この日も風が強く吹いていました。トビにとって心地よい風なのか、風に戯れながらフットボールぽいことをして遊んでいました。最初は喧嘩をしていると思ったのですが、何度も繰り返していたので、「あ、これは遊んでいる!」なと。
日野川の人が入ることができない小さな中州には、ウミネコやカモメの休憩場所になっています。
砂浜を見ると、多くのトビが川上から吹いてくる風をつかんで気持ちよさそうに、まるで凧が揚がっているように浮かんでいました。
どうやら上のトビが持っている木ぎれを下のトビが狙っています。
魚とか、食べ物でもないのに、奪い合いをしなくてもと思いながら見ていると、下にいたトビが足を上げてキックをする感じです。やはり姿は猛禽類ですね!
上のトビはビックリしたのか、持っていた木ぎれを離しました。下のトビはすかさずキャッチ!
今度は木々を離した上のトビが下のトビを追いかけます。
砂浜にタッチダウンするまでは、他のトビも隙を見て狙います。これをトビたちは何度も繰り返します。喧嘩でもなく、食べ物の奪い合いでもなく、その姿は楽しそうに遊んでいるようです。
鳥類ではカラスやインコなどで遊ぶという行為を見かけますが、トビも気持ちがいいと遊ぶのですね。私はフットボールの試合を見ている気持ちになりました。
撮影:Canon EOS 7D Mark II EF-S55-250mm F4-5.6 IS STM
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