iPhone4